yan
et
et
et
yan
et
et
et
yan
本当はやりたくない
もしjppに尾行がバレてしまったら
恐らく、今までの関係が
崩れてしまうだろう
そう思うと気が進まない
それにずっと思いを寄せていた人に
jppがそんな「怪異」に手を 出すはずがない
けど...やるしか無いんだ
etさんが居る限り......
ごめん、jpp
yan
yan
et
et
et
yan
et
yan
et
と言うわけで尾行をしているん だけど...
???
jpp
???
jpp
jpp友達多すぎない?!
羨ましっ...
しかもあの人...イケメンやん...
じゃなくて...
ずっとさっきから廊下に いるんだけど?!
多分1時間ぐらい...
早くどっか行かないかな...
これだから陽キャと言うものは...
jpp
あっ!ようやく移動した
何処に行くんだろう?
方面的に...屋上.....?
yan
yan
そう思いドアに耳をそっと 当ててみると
声が聞こえた
聞こえたのは誰かの怒鳴り声だった
yan
yan
yan
yan
俺はドアを触ると
少しずつ、できる限り音を 立てないように
ドアを少しだけ開けた
ガチャ
朱色の光が俺を僅かに照らしていた
眩しい
光と共にチラリと赤い髪の毛が見えた
yan
jppと思われる人は
ピンク髪の女性を
jppと少し似て居るような
男の人から庇っていた
庇うのと同時に
何かを必死に訴えているのが
遠目からもはっきりと分かった
目は焦点があっておらず
一言で表せば
意馬心猿
そんな様子だった
ピンクが身の女性は首元や
足首など体のあちこちに
傷や痣があった
とても痛々しく
見て居る側も辛くなってきてしまう程傷の内容はとても酷かった
綺麗だっただろう顔も
傷や痣、血などで汚れて
全て台無しになってしまっていた
yan
地獄の様な光景が広がってる中
俺の足は思う様に動かずに 立ち止まっていた
そんな中
鈍い音と共に赤黒い″何か″が
地面にポタリと落ちた
落ちた″血″は地面を丸々
真っ赤にし
紅蓮華のような真っ赤な
花のように思えるような
感じだった
無惨な光景
正に例えるなら生き地獄だ
殴り合い、赤い血を垂らしていく
お互いを傷つけ合い
自身や人のためにやっている
惨めで無駄な事
それなのにどうして
殴り合うのだろう...?
そんな疑問が俺の頭の中に 一瞬過ぎった
頭しか動かず
体は動かない
いや、
動こうとしない
動きたくても
jppを守りたいけれど
怖くて...怖くて...
変な事に巻き込まれたくなくて
まず、そもそも
自分はあの中に入ったとして
何をすれば良いのか分からない
そんなことを考えているうちに頭が フラフラしてきて
いつのまにか俺は気を失っていた
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