/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ｸﾙｸﾙ
ゆっくり回っている観覧車を眺める。
白崎あかね
あっ、そうだ……！はじめさん！
私は声をかけながら、横を振り向いたけれど そこに居たはずのはじめさんは 何故か居なかった。
白崎あかね
あれっ!?!?はじめさん……?!?!
白崎あかね
(もしかして私、はぐれちゃった……?!?!)
ちゃんと手は繋いでたのに……
白崎あかね
(連絡してみよう！)
そう思って、 バッグからスマホを取り出そうとした時に 何者かに手を引っ張られた。
白崎あかね
いｯ〜……!?!?(誰……?!?!)
???
おい、姉ちゃん…ちょっとこっちおいでよ
白崎あかね
えｯ?!?!私……?!?!
白崎あかね
(ホントに誰なの……?この人……！)
必死に抵抗したけれど、 逆にもっと強い力で無理やり引っ張られた。
白崎あかね
いｯ、痛いです……!!離してくださいｯ……!!
???
うるさいなぁ……これ以上騒ぐなら
殺すよ?
フードの男はニタァと笑う。
白崎あかね
ひぃｯ……!!
けれど、トーンはとても冗談とは思えない、 ゾッとするものだった。
その声でその言葉を聞いた瞬間、 私の体は動かなくなり、 そのまま引っ張られて連れてかれてしまった。
はじめくんside
ｸﾙｸﾙ……
ゆっくり回る観覧車を眺める。
梅宮一
(そういや、まだ観覧車乗ってなかったな……)
梅宮一
あか……
ｸﾞｲｯ!!
フードを被った何者かに、 強い力で引っ張られる。
梅宮一
!!
???
おい、お前ボウフウリン総代・梅宮一だよな?
梅宮一
だったら、なんだ
梅宮一
(このフード、どっかで……)
???
やっぱりな!!
何やら嬉しそうな声を上げる。
???
俺達のこと知ってるか?梅宮……
梅宮一
お前自体のことは知らないが、そのフードには覚えがある。
???
ほう、さすがだな
???
俺の正体、教えてやるよ
???
だが、ここで明かすにはもったいねぇから、ちょっとついてこいや
梅宮一
それは無理だ、俺には連れがいるからな
梅宮一
な、あかね
隣を見たが、そこに居たはずのあかねは 居なかった。
???
居ねぇじゃんw
???
な?来いよ
梅宮一
(コイツを野放しにしておくのはまずい気がする……)
梅宮一
よし、わかった。ついていく
???
そう来なくちゃﾆﾔ
???
おうおう、風鈴生だからって女1人でヒーロー気取りなんて、カッコイイ〜！www
???
ヒーローですか、それはいいですね!!
???
それなら、僕と名取さん直々に叩き潰して差し上げましょう！
名取慎吾
おうおう、やる気だなぁ…最上
最上大志
はい！僕はアンパンマンをぶっ飛ばす、ばいきんまんに憧れたのですから！
名取慎吾
まぁ、ばいきんまんはアンパンマンぶっ飛ばせてねぇし、結構良い奴だけどな笑
最上大志
そうですね！
名取慎吾
てことで…同時に手合わせさせてもらうわ…!!
同時に殴りかかってくる。
日々希恵奈
(最上と名取って確か…)
KEELのてっぺんとその構成員…!!
そんなようなこと、 にれくんが言ってたんだよなぁ…
日々希恵奈
(だから正直、2人ともいっぺんに手ぇ回せるかわかんないけど、やるしかない…!!)
今だ…!!
日々希恵奈
ほっ…！
ﾀﾀｯ!!
拳が当たりそうになったタイミングで、 2人の上を飛び越す。
名取慎吾
お…中々骨がありそうじゃねぇか…！ﾆﾔ
最上大志
少しは楽しめそうですね！
日々希恵奈
やってやんよ…！
次回へ続く!!
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
