スマイル
2話目ですね
スマイル
今回のシリーズは、だいぶホラー要素がありますね…
スマイル
主がこういうオカルト好きなのが普通にバレそう…
スマイル
…そろそろ行きましょうか
スマイル
それではどうぞ〜
スマイル
…ん…?
スマイル
あれ…?
スマイル
外暗っ…
外が暗い…?
スマイル
…夜!?
スマイル
きりやん!
スマイル
起きろ!
スマイル
やばいかも!
きりやん
んん…?
きりやん
…え…?
きりやん
なんで暗いの…?
スマイル
たぶんこれ夜だろ…
きりやん
めっちゃ遠くに来ちゃってる!?
スマイル
次の駅で降りようぜ
きりやん
うん!
次は〜きさらぎ〜きさらぎ〜
お出口は左側です
スマイル
…きさらぎ…?
きりやん
聞いたことねぇな…
スマイル
とりあえず降りるか
スマイル
スマホでどこなのか調べよう
きりやん
うん
きりやん
…暗いね…
スマイル
誰もいないな…
きりやん
とりあえずみんなに連絡…
スマイル
俺は調べてみるよ
きりやん
うん
プルルルル… プルルルル…
broooock
「もしもし〜?」
きりやん
「もしもし!」
きりやん
「やばいことになった!」
broooock
「帰り遅いけど、どうしたの?」
シャークん
「あっ、きりやんとスマイル?」
スマイル
あぁ
きりやん
それがさ〜
きりやん
電車で寝ちゃって、変な駅まで来ちゃったんだよね…
broooock
「変な駅?」
きりやん
うん
きりやん
きさらぎ駅って言うんだけど…
きんとき
「はっ!?」
きんとき
「きさらぎ駅!?」
Nakamu
「えぇ!?」
Nakamu
「あの有名な都市伝説!?」
きりやん
都市伝説?
きりやん
普通の駅じゃないの?
Nakamu
「その駅に来たら、帰れないらしいよ!」
きりやん
はぁ!?
きりやん
えっ!?
きりやん
はぁ!?
スマイル
落ち着け
きりやん
絶対お前の体質に巻き込まれたやん!
スマイル
しょうがないだろ
スマイル
まさか電車関連の都市伝説があるとは思わないだろ
Nakamu
「でも、帰り方はあるらしいんだ!」
きりやん
え!?
きりやん
あるの!?
きりやん
二度と帰れないんじゃ…
きんとき
「とにかく、俺とナカムの指示に従って帰ってきて!」
きりやん
わ、わかった…
スマイル
…割とやばい…?
きりやん
ううん
きりやん
めっちゃやばい
スマイル
…
きりやん
とにかく!
きりやん
絶対ここから脱出し…
きりやん
…お前またついてない…???
スマイル
え…?
スマイル
また…?
スマイル
朝祓ってもらったのに…
きりやん
もっかい祓って…
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
蠕?▲縺ヲ
きりやん
は…?
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
あっ、こっちの言葉…
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
待って
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
私も連れて行って
きりやん
はぁ…?
きりやん
いや、霊を引き連れるのは…
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
お願い…
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
私、ずっとここにいるの
きりやん
は…?
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
…ここに、ずっと…
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
…ここから出たいの…
きりやん
…
スマイル
きりやん
きりやん
?
スマイル
俺は連れて行っても構わない
スマイル
きりやんは?
きりやん
…はぁ〜…
きりやん
わかった
きりやん
でも、スマイルに危害を与えた瞬間に祓ってやるよ
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
わかった
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
ありがとう
きりやん
てかお前、名前は?
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
…ない
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
…もう忘れたよ
きりやん
…そうか…
スマイル
とりあえず、ナカムときんときの電話に従って、ここから出よう
きりやん
おう!
螯よ怦縺ョ蟆大・ウ
うん
…と言う感じで、俺はきりやんと見知らぬ少女ときさらぎ駅の脱出をすることになった…
続く…