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萎えとる〜

あの後、気絶していたショッピ君をトントンさんが保護して

休憩してるらしい

すぐ向かいたかったけど、私にはやることがあった

姫川

失礼、します…

署長

嗚呼、姫川

署長

よくきてくれた

呼んだのはあなたなのに……

姫川

えっと、ご用件は……

署長

わかるだろ

署長

ほんと、無能だな、お前は

姫川

………

署長

怪盗が入った

署長

逃げられた

署長

警察網を広く取って、警戒を強める

署長

常識だ、常識だろう?

署長

なのにお前はそこらへんうろうろして、単独行動

署長

何がしたいんだ

署長

警察をなんだと思ってる?

署長

甘く見てるんじゃないか?

姫川

そ、そんなことありませんっ

署長

ほんと、昔から口だけは物を言うな

姫川

………

耐えろ、私

署長

はぁ…どうしてお前は純警察一家に生まれた、子なんだ

姫川

署長

影で何言われてるかわかるか?

署長

署長の劣等生、出来損ない、無能

お父様は私の肩に手を置き、耳元で言った

署長

これ以上私に迷惑をかけないでくれ

姫川

………は、い

パタン

閉め出されたかのように、扉の前に居座る

姫川

………

いつから

いつから…

父(署長)

聞いてくれ!

母(書記)

なに、貴方

父(署長)

○○が!○○が!俺の逮捕術見て笑ったんだ!

母(書記)

まぁすごいわね、また今度私の鑑識も見せてあげようかしら!

姫川

……?

その時は知らなかった

私がこのころから育成されてるなんて

姫川

ぱぱー!見て!ひゃくてんっ

父(署長)

おぉすごいじゃないか!

母(書記)

このまま頭が良く育つといいわ

母(書記)

私たちも精一杯

“応援するから”

あの言葉は嘘だったの?

姫川

…部活疲れた

父(署長)

お、○○飯だ、早く席に着きなさい

姫川

……あーい

母(書記)

それで死亡推定時刻が……

父(署長)

ほぅほぅ、こっちも遺物整理で…

姫川

……………

うるさいなぁ…

姫川

ね!高校受かったよ!!

父(署長)

え、ほんとか!?

母(書記)

すごいじゃない!!

父(署長)

もちろん

“○○は警察になるよな”

姫川

え…?

父(署長)

え?

母(書記)

待って○○は何になりたいの?

姫川

私は……

夢なんてなかった、ただ成長してる自分が嬉しかった

父(署長)

警察だろ、そうだろ

母(書記)

じゃないとおかしいわ

“そうだったら私たち、なんのために育てたの?”

姫川

……!

私のことをそんな風にしか思ってなかった…?

嘘でしょ

見事に綺麗に崩れ落ちた幸せ

冷え切った温もり

どこへ、行ってしまったのだろうか

どこへ、捨ててしまったのだろうか

姫川

だめだ、私、もっと頑張らなきゃ…

自然と溢れていた涙を粗く拭い

姫川

落ち着いて、私

あの子が怪盗なのか、怪盗はなんのために盗むのか、それを調べよう

私は震える足を資料室へ運んだ

姫川

今まで盗まれた盗品…

姫川

人数や、怪盗の詳細…

姫川

…あんなに事件が起こってるのに資料がこんなに薄っぺらいなんて……

姫川

……はぁ

???

大丈夫か?

姫川

んえ、トントンさん…

トントン

なんや、んえってw

トントン

もう夜遅いで、帰って休んだらどうや

トントン

事件あって、こっぴどく叱られたんやろ

この人は唯一私の家庭事情を理解してくれてる

姫川

ぅん……

トントン

なんや、泣きたいんか

姫川

……はぃ

トントン

そやったら泣きん、そのほうが楽なるから

その言葉に安心すると私は涙腺が崩壊と言わんばかり涙を流した

さっき無理やり抑えてた涙が、ポロポロと溢れ出した

トントン

よしよし

私の頭を優しく撫でる

その手がいかに、優しく温もりがあるのを感じるとまた涙が溢れる

トントン

……辛かったんやろ

姫川

……私って、どうして…

姫川

さぃのう…がっ…なぃんですかぁ……

トントン

ちゃうよ、才能ないわけない

トントン

ちょっと親さんたちは頭が硬いんやて

トントン

才能に気づけないだけ、ただそれだけやで

トントン

俺は、姫川のこと。仲間として好きやし

トントン

一緒に働いていい仲間やと思うで

トントン

才能ないとか、自分を責めない

トントン

だからと言って他人も責めない

絶対トントンさん無理してる、童貞だから絶対恥ずかしいやろ……(((殴

トントンさんはしゃがみこむと私の両手を握って

姫川

んじゃどぅすれば…

今だけ甘えさせて欲しい、そんな願いから駄々っこい声になる

トントン

吐くんだよ、責めるんやない、吐いて捨てればいい

姫川

………!

トントン

わかったか?聞いてもらうだけでも変わるんやで、言葉って

姫川

……うん!

トントン

ほな、送ってくからはよ準備せい

姫川

はい!!!

涙を拭き取り、元気よく答えると私は荷物を取りに、足を早めた

トントン

…………

トントン

はぁ、無理したわ…

ズルズルと椅子に座り込み

トントン

…お願いやから折れんといてな

静まり返った資料室

二人の話し声も、消えており、ただただ、静かなだけ

???

………

姫川が置いていった資料を手に取る

???

警察も無能やな…

???

まだまだ安心してられそうやわ

???

ただ、このまま野放しにすると

???

いずれたどり着くな

そして笑い声が響いた

はぃぃぃ!今回はここまでです!

没収されてて、更新できませんでした!!

申し訳ございません!!!!

特にフェルさん!いつもリードしてもらってすみません……

没収終わるまでは私が合わせて書く、という感じになると思いますが

キライニナラナイデネ(震え声)

とにかく今学校でムカつくこととかあるんでイライラしてるんすよぉ

テラーも何更新すればええかわからんし…ネタは浮かばんし…

で、色々詰まってますので、もう少しお待ちください!

次回もお楽しみに〜

この作品はいかがでしたか?

243

コメント

2

ユーザー

うわあああああん!ほんと遅れて申し訳ない……嫌いになれないとか嬉しすぎ。私もフェルさんだーい好き!!そうです笑ったんはすぱいですぅ((

ユーザー

笑ったのはスパイさんですよね。分かります(( 好きです。ほんと好き。嫌い?え、無理無理無理。嫌いになれって言われても無理。絶対無理← てか姫ちゃんの過去が辛。親から期待されてただけとか辛。え、無理辛(語彙力どうした。)

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