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雪哉

あのぉ〜、

雪哉

そろそろ、帰ってもいいですか?

北のぼんくら次男こと、垂氷の雪哉は今、喧嘩を吹っかけて来たやつの家の座敷に座らされている

雪哉

そろそろ夕餉の時間なんで、

モブ男の母

お黙り!

モブ男の母

お前はうちの可愛いモブ男に怪我をさせた挙句、

モブ男の母

まるで、モブ男がお前に喧嘩を仕掛けたみたいな言い方をして!

雪哉

いや、それは事実ですよ

雪哉

モブ男さんの怪我も、僕に殴りかかってきた時に

雪哉

僕が避けたからモブ男さんが自分から転けたんですよ

モブ男の母

そ、そんな訳…

モブ男

母上、こいつが俺に怪我をさせたんだ!

モブ男の母

ほらご覧なさい!

雪哉

はぁ

モブ男の母

それに、優しいモブ男が殴るなんてこと、するわけないわ!

雪哉

雪哉

あ〜すみませんでした〜
全部僕が悪いんです〜(棒)

モブ男

:( #´°ω°` ):イラッ

バチン!

無機質な音が響く

雪哉

雪哉

痛って

モブ男の母

っちょ!

モブ男の母

モブ男!

モブ男

あっ

モブ男

ち、違うのです、母上!

モブ男

つい手が…

雪哉

優しい優しいモブ男さんが、感情に任せて『つい』人を殴ったんですね

モブ男

お前!!

モブ男が雪哉を殴ろうとする

モブ男の母

いい加減におし!

モブ男の母

もうたくさんだわ!

モブ男の母

お前はもう、帰りなさい!

雪哉

は〜い!

雪哉

ふ〜

雪哉

やっと帰れる

雪雉

あ〜!

雪雉

雪哉兄!

雪雉

今までどこ行ってたんだよー!

雪雉

それにその痣は?

雪哉

あ〜

雪哉

ちょっと転んじゃって~、

雪雉

絶対嘘だ!

雪哉

まぁまぁ、

雪哉

もうこんな時間だし、母上も待ってる

雪哉

日が沈まないうちに、さっさと帰ろう

雪雉

…分かった

そう言うなり、2人は走り出し、思いっきり崖から飛び降りる

2人は素早く転身し、2羽の鳥(からす)が空を舞う

雪哉

ただいま戻りました

雪馬

雪哉!

雪哉

兄上

雪馬

どうしたんだその痣は!

雪雉

雪哉兄は転んだって言ってるけど、絶対うそだよ!

雪馬

雪哉?

雪哉

あはは〜

おかえりなさい、雪哉、雪雉

雪哉

あ、母上

雪哉

これ、風巻郷の郷長からです

そう言って、雪哉は1つの包みを取り出す

分かったわ

わざわざありがとね、雪哉

さて、そろそろ夕餉にしましょう

雪哉

は〜い

翌朝

雪哉〜

起きなさい

雪哉

ふぁーあ

雪哉

どうしたんですか?母上

この包みを風巻郷の本邸に届けて欲しいのよ

雪哉

分かりました

雪哉

風巻郷の本邸ですね

雪哉は布団をたたみ、寝巻き脱いで素早く羽衣を編む

雪哉

それでは行ってまいります

鳥に転身し、風巻郷へと向かう最中、雪哉は昨日あったことを思い出していた

雪哉

雪哉

(たまたま風巻に来ただけなのに、まさか郷長と鉢合わせるなんて…)

雪哉

(風巻の郷長がわざわざ直接、垂氷の僕にこの包みを渡すってことは)

雪哉

(もしかしたら北家に収集がかかるのかもな)

雪哉

ま、

雪哉

ぼんくらの僕には関係ないけどな

雪哉

包みも渡さなきゃだし、

雪哉

さっさと垂氷に帰るか

雪哉

タッタッタッタッタ

ドン!

誰かとぶつかってしまった

雪哉

あ、

雪哉

すみません

モブ男

なんだ?お前

モブ男

俺にぶつかっといて『すみません』の一言で済むと思ってんのか?

雪哉

あはは〜

雪哉

すみません、そこまで頭が回りませんでした、

モブ男

ッチ、

モブ男

お前、ふざけてんのか?💢

モブ男が雪哉に殴りかかろうとする

雪哉

…あー!足が滑った〜!(棒)

雪哉が足を滑らせたと見せかけ、わざと拳を避ける

モブ男

のわぁぁあ!

すると、拳を振った勢いでモブ男が顔面からベシャリと転けた

次に顔を上げたモブ男の顔には擦り傷が何ヶ所か見える

雪哉

(…やりすぎた)

モブ男

お前!!!

モブ男の母

いったい、何事です?

騒ぎを聞きつけたのか、何処からかモブ男の母がやって来た

モブ男

は、母上〜(இдஇ`。)

モブ男の母

モブ男!一体その傷は?!

モブ男

あ、あいつがやったんです!

そう言ってモブ男は雪哉を指さす

雪哉

(……)

雪哉

(やべ)

モブ男の母

そこのお前!

モブ男の母

少し、我が家に来なさい!

モブ男の母

モブ男が言ったことが本当か、確かめます!

雪哉

結局あの後、ずっと説教されたんだよなぁ

雪哉

あ、本邸が見えた

雪哉

そろそろ降りるか

風巻郷本邸に包みを届けた後

雪哉

はー、

雪哉

やっと終わった、

雪哉

早く帰って朝餉が食べたい…

雪哉が温かい朝餉に思いを馳せていると、昨日、喧嘩をふっかけてきたモブ男から声を掛けられた

モブ男

おいお前、

モブ男

昨日はよくも俺を弄んだな

モブ男

ちょっと着いてこい!

ここで大事にしたくない雪哉は、黙って着いていくことにした

モブ男について行くと、そこは小さな修練場だった

モブ男

お前、聞くところによると、垂氷の次男坊らしいな

モブ男

垂氷の次男坊と言えばぼんくらだってことで有名だぞ

モブ男

座学の成績は弟以下で

モブ男

剣の腕は兄に勝つどころか、始まった途端逃げ出すぼんくらなんだろ?

モブ男

試しに俺と試合をしてみないか?

モブ男

俺がお前をボコボコにしてやるからよー
ꉂꉂ(º ∇⃚⃘⃙̮ º๑)!!!アヒャヒャ

雪哉

雪哉

わかりました

雪哉

やりましょう

2人は竹刀を持ち向かい合う

モブ男

せあぁ〜!

モブ男が竹刀で切りかかる

雪哉

うわぁぁぁあ、

雪哉は振り下ろさせる竹刀から逃げるばかり

モブ男

っは!

モブ男

結局その程度かよ

モブ男が竹刀を横なぎに振るう

雪哉

ひぃ!

雪哉は竹刀をしゃがみこんで避けた

モブ男

やっぱり、垂氷の次男坊はぼんくらだな!

モブ男

お前の兄や弟は優秀なのに、お前だけぼんくらなんだろ?

雪哉

……

モブ男

お前、兄弟と血が繋がってないんじゃないか?
ニヤ(・∀・)ニヤ

モブ男

それに、こんなのが武家の次男か、

モブ男

垂氷の武家の質が落ちたんじゃないか?

雪哉

……

雪哉の動きが止まった

モブ男の竹刀が止まった雪哉の頭をかち割ろうとする

パアァァン

抜けるような音が響く

今まで、ろくに竹刀を構えようとしなかった雪哉が目にも止まらない速さでモブ男の竹刀を弾いたのだ

モブ男

なに?!

モブ男が次から次へと攻撃を繰り出すが、雪哉は流れるような動きで全て躱す

モブ男

なんだよ…

モブ男

なんなんだよー!!

狂ったように竹刀を振り回す

が、雪哉は流麗な剣裁きで全て受け流す

そしてモブ男が出した一撃を雪哉は見事なまでに跳ね返した

跳ね返されたモブ男は大きく後ろにそれ、胴体ががら空きになった

そこに雪哉が一発入れた

モブ男

うがっ!

モブ男が倒れた

最初の逃げ回っていたのが嘘のような完璧な勝利だった

雪哉

どうしたんです?

雪哉

僕をボコボコにするんじゃなかったんですか?

モブ男

ぐ、

モブ男

お前、わざとだったのか!

モブ男

お前に武人としての誇りはないのか!

雪哉

そもそも、僕は武人じゃないですし、

雪哉

僕にとって大切なのは故郷の垂氷と家族だけです

雪哉

だから、僕の大切なものを汚したあなたはこれくらい、当然なんですよ

雪哉がモブ男の腹を容赦なく蹴りつける

モブ男

痛った!!!!

雪哉

それは良かったです

雪哉

その痛みをもっと味わってくださいね

そう言いながらもゲジゲジとモブ男のことを蹴る

それを笑顔でやってのけるあたり、えげつない

雪哉

さてと、

雪哉

そろそろ帰りますか

雪哉

はぁ〜、

雪哉

疲れた

雪哉

朝から何も食べてないからな〜

鳥に転身し、空に舞いながら雪哉は思う

雪哉

はやく垂氷に帰ろう…

おこねこ

こんにちは!

おこねこ

例の如くおこねこです!

おこねこ

はい!

おこねこ

今回初めて『烏は主を選ばない』シリーズの2次作品描きました

おこねこ

正直、雪哉の喋り方とか、ちゃんと捉えられてない気がする…

おこねこ

とゆうか、

おこねこ

寝起きで髪の毛下ろしてる雪哉可愛すぎません?

おこねこ

まじであのシーン好きすぎて一日3回は見てるんですよ

おこねこ

それに澄尾さん、かっこよすぎません?

おこねこ

本当にあのかっこよさは惚れますよ

おこねこ

あんなん宮中にいたら女官達からキャーキャー言われますよ

おこねこ

で、本人は気づかないんですよ

おこねこ

尊すぎません?

おこねこ

私アニメも原作も好きなんですけど、

おこねこ

ちょっとアニメは原作を改変しすぎな気がする…(あくまで個人の意見です)

おこねこ

でもまぁ、どっちも好きだけど

おこねこ

とゆうか、若宮がイケメンすぎた…

おこねこ

っとまぁ、色々と語りたいことはあるけど、また今度にしときます

おこねこ

それじゃあ

おこねこ

じゃあね〜♪

この作品はいかがでしたか?

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