TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ALICE(レイ)

だんだん....なんか背景が変わってきた気、がする....

マッドハッターに会うために森の小道を進んでいくレイチェル。

ALICE(レイ)

....前のALICE。

ALICE(レイ)

私が10番目なら、前のALICEは9番目....

ALICE(レイ)

もっと前のALICEもいるんだよね....

ALICE(レイ)

そのALICE達は何処に行ったの?.....

チェシャ猫は9番目のALICEは死んでしまった、かもと言っていたが

他のALICE達もそうなのかも?知れないと思ったレイチェル。

ALICE(レイ)

ワンダーランドで死んだ人ってどうなるのかな.....

Cheshire Cat(チェシャ猫)

にゃはっ、試してみる?

ALICE(レイ)

わっ!?....

急に背後から現れたチェシャ猫。

ALICE(レイ)

試すって、貴方。私を殺せるの?...

Cheshire Cat(チェシャ猫)

殺せないかな~、今は、ね?

ALICE(レイ)

今は....。

Cheshire Cat(チェシャ猫)

このワンダーランドは<何か>がおかしいんだ。

Cheshire Cat(チェシャ猫)

その<何か>を何とかしない限りは君も僕も待っているのは破滅だよ。

ALICE(レイ)

病気を放置できないからね....

ALICE(レイ)

それを取り除かないといけない...

Cheshire Cat(チェシャ猫)

そういうことだよ。

気がついたらまたチェシャ猫が消えていた。

ALICE(レイ)

なんか、諭されてるっていうのかな。

ALICE(レイ)

猫の第六感ってやつ?...よくわからないけど、何か嫌なやつ.....

別人ではあるが、やっぱりどこかジャイボに似ている。

ALICE(レイ)

景色が変わった。

ALICE(レイ)

ここがマッドハッター?の領地なの?....

たくさんの花が咲いている場所についた。

ALICE(レイ)

この花...機械だ。

レイチェルが咲いている花に触ると花とは違った感触がした。

重々しい鉄のように固く冷たい機械の花だ。さらに、その花に止まる虫もよくみると機械だった。

ALICE(レイ)

凄い....

トンネルのようになっている道を進んでいくと、歌が聞こえてきた。

??

お茶はいかが~?♪

??

普通だと生きられな~い♪

??

ここでは皆み~んなイカれちまってるのさー!♪

ALICE(レイ)

レイチェルが恐る恐るトンネルを抜けるとまたまた見知った顔が三人も。

ALICE(レイ)

........

Cheshire Cat(チェシャ猫)

驚かないのかい?

ALICE(レイ)

もう驚かないないわ....でも、マッドハッターは、その....イカれてるんだよね?.....

Cheshire Cat(チェシャ猫)

君よりもね~

ALICE(レイ)

ちょっと....

Cheshire Cat(チェシャ猫)

にゃはっ♪

ALICE(レイ)

はぁ.....

レイチェルは逃げるように消えたチェシャ猫にため息をついて三人の前に姿を現した。

ALICE(レイ)

....貴方が、マッドハッター?

??

? おぉー!!誰かと思えば!!

大きなシルクハットを被った人物が恐らくマッドハッターなのだろう。

だが、念のためレイチェルは訪ねる。

ALICE(レイ)

....タミヤじゃないよね?

タミヤ?

タミヤ?いや、俺は<マッドハッター>!皆からはイカれ帽子って呼ばれてるけどな?

??

何々ー?お茶会に呼んでないやつはここにいちゃ行けないのよー!

??

....ね、猫じゃないよね?

マッドハッターと呼ばれる人物の背後からウサ耳とネズミの耳?のついた人物達が顔を覗かせる。

ALICE(レイ)

....雷蔵とカネダ?

雷蔵?

雷蔵?私は<三月ウサギ>よ!

カネダ?

ぼ、僕は<眠りネズミ>...

Mad Hatter(マッドハッター)

おい、お前達!この子は大事なお客様だぞ!

March Rabbit(三月ウサギ)

ん~?あらやだ!ALICEじゃないの!

Dream Mouth(眠りネズミ)

ほ、ほほほ本当だ!!ALICEだ!

Mad Hatter(マッドハッター)

お帰り、ALICE。

Mad Hatter(マッドハッター)

さぁ、ALICEのお帰りなさいのパーティーをしようぜ!

March Rabbit(三月ウサギ)

お茶はいかが~?♪

Dream Mouth(眠りネズミ)

お茶をどうぞ~...♪

ALICE(レイ)

.....😧

レイチェルはマッドハッターにより放り投げられ、椅子に見事に着地。

バリンっ!!ガッシャン!!

ALICE(レイ)

わ、わ.....

お茶の入ったティーポットにお茶を注いで、注ぎ口からラッパ飲みするハッター。

Mad Hatter(マッドハッター)

ぷはっ~!いいフレイバーだ!

March Rabbit(三月ウサギ)

あたしが考えたのよー!

March Rabbit(三月ウサギ)

ALICEもきっと気に入るはずだわ♪

Dream Mouth(眠りネズミ)

あ、熱々が一番だよ....♪

眠りネズミが熱々のお茶をALICEの目の前にあるティーカップに注ぐ。

Dream Mouth(眠りネズミ)

お、お砂糖は好きなだけどうぞ...♪

ALICE(レイ)

ありがとう....

熱々の鉛のように熱いお茶。レイチェルはティーカップを持って飲む振りをした。

Mad Hatter(マッドハッター)

んん~?お茶会には相応しくない服装だな。

マッドハッターは蒸気を蒸かすスチームパンク要素のあるティーポットを取り出し、注ぎ口をレイチェルに向けた。

プシュー!!

ALICE(レイ)

!?けほ、けほっ!?

蒸気が吹き出し、独特なフレイバーの香りがする煙に包まれた。

ALICE(レイ)

けほっ!けほっ!.....

ALICE(レイ)

な、何?....これ。

レイチェルの着ていた服がスチームパンクみたいな服に変わっていた。

Mad Hatter(マッドハッター)

こんな機械染みた場所にはいい衣装だと思わねーか?

March Rabbit(三月ウサギ)

オイルがつく心配がないわね~♪

Dream Mouth(眠りネズミ)

似合ってるよ、ALICE....へへ。

Mad Hatter(マッドハッター)

豚に真珠!ALICEに真珠!

ALICE(レイ)

お世辞でも似合ってるって言ってくれたほうがまだいいんだけど.....

ALICE(レイ)

それより、聞きたいことがあるの....

Mad Hatter(マッドハッター)

何でも聞いてくれ、ALICE。

ALICE(レイ)

ダフ....白いウサギを見なかった?

Mad Hatter(マッドハッター)

白いウサギ?ああ、いつも『遅刻だ!遅刻だ!』と言っているやつか。

Dream Mouth(眠りネズミ)

そ、そのウサギなら。領地を越えて行ったよ.....

ALICE(レイ)

そう....

ALICE(レイ)

後、どうしたらうちに帰れる?....

Mad Hatter(マッドハッター)

んん~、難しい話はイモムシにしてくれ。俺たちはただお茶会がしたいだけだからなー。

ALICE(レイ)

お願い、知っている事があるなら教えて欲しいの.....

March Rabbit(三月ウサギ)

そうは言っても、あたし達はもう面倒事には巻き込まれたくはないわ。

Dream Mouth(眠りネズミ)

ハートの女王との戦いで、僕たちはもう....こりごりなんだ。

Mad Hatter(マッドハッター)

そう!あのバカな女王に無理やりロボットを作らされて、挙げ句には前のALICEの革命の手伝いまで!

Mad Hatter(マッドハッター)

おかげで、俺の領地はボロボロのめちゃくちゃ

Mad Hatter(マッドハッター)

戦いを忘れて、お茶に酔いしれて過ごすほうがあっている。

ALICE(レイ)

でも、このワンダーランドは<何か>がおかしいんでしょ?....

March Rabbit(三月ウサギ)

常にね?

Dream Mouth(眠りネズミ)

うんうん

ALICE(レイ)

そうじゃなくて...もっと、こう...

ALICE(レイ)

悪いほうに変化してるって意味で....

Mad Hatter(マッドハッター)

嗚呼、ALICE。君は他のALICEとは違って常に何かを追い求めるんだな?

ALICE(レイ)

好奇心は猫をも殺すっていうけど...

ALICE(レイ)

今は、知りたい事が多すぎるの...

Dream Mouth(眠りネズミ)

ね、猫を殺してくれるならどんなにいいか....

ALICE(レイ)

殺しはしない。

ALICE(レイ)

うちに帰りたいだけ....

March Rabbit(三月ウサギ)

あら~ん。そう悲しい顔をしないでALICE。

三月ウサギに指で顎をくいっと上にあげられるレイチェル。

ピーー!!!

ALICE(レイ)

(ビクッ!)

ALICE(レイ)

何??

Dream Mouth(眠りネズミ)

ひっ!女王のトランプ兵だ....!

March Rabbit(三月ウサギ)

大変!ALICEを探してるんだわ!

Mad Hatter(マッドハッター)

さぁ、ALICE。こっちへ!

レイチェルはマッドハッターに連れられ、大きな穴の空いた庭に連れられた。

その穴は人工的にできた穴ではないが、穴から潮風が香る。

ALICE(レイ)

ど、どうしたらいいの?...

Mad Hatter(マッドハッター)

いいか?君の言うとおり、<何か>がおかしいのは確かだ....

Mad Hatter(マッドハッター)

けど、その<何か>は俺たちにはわからない。だから、イモムシのところに向かうんだ。

ALICE(レイ)

イモムシ?...

Mad Hatter(マッドハッター)

そいつなら、何か知ってるかもしれない。けど、イモムシに会うにはまず、ウミガメモドキに会え。

ALICE(レイ)

ウミガメ?...

Mad Hatter(マッドハッター)

彼はイモムシを女王から隠してる。

Mad Hatter(マッドハッター)

彼に会うんだ、ALICE。

ALICE(レイ)

ま、待って...まだ聞きたいことが

Mad Hatter(マッドハッター)

お行きなさい、ALICE。

Mad Hatter(マッドハッター)

白ウサギを追うように、真実を追うんだ。

ALICE(レイ)

え......

ドンっ!

ALICE(レイ)

っ!?....

レイチェルはマッドハッターに押され、穴の中に落ちた。穴は長い長い滑り台のようになっていて

レイチェルはその流れに身を任せて下へ下へと滑り落ちていくのだった。

Next episode....

この作品はいかがでしたか?

237

コメント

1

ユーザー

好きっ…() 絵が時々あるから面白いです!やっぱ天才ですよね?😇💕

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚