僕の弟、 ジミナの様子がおかしい。
僕たちメンバーは練習生時代から、マネヒョンの勧めで月に一度、サウナで交流会なるものをしている。 マネヒョン曰く、"男子なるもの、裸の付き合いは重要だ" らしい。 確かにそれはほんとうだったみたいで 回を重ねる事に、僕達は "メンバー"というより 家族みたいな、 家族以上かもしれない とても親密な仲になっていった 話は戻るけど、 今までみんな揃っての交流会だったのに 今日ジミナは、 僕に"行けない"と告げてきた なにか理由があるのかと思って 聞いてみたけど、 結局聞き出せなかったし...、 とにかく! ジミナの様子がおかしい。 よく分からない状況なんだ💦
JH
JH
JH
JN
JH
JN
JH
JN
バタバタバタバタ...(足音
JH
遡ること20分――
JH
僕はラフな格好に着替えながら サウナに行く支度をしていた そうやって僕が動いてると ジミナは 寝てても絶対に起きるのに、
JM
JH
JM
声も掛けたけど、 反応なしって感じで、
JH
支度が終わって 部屋を出ようとしても、 起き上がる気配すらなかったんだ
JH
いつも通りじゃないそんな状況に 僕はなんだか不安になって
眠っているジミナのおでこに そっと手を伸ばした
そしたら――、
JM
JH
そんなに強くじゃないけど、 ジミナは、 僕の手を振り払った
JM
JH
内心凄くショックだったけど、 なんとかその時は ごまかせてたと思う
JH
JM
JH
――けど、
JM
JM
JH
JM
急に、 僕とジミナの間に、 壁を感じてしまって、
JH
JM
JH
ジミナと僕は ルームメイトで 歳は違うけど、 本当によく気が合うし、 親友みたいに、 なんでも話せる仲だって、 そう思ってた そりゃ、 血が繋がってる訳じゃないけど、
JM
煮え切らない態度の ジミナを見ていたら なんだか酷く 悲しくなって、 イライラして...、
JM
JH
JM
JH
JM
JH
何かを 言おうとしてるジミナに僕は、 酷い態度をとっちゃったんだ――。
JM
JN
JH
JN
自分から届けに行くって 言っちゃったけど、 ごめんね!って謝るべきなのか それとも、 いつも通りに 接するべきか――、
JK
RM
JN
謝ろう――。 酷い態度とったし...、 ヒョンとして、 大人げなかったよね ちゃんと ちゃんと話そう! ――僕の弟と。
JH
V
SG
V
SG
JK
V
SG
V
コンッ コンッ
JH
ジミナ... 泣いてるかな...💦
ガチャ...
JH
ジミナは、 布団を頭まで被っていた――。 寝てる...? ――後にするか...
JM
か細い声で 僕を呼び止める声が聞こえてきた
JH
JH
JH
JM
ジミナが 布団から出てきた ボサボサの髪の毛、 目は赤くて、 やっぱり 泣かせちゃったんだ――僕、
JH
抱きしめたくて 両手いっぱい広げて ジミナを見つめてみた
JM
JH
JM
JH
ジミナの躊躇いを無視して、 僕は強引に抱きしめた そんな辛そうな顔しないでよ、 ――ジミナ、
JM
JH
なにかが 僕の足に当たる、 あったかくて、 硬い――?
JH
JM
まってまって💦 ジミナもしかして...、 オナニーの途中だった?💦 泣きながら...シてたってこと...?
JH
JM
早く出てあげないと💦 可哀想なことしちゃった💦 ...こんどまた 聞けば良いよね! うん!
JM
JH
JM
ジミナは、 僕をぎゅっと 抱き締め返してきた その、 硬くなったジミナのも、 更に僕に押し付けられてるわけで...💦 どうゆうこと?!💦 ジミナーーー!💦
JM
JM
JM
JH
僕を抱き締める ジミナの手は 僅かだけど 震えてる
JM
ジミナの悩みを 少しでも軽くしてやれるなら、 ――よし!
JH
JH
JH
JH
大きく深呼吸をして ジミナは、 僕に話し始める、
JM
JM
JM
......... .......ん? 僕との事 ...を、 話してる?
JM
JM
JM
JM
JH
JM
JM
JH
JM
............... ジミナが、 僕になんて言いたいのか、 とか、 サウナに行けない理由が、 分かってしまった 同時に、 核心に行かずに 躊躇ってる理由も、
JH
JH
JM
気持ち悪いとか そんな風には 全然思わないよ、 けど...、僕は...、 ジミナを、 そんな風にはもちろん 見てなかったし、 グループのメンバーとして、 弟として、 大好きで
JH
JM
JM
でもジミナは いいの? 僕が、忘れてしまっても 好きって気持ち、 無かったことにできるの――? そして僕は――、 今日のジミナを 忘れられる――?
JH
JM
JH
JH
JM
ジミナは、 僕の目を見ようとしない いつもなら まっすぐ僕の目をみつめながら キラキラと話すのに、
JH
JH
ぴったりくっついていた体は ぱっと、離れていく、
JM
JM
そんな顔、 反則だよ 顔を真っ赤にして 目には大粒の涙を溜めて、 好きって気持ちが 溢れちゃってるじゃん
JH
JH
ジミナの目尻に溜まっていた 涙が ついに 零れ落ちる 溢れてきた涙は 止めどなくて――、
JH
JM
JM
JM
ギュッ
JH
JM
JH
JH
JH
――つづく――
主
主
主
主
主
主
主
コメント
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続きみたいです!!!!!!