テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
35件
ぬしぬし
ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊注意⚠️ ⚠️兄弟パロ⚠️
ぬしぬし
ぬしぬし
頭の中で過去の光景が広がる
父さんとお義父さんは重なって見えていた
ボコッドンッッバゴンッッ
父
すち
みこと
とうさんッ……きらいだッ、
らん
らん
みこと
……あったかい
らんらん、やさしいから。すき
母
母
こさめ
みこと
すちくんが父さんに怒られている時
俺は耳を塞ぎながら、部屋の隅で泣いていることしか出来なかった
おおきいおとッ……きらいッ
いやだッ………いやだッ
父
母
すち
こさめ
みこと
らん
ガタッッバンッッ
みこと
大きい音がした。
俺はゆっくり、音がした方へと目線を動かす
らん
母
母さんはすちくんを庇うように立っていたけど
父さんに殴られたのか、倒れてしまっていた
すち
すち
父
すち
みこと
父さんはすちくんの髪を掴んでいた
父
すち
母
父
すち
らん
みこと
こさめ
みこと
わからない
どうしたらいいのかッ……わからないよッ
父
ガコッッ
すち
父さんはすちくんの髪を掴んだまま。壁に叩きつけていた
母
母
みこと
俺は見てしまった
すちくんの頭から流れる
赤色の液体を。
すち
みこと
母
こさめ
らん
すちくんは力が抜けたように動かなくなった
すちくんの頭から流れる血は床に広がっていた
こわい
あかいろ
こわい
きらい
その時の光景は俺の目に焼き付いてしまった
ッとうさんッ……きらいだ
だいきらいだ
俺の大切な人をいじめる人が
大嫌いだ
ガタッッバンッッドガッゴドッッ
すち
らん
痛いッ……
久しぶりに思い出した
体を強く殴られる感覚
息が苦しくなる感覚
恐怖に包まれる感覚を。
義父
らん
義父は俺の胸元を掴みながら、目線をらんらんに向けていた
義父
すち
らん
俺は軽々しく押し飛ばされた
義父
らん
すち
義父は無言でらんらんに近づいていく
俺の体は思いように動かなかった
義父
らん
らん
すち
みこと
みこと
すち
らん
みこちゃんッ……なんでここにッ、
部屋に聞いたこともないほどのみこちゃんの大きな声が響いた
義父
みこと
すち
よく分からない発言をする義父を目の前に、みこちゃんは混乱したような表情を浮かべていた
だけど、俺にはわかる
義父は''みこちゃんのことを狙っている''んだと。
義父
義父
みこと
らん
らんらんの手を離して、みこちゃんの元へと歩いていく義父は
顔がニヤケているのが見えた
ッッ動けッ……動け動け動けッ
義父
義父とみこちゃんの距離はもうわずか。
俺は焦りに駆られた
みこと
すち
みこと
義父
俺は身体を引きづりながらみこちゃんの元に走り、みこちゃんを抱っこした
すち
らん
みこちゃんを抱えながら、らんらんの手を引いて部屋の隅へと移動した
みこと
らん
すち
俺は2人を抱きしめながら義父を見つめた
義父
明らかに機嫌が悪そうな顔をしている
あ……また殴られる
咄嗟に思った
みこと
らん
すち
俺が守らなきゃッ……
俺が守らないでッ……誰が守るの、?
怖くない、怖くない
すち
俺は強く2人を抱きしめた
俺の背中だけじゃ、2人の事を完全には守れないけどッ……
少しでも。らんらんとみこちゃんには傷をつけたくないからッ、
俺はッ……
''兄ちゃん''だからッ
壁の影でわかった
何かが俺に振り落とされる
すち
俺は目を強くとじ、強く抱き締めた
ガコッッ
部屋に鈍い音が響き渡っていた
ぬしぬし
ぬしぬし
♡1000
ぬしぬし