キキィイーーッッ ドンッ
莉子
悠真!
悠真ぁあ!
悠真ぁあ!
悠真
莉子、、今までありがとう。
大好きだよ。
大好きだよ。
莉子
そんなこと言わないでよ!
莉子
ねぇ、悠真ぁあ!
これで何回目だろうか。 …また、助けられなかった
チャンスハアト、2カイダヨ☆
私はタイムリープをしている。 このよくわからない妖精にチャンスを与えられて。
莉子
なんでよ…何回も場所を変えてるのに、、結局、運命は変えられないの!?
…カエラレルヨ⁇
モウスコシ、アタマヲツカエバネ
モウスコシ、アタマヲツカエバネ
莉子
ッッ!
使ってるわよ!悠真、絶対助けるからね!
使ってるわよ!悠真、絶対助けるからね!
結局、残りの2回とも失敗した私は、悠馬を助けられなかった。
莉子
家から出なければ強盗。
どんなに防犯しても火事。
外に出れば刺されるわはねられるわ。
どんなに防犯しても火事。
外に出れば刺されるわはねられるわ。
莉子
頭を使うって何よ!?
どうせ助からないのに嘘ついてたんでしょ!!
どうせ助からないのに嘘ついてたんでしょ!!
キミハ、アタマガカタイネ。
ヨクカンガエナヨ。
ヨクカンガエナヨ。
莉子
だから考えたって…!
原因は君だよ。
君が死ぬ運命だった。
彼は毎回君を守った。だから死んだ。
彼は毎回君を守った。だから死んだ。
君が一緒に行動しない、と言う選択に気づいていたら、死ぬのは彼じゃなかったのに。
やけにハッキリと聞こえた妖精の声は私に絶望と、後悔の念を与えた。