TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

目が覚めた時

jpp達は居なくなっていった

血の後も全て消えており

まるで何事もなかった様に戻っている

yan

あれっ...?

yan

もしかして夢だった...?

夢だとしか言いようがない程だった

yan

大丈夫だったかなjpp

そう呟いていると

???

何が?

後ろから聞き馴染みのある声が 聞こえてきた

いつも聞いている声

安心できる声

でも今日はいつもとは違った

少しだけ...いつもの雰囲気と

違う...

恐る恐る振り返ると

そこには

 jp/&_tがいた

yan

えっ...

思わず声に出してしまった

jp@/&_t?

どうしたの?

yan

j、jppいつからそこに...?

jp@/&_t?

さっきからだよ ニコッ

jp@/&_t?

yanが倒れてたから心配でね

 そう言い笑みを浮かべていた

不気味だった

いつものjppとは違って

妙に優しくて

ずっと笑っている

けれど

目は笑っていない

いつもとは違う不気味差がそこには

存在していた

直感的に感じた

これは、jppじゃない何かだって

この世に存在してないものだって

本当はどうしようも無いぐらい

怖い

話すしか選択肢は無い

だってそうしないと

いつまで経っても進まないからだ

何も解決せずにこのまま終わるのは

嫌だ

だから思い切って聞いてみる

yan

jppは...屋上で何...してたの...っ?

jp@/&_t?

別に景色を眺めてただけ

そう言ってふっと微笑んだ

jppはそう言うと俺に質問を 投げ返した

jp@/&_t?

それよりいつから
そこにいたの?

いつからだろう?

そんな疑問が頭の中にあった

俺が屋上を覗く前...

yan

えっと...

俺が直ぐに答えられなかったから なのか

すぐに答えられないのを見ると

jpp¿はニヤッと笑い

俺を小馬鹿にした様に見てきた

jp@/&_t?

あれぇ?すぐ答えられないんだ

jp@/&_t?

もしかして言い訳考えてる?

完全にいつものjppの喋り方とは 違った

yan

何言って...

jp@/&_t?

駄目だよ言い訳とか

jp@/&_t?

ちゃんと正直に言わないとw

jp@/&_t?

全てが始まった

最初から

jp@/&_t?

からってw

jp@/&_t?

ねぇ、見てたよね

jp@/&_t?

丸分かりだよ

jp@/&_t?

隠さないで?

yan

...っ

jp@/&_t?

だって君、屋上見た瞬間
困惑してたし

jp@/&_t?

血の跡が消えてたもんねぇ

jp@/&_t?

それに

jp@/&_t?

君が見てたはずの

jp@/&_t?

男の人も完全に居なく
なってたしねw

そうずっと質問を投げかけてくる

口を挟む事ができない

いや、暇がない

完全にjp#/&_t?のペースに 流されて居る

jp@/&_t?

今だから言ってあげるよ

jp@/&_t?

jppでしょ

jp@/&_t?

そいつ、君のことめちゃくちゃ

恨んでるねww

yan

えっ...

そう言われた瞬間

全てが抜けたような...そんな 感覚だった

jppは俺の事を″恨んでいる″

jp@/&_t?

この体に乗り移った時

jp@/&_t?

凄かったもん

jp@/&_t?

憎しみや苦しみ、そんな
感情が沢山混じってた

でも...確かに

 恨まれていた...そんな実感が ある気もする

だって...jppは

俺といる時は...他の友達より

少しぎこちない気がする

 それにいつも、楽しそうに 笑ってくれない

 愛想笑いのように、見えた

でも、俺はjppがそんな筈無いって

ずっと信じていた

けれど、もう今は

jppの事を信じられない気がする

 だって、コイツの言う事が全て

″事実″の様に感じられたから

あまりにもパズルのピースの様に

ピッタリと嵌め込まれた

ずっとずっと、jppは俺と出会った 時から

 そうだったのかも知れない......

俺だけが今までjppの事を友達と 思っていた

そう思うと胸がだんだん苦しく なってくる

全て偽物の友情だったんだ...

前を見ると

jp@/&_t?は

ニタニタと不気味な笑みを 浮かべている

きっと俺の表情を見て楽しんでいるのだろう

やっぱり、怪異と言うものは

みんな、性格が悪い

それは人間の心理なのかも知れない

誰かが苦しんでいたら楽しくて

誰かが幸せそうだったら憎くて

自分以外の誰かが

不幸な目に遭ったら

それを楽しく感じる

きっと、前に居るコイツもそう なんだろう

だから、俺にわざわざ隠しても 良い事を話した

自分が楽しく

人の不幸を見るために

俺がjp@/&_t?にバレない様に

睨んでいると

jp@/&_tはハッとして声を上げた

jp@/&_t?

ねぇ、そう言えば君

jp@/&_t?

俺が何で人間に取り憑いて
居るか気にならないの?

yan

まぁ、気になるけど...

そう言った瞬間

jp@/&_t?は顔を嬉しそうに光らせた

どれ程、知って欲しかったんだろう...

jp@/&_t?

だよね!まずそこを
知ってもらわないと

jp@/&_t?

それは...

jp@/&_t?

君の友達?

jp@/&_t?

あっ違うかw

jp@/&_t?

コイツが赤い鉛筆を
2回使ったから

yan

2回...使った?

何に...?

jp@/&_t?

__ん...

jp@/&_t?

1回目は願いを叶えてあげる

jp@/&_t?

2回目は願いを叶えて
あげるけど

jp@/&_t?

僕が赤い鉛筆を使った
ものに取り憑く

jp@/&_t?

っていう条件なんだw

jp@/&_t?

使う前に言ってたのにね

jp@/&_t?

欲張って使っちゃったんだよ

jp@/&_t?

2回も ニヤッ

yan

ねぇ、jppは2回目は
何に使ったの....?

jp@/&_t?

2回目はね、「ピンク髪の
人間を助ける」

jp@/&_t?

見ていた君は分かると思うけど

jp@/&_t?

さっきの奴だねw

jp@/&_t?

僕から逃れる為に使ったんだよ

jp@/&_t?

それも仕掛けだったけど

jp@/&_t?

あれは痛かったなぁ

jp@/&_t?

アイツ殴る力は強いからさ

jp@/&_t?

怪異だから直ぐに
治ったけどねw

jp@/&_t?

まっ、2回使いそうだった人に
拾ってもらったから

jp@/&_t?

その時点で運命は決まって
いたんだよ

やっぱり...jppは赤い鉛筆を 使っていた

最初はjpp、一人の力で

naさんと付き合う事ができた

そう思っていたけれど

今となっては

赤い鉛筆の力を使って

自分の力ではなくて

怪異の力を使いズルした

最低な人間だ

naさんもきっと、jppと付き合う事を望んでいなかったと思う

だって、あの日の放課後

jppと教室を出て行った時、見た 目は

少し悲しそうな、目をしていた 気がする

そう考えて居ると

 jp@/&_tはいきなり乾いた様な 笑い声を上げた

jp@/&_t?

あははっ...w

jp@/&_t?

君はこの話...知っちゃった
訳でしょ

jp@/&_t?

なら、次は君の番だねw

jp@/&_t?

まっ、聞いてなくても殺す
つもりだったけど

jp@/&_t?

それなら、聞いた方が
嬉しかったでしょ?

そう言い、jp...t/&_?は赤い鉛筆を

 ポケットから取り出した

jp@/&_t?

君の命は僕の手の上にあるんだよ

jp@/&_t?

僕がその気になったら
君をすぐに殺せる

jp@/&_t?

僕に見つかった時点で君は
この世から消える運命だった

jp@/&_t?

僕に出会ってしまった時点
で君の負けなんだよ

yan

...

jp@/&_t?

そろそろ話すのも飽き
てきちゃったなぁ

jp@/&_t?

ねぇどうせ殺されるなら

jp@/&_t?

早いうちに済ませた方が
いいよね!

やっぱり、怪異というのは残虐な物だ

早いうちに済ませた方が良い

それがどれだけ...残酷な言葉なのか

分かんないのだろう

jp@/&_t?

えっと、じゃあ死に方は

jp@/&_t?

ちょうど屋上だから

jp@/&_t?

飛び降り自殺でw

此処から...?

この学校は階が結構ある

此処から落ちたら一溜りも無いだろう

jp@/&_t?

これで僕と一緒¿だね@t

jp@/&_t?

じゃ、ばいばい!

jp@/&_t?

そしてさようなら!

yan君

hr君¿@

メロディーの約束

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

286

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚