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〜〜 学校 8 : 20 〜〜
莇
杏
莇
学級の中心人物 の 杏 ちゃん 。杏ちゃん は 毎朝 私を見つけると 声を掛けてくる 。 .. 私 はあまり 気乗りはしないけど 、 中心人物 に 見放されたら 学級で やっていくのは きっと 心の弱い 私 にとっては 至難の業 。だからこそ 、無理をしてでも 弄られ役 として 、一軍 の 玩具 としての の 責務 を 私は全うする 。
愛菜
朝陽
颯
莇
莇
莇
こうして 直ぐに話をあわせて 愛想笑い を する 私 。 私 は こんな 私 が 嫌いだ 。 少し でも 機嫌 を 損ねたら 雑草 呼ばわり されるんだ と 思うと 背筋 が 凍って 視界 が 真っ白 に なりそう
杏
朝陽
愛菜
莇
杏
莇
全然考えていなく 、 言葉を濁らせると チャイムと云う名 の 救世主 が 、
莇
愛菜
杏
莇
チャイムから数分 、先生が教室に入ってくると同時にHRが始まる 。先生が話していることを片耳にしながら 数分 、入ってきた言葉 は 「 転校生 」「 教室に入って来い 」。あぁ 、そろそろ 来るのか と 思い 目線を窓から 教卓のある方へ 向け 。
樹莉愛
莇
大人びていて 、どこか幼く可愛い 。理想 の 美少女 とは 反した 少し 低い声 。長い髪を靡かせて 中央まで歩いてきたと 思えば 振り向き 黒板 に 名前 を 書き始める 。
莇
樹莉愛
莇
その達筆な文字 と 綺麗な 、芯のある 瞳 に 見惚れていると 歩いてくる 。流石に 見詰めすぎて 怪しまれたか 、と 思い 慌てて 顔を逸らすと いつも 何故か 空いていた 右隣の席に 座り 。 ついていけない 頭 での 状況整理 が 必死 で 放った 一言 。
莇
樹莉愛
こんなキラキラした女の子 、仲良くなれることはないだろうと思い ふっと 前を向く。 挨拶をしなかったのは 自分の名前を名乗りたくなかったのもあるかもしれない 。
HR後は予想通りの隣の席が大騒ぎ 。私の席はいったい何処ですか ? ってくらい 、 少し席を外しただけで 席を取られてしまう 。 そのくらい みんなにとっても 彼女は特別で魅力的だったんだろう 。
彼女へのアピールや質問は一日中続き 、あっという間 に 放課後 に なってしまった 。