テラーノベル
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「誰か助けてよッ…」
その時、ルザクは大粒の涙を流した。
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俺は、なぜか見ている事しか出来なかった。
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「僕、死にたくなってきた」
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そうして、ルザクは屋上から出て行った。
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俺は【能力】を使った。
また、操る事が出来た。
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能力を使う時、目が透明になるのは確かにそうだ。
けれど、俺の場合は…?
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俺達は、ルザクを助ける作戦を計画できた。
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「とりあえずルザクが行きそうな場所を探す。」
「それが雨栗の仕事にする。」
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そう言いながらも、私は第二校舎の教室の中を隅々まで見渡した。
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「俺は第一校舎を隅々まで探す」
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「見つからなかったら“校舎裏”に行く事」
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私がしばらく校舎裏で待っていると、米将軍が走ってきた。
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私達は、流石に見つからなかった為、帰る事にした。
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そう話している時。
後ろに人の気配がした。
俺が咄嗟に“操る”を使う。
だが、人の気配はいきなり消えた。
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それを確信できるのは少し昔の話__________。
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ルザクが泣き目でお兄ちゃんの方を向く。
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その時、いきなり人の気配がした。
振り向くと、ルザクが丸まって机の下に隠れていた。
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___こういう点を踏まえて、ルザクじゃないと考えられる。
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俺達の血の気が引く。
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「俺達は死にたくなくても死ぬしか無いもんな」
ぶら猫
ぶら猫
ぶら猫
ぶら猫
一作品で一万❤️
❤️お願いします
三章 next❤️1000
コメント
1件
凄い……(語彙力無)とにかく…