病院。
警察官と医者は何やら話をしていた。
一ノ瀬
黄野
そうポツリ呟けば
医者
黄野
医者
一ノ瀬
黄野
相当罪悪感あるんだな…
医者
黄野
医者
黄野
一ノ瀬
医者
警察官
病室に入った時、彼は輸血されていた。
黄野
医者
警察官
医者
黄野
医者
一ノ瀬
黄野
そこには傷口よりも大きい面積 の血が残っていた。
ガーゼで吸いきれなかった分がワイシャツに染みたのだろう。
黄野
医者
そう言って医師はスマイルのお腹辺りを円で書いて見せた。
黄野
一ノ瀬
医者
黄野
医者
黄野
一ノ瀬
医者
黄野
医者
寝息を立てる彼を見た。
二度と覚まさないような、そんな寝顔を。
黄野
医者
黄野
今日は金曜日。 明日もう一度来てみるか
警察官
一ノ瀬
彼はずっと涙を流していた。
黄野
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
医者
黄野
一ノ瀬
それだけを残して病室を出た。
黄野
家に帰りスマートフォンを取り出す。
現在午後8時
彼の電話番号へと指をのばし かける、の表示を押した。
紫稲
数回の電子音の後
彼の声が聞こえた。
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
虚しい思いが積もる
実は、明日休みなのだ
だから朝、彼の病室に行くことにした
黄野
朝、起きてそのまま準備して。
買い物を済ませてからすぐに病室に来た。
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
袋を開いて、彼が手を伸ばす。
紫稲
黄野
しばらくすると、小さめのポテチはすぐ無くなった。
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
黄野
紫稲
そんな時、カーテンが開いた。
紫稲
黄野
医者
紫稲
黄野
紫稲
一ノ瀬
医者
紫稲
黄野
一ノ瀬
紫稲
医者
紫稲
そして、カーテンが閉まる
……まてよ
カーテンの外にいたということは…
今までの会話聞かれた!?
紫稲
…あぁ、こいつも多分同じこと思ってる
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
黄野
紫稲
一ノ瀬
紫稲
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
紫稲
一ノ瀬
紫稲
黄野
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
彼が下を向く。
一ノ瀬
黄野
紫稲
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
紫稲
黄野
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
紫稲
一ノ瀬
黄野
紫稲
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
紫稲
一ノ瀬
紫稲
黄野
一ノ瀬
黄野
俺に渡された物。
黄野
一ノ瀬
黄野
紫稲
一ノ瀬
黄野
立ち上がって、ひとつ言った。
黄野
一ノ瀬
紫稲
黄野
彼は花束を抱えて泣いた。
しばらくして、その持っていた花束を紫稲に渡した。
紫稲
一ノ瀬
紫稲
一ノ瀬
紫稲
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
紫稲
一ノ瀬
外に出てしばらく歩くと
警察官
黄野
一ノ瀬
警察官
黄野
一ノ瀬
黄野
警察官
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
こくり、頷いた。
ふと、病院の窓を見上げる
彼は、窓際の…3階…右から? …一、二……
黄野
指を指して、彼を呼ぶ。
一ノ瀬
彼も、見上げると
窓際に立っている紫稲が花束を抱えてこちらを見ていた。
一ノ瀬
彼は手を振って。
警察官
黄野
警察官
一ノ瀬
勢いよく、頷いた。 ちょっと照れるな……
黄野
一ノ瀬
黄野
一ノ瀬
黄野
彼は、こちらに背中を向けて パトカーに乗った。
車の中からこちらを見て。
彼に手を振ると
一ノ瀬
彼も手を振った。
そして、車は動き出した。
しばらくすると、見えなくなる。
黄野
パトカーの面影が、何故か残っている
涼しい風が吹く。
俺は病院へと、足を動かした。
コメント
4件
仲よさげな2人の会話がすごくリアルで特にポテチを貪っているところが好きです🫶 続きをくださって感謝🌝
前々から書いていたものがアップデートか何かにより改行が気持ち悪くなってますがご了承を。 お久しぶりでした。