TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

yan

分か...っ...た...

et

早速だけど、これから

et

そのjppという人を尾行して
欲しい

et

何か情報が分かるかも
知れないからさ

yan

分かった...

et

万が一、赤い鉛筆を使って
居る場面を見たら

et

私に知らせて

et

そしたら、私が一人で
なんとかする

yan

うんっ...

本当はやりたくない

もしjppに尾行がバレてしまったら

恐らく、今までの関係が

崩れてしまうだろう

そう思うと気が進まない

それにずっと思いを寄せていた人に

 jppがそんな「怪異」に手を 出すはずがない

けど...やるしか無いんだ

etさんが居る限り......

ごめん、jpp

yan

分かったよ

yan

やる

et

話が早いね〜!

et

じゃ、早速

et

明日から尾行宜しく〜!

yan

え?明日から?!

et

えっ?そうだよ

yan

早く無い...?

et

まぁ、善は急げって言うし!

と言うわけで尾行をしているん だけど...

???

ーーー!

jpp

ーーw

???

ーーーw

jpp

www

jpp友達多すぎない?!

羨ましっ...

しかもあの人...イケメンやん...

じゃなくて...

ずっとさっきから廊下に いるんだけど?!

多分1時間ぐらい...

早くどっか行かないかな...

これだから陽キャと言うものは...

jpp

じゃあね!

あっ!ようやく移動した

何処に行くんだろう?

方面的に...屋上.....?

yan

この先にjpp入って
行ったよな?

yan

屋上で何するんだろ

そう思いドアに耳をそっと 当ててみると

 声が聞こえた

聞こえたのは誰かの怒鳴り声だった

yan

まって、怒鳴り声
聞こえるんだけど...

yan

怖っ...

yan

でもこの先にjpp入って行ったし

yan

見ないといけないか...

俺はドアを触ると

少しずつ、できる限り音を 立てないように

ドアを少しだけ開けた

ガチャ

朱色の光が俺を僅かに照らしていた

眩しい

光と共にチラリと赤い髪の毛が見えた

yan

jpp...?

 

...

jppと思われる人は

ピンク髪の女性を

jppと少し似て居るような

男の人から庇っていた

庇うのと同時に

何かを必死に訴えているのが

遠目からもはっきりと分かった

目は焦点があっておらず

一言で表せば

意馬心猿

そんな様子だった

ピンクが身の女性は首元や

足首など体のあちこちに

傷や痣があった

とても痛々しく

見て居る側も辛くなってきてしまう程傷の内容はとても酷かった

 綺麗だっただろう顔も

傷や痣、血などで汚れて

全て台無しになってしまっていた

yan

...っ

地獄の様な光景が広がってる中

俺の足は思う様に動かずに 立ち止まっていた

そんな中

 鈍い音と共に赤黒い″何か″が

地面にポタリと落ちた

落ちた″血″は地面を丸々

真っ赤にし

紅蓮華のような真っ赤な

花のように思えるような

感じだった

 無惨な光景

正に例えるなら生き地獄だ

殴り合い、赤い血を垂らしていく

 お互いを傷つけ合い

自身や人のためにやっている

惨めで無駄な事

それなのにどうして

殴り合うのだろう...?

 そんな疑問が俺の頭の中に 一瞬過ぎった

頭しか動かず

体は動かない

いや、

動こうとしない

動きたくても

jppを守りたいけれど

怖くて...怖くて...

変な事に巻き込まれたくなくて

まず、そもそも

自分はあの中に入ったとして

何をすれば良いのか分からない

そんなことを考えているうちに頭が フラフラしてきて

いつのまにか俺は気を失っていた

メロディーの約束

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

213

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚