朝
客が帰っていくなか 禿たちは一斉に掃除を始める
禿
urt
禿は、必ず花魁や女郎には挨拶を するのが吉原内の規則
ドンッ
urt
俺は誰かにぶつかって尻もちをついた
女郎
女郎
urt
urt
ここの女郎は俺にきつく当たってくる
そりゃあそうだ
彼女らの方が歴も長く、床上手なのに 俺が吉原一の花魁だから。
しかも楼主様は彼女らを 花魁にしていない
それが気に入らないのだろう
ここでいい暮らしをするなら 自分の地位をあげて 客をたくさんとるしかない
客を取らなければお仕置をうけるか 地位を下ろされるかだ
地位が低いとご飯さえも まともに食べさせて貰えない
ご飯は客の残したもの 寝るときは雑魚寝部屋だ
俺は引込禿(ヒキコミカムロ)だったから そんなことを経験はしなかったが、 禿から努力で上がってきたsnrはその辛さがよく分かってる
※引込禿 振袖新造のようなもの 新造より歳が低いが将来有望と されている禿の呼び名
だから、怒りはしないのだけれど…
数週間後
夜の営み中
urt
skt
urt
urt
urt
skt
urt
skt
urt
skt
urt
sktとの行為にも慣れて 行為後もバテてすぐに眠ることは 殆どなくなった
sktは自身の白濁液を 俺の中から掻き出してくれる
その後、乱れた着物をなおして 簪をつけてくれた
俺たちはこのときに "客"と"男郎"に戻る
skt
urt
skt
urt
skt
skt様は4人で食事をした時から sm様と仲良くなり ここに来る時も2人で 来ることが多かった
urt
urt
skt
urt
skt
疑問に思いながらもskt様は 簪をとってくれた
urt
skt
skt
urt
skt
遊女は客に吉原の外のことを 聞いてはいけない
urt
「俺が簪を外した時は本当の 言葉で話す」
俺とsktの作った決まりだ
でも、俺の中ではいつの間にか そうなっていたみたいだ
urt
簪を再びつけた
skt
skt
urt
snr side
sm
sm
snr
snr
snr
sm
snr
sm
snr
sm
snr
sm
全然知らない客に、嫌いな客に 抱かれても平気になったのは sm様のおかげだ
sm様がいたから 俺はここまでやってこれた
会えないのは悲しいけど たった2ヶ月の辛抱だ
2ヶ月間、会えない分の補給のため "こと"はいつもよりも激しかった
行為後
sm
snr
sm
sm
snr
snr
朝
sm
snr
sm
sm
snr
snr
snr
sm
sm
sm
snr
"行かないで"
本当は言いたかった
でも、sm様を困らせるだけだ
それに度が過ぎる勧誘は規則に反する
結局、何も言うことは出来ない
snr
sm様が吉原大門から出ていった後 俺は崩れ落ちた
2ヶ月
それまで俺は好きでもない客に 抱かれ続けなければならない
sm様を想えば思うほど、着物の袖は暗い色へと変わっていった…
コメント
15件
志麻くん…行かないで… 後私も、愛しちゅうよで死にました
ダメだ、志麻くんのもダメージ食らったが、うらたんの可愛さにHPが削られていく笑
どしたらそんな最高な作品が作れるんですか?w あ、志麻くんの愛しちゅうよで死んじゃいました