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会いたい。

第1話 - ちょこっと名前変えた

493

2023年10月08日

#銀魂

#松銀

#桂銀

#高銀

#松下村塾

#BL

れいちゃん♡

れいちゃん.

ちょこっと名前変えた

れいちゃん.

どもども、れいちゃんだお

れいちゃん.

今回はちょいと暗めにしよーかなとか思ったり思わなかったり

れいちゃん.

恋愛系かどうかはわからぬ

れいちゃん.

もし恋愛系でも銀さんは絶対断固受け

れいちゃん.

幼少期中心なんで、把握よろぴく☆

れいちゃん.

じゃあ、いってらっしゃーい！

「愛されたい。」

そう思ったことがある人は少なからずあるだろう。

幼い頃、とある道場破りをしに来た生徒が俺の尊敬してる先生に可愛がられ、

俺は居場所がなくなってしまった。

あっちもこっちもあいつらが可愛がられてるところしか見かけない。

だから俺は＿＿。

これは今まで愛されなかったものが、とあるきっかけで溺愛されるようになるお話。

銀時

はむっ、

銀時

もぐもぐ、、、

銀時

あーっ、

ﾄｽｯ、

銀時

ん、？

松陽

屍を食らう鬼がいると聞いてきてみれば、、、君がそう？

松陽

また随分と、可愛い鬼がいたものですね

銀時

っ、！

銀時

ﾀﾞｯ、

ｼｬｷｯ、ｽｰｯ、

松陽

、、、それも屍から剥ぎ取ったのですか？

銀時

ﾍﾟﾛｯ、

松陽

わらし一人で屍の身ぐるみを剥ぎ、

松陽

そうして自分の身を護ってきたんですか、

銀時

っ、

松陽

大したもんじゃないですか、だけど

銀時

っ、、、

松陽

そんな剣、もう要りませんよ

松陽

人に怯え、自分を護るためだけに振るう剣なんて

ｼﾞｬｷｯ

銀時

んっ、！

銀時

、、、！

松陽

もう捨てちゃいなさい

ｽｯ、ｼｭﾊﾟｯ

銀時

あっ、おおっ、あうっ、ぐっ、

銀時

あ、、、！

松陽

くれてあげますよ、私の剣

松陽

そいつの本当の使い方を知りたきゃあ

松陽

ついてくるといい

銀時

、、、

ﾀﾞｯ、ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ、、

銀時

、、、あ、！

銀時

松陽っ！

銀時

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ、

銀時

ｷﾞｭｳｯ

松陽

おお、銀時、

松陽

どうしましたか？

銀時

どこ行ってたんだよ、

松陽

少し街をふらりと、

銀時

ふぅん、

松陽

それより銀時、ここはもう慣れましたか？

銀時

、、、まあまあ、かな

松陽

そうですか、

松陽

、、、少しは他の子たちと一緒に遊んで来たらどうですか？

銀時

、いい、

松陽

、、、じゃあ私と一緒に行きますか？

銀時

、！

銀時

行く！！！

松陽

では行きましょう、！

（終わった）

松陽

どうでしたか？

銀時

めっちゃ楽しかった！

松陽

ならよかったです、

※道場

銀時

はっ、はっ、はっ、

高杉

おい、そこの白髪のお前。

銀時

んぁ？

高杉

、、、俺と一本、勝負しろ！

銀時

はぁ？

高杉

、、、

銀時

、、、はぁ、一本だけ、な。

高杉

、！

銀時

はぁ、、はぁ、、

銀時

おい、もういいだろ。

高杉

はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、

高杉

まだだ。もう一本っ、！

銀時

ちっ、

高杉

ほぉぉぉぉ！！！

高杉

うおおおおお！

パァァァァンｯ！

いろいろあり、（適当めんご。）

モブ

おい、そこの童ども、こんな夜更けに何をやっている

銀時

松下村塾、吉田松陽が弟子、坂田銀時

桂

同じく、桂小太郎

高杉

同じく、高杉晋助

参る！

モブ

なんだこのガキども！

松陽

抜かないでください、

村塾組

！！

松陽

そのまま剣をおさめていただきたい

松陽

両者とも、どうか私に抜かせないでください

モブ

、っ、貴様っ、！

ｽｯ、

モブ

！！

松陽

私のことを好き勝手吹聴するのは構いません

松陽

目障りならどこへなりとも出ていきましょう、ですが、

パキィィィンｯ！

モブ

？！

松陽

剣を私の教え子達に向けるのならば、

松陽

私は本当に国家ぐらい転覆しても構いませんよ、

モブ

ひ、ヒィィィィｯ！ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ、、、

銀時

、、、松陽、

松陽

全く、教え子達はみんな家に帰したつもりでしたが、

松陽

こんなところにもまだ残っていましたか、悪ガキどもが、

松陽

でも、すみません、道場破りさん、

松陽

破るにももう、道場も学舎もなくなっちゃいました

高杉

心配要らねえ、

高杉

俺が破りたいのは道場じゃねぇ、あんただ、松陽先生、

桂

先生、我等にとっては

桂

先生がいるところなら野原であろうと畑であろうと学舎です

高杉

それに、あんたの武士道も、俺達の武士道も、

高杉

こんなもんで折れるほどヤワじゃないだろ

松陽

、、、銀時、こりゃまた君以上に生意気そうな生徒を連れてきたものですね

銀時

そうだろ

松陽

、、、では早速路傍で授業を1つ、

松陽

ハンパ者が夜遊びなんて百年早いっ

村塾組

うおっ！

松陽

松下村塾へ、ようこそ、

それからだった。

俺の人生が可笑しくなったのは。

銀時

、！

銀時

おい、！しょうよっ、、、

松陽

すみません、今手が離せないので、

松陽

小太郎、ここは、、、

桂

なるほど、！

高杉

先生、ここはどうなんだ？

松陽

それは、、、

銀時

、、、

薄々気付いてたのかもしれない。

銀時

松陽～！

銀時

俺と勝負しろ！

松陽

ええと、少し待っててもらえますか？

銀時

んぁ？

松陽

晋助、剣の振り方が若干斜めで雑ですよ。こうです、

高杉

おう。

桂

剣を振るときはどこに力を入れればいいのでしょう？

松陽

それは、、、

銀時

っ、、、

でも気付きたくなかった。

松陽

こら銀時、もう寝なさい、

銀時

はぁい、

松陽

晋助、小太郎、夜更かしも良いですが、明日の目覚めが悪くなってしまいます、

松陽

なので寝ましょう、

高杉

はい

桂

はい

銀時

っ、、、。

気付いてしまったら、何かが終わる気がして。

この関係が、もう、無くなる気がして。

、、、でも。

気付かなくても、気付かないふりをしてても。

、結局。

銀時

おい、高杉～

銀時

町に行かね？

高杉

悪い、ちょっとヅラに用がある。

銀時

、、、あぁ。

銀時

ヅラぁ～

桂

悪いが後ででいいか？

桂

少し分からないことがあってな。

銀時

、、、そっか。

松陽

ふふっ、

高杉

ふはっ、

桂

あははっ、

銀時

、、、

自分が傷付く一方だって。

だから。

銀時

っ、、、

銀時

あばよ、

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ、ﾋﾟｼｬﾝｯ、!

銀時

はぁっ、はぁっ、

遠くに、出来るだけ遠くへ行くんだ。

銀時

もう、二度と会えないぐらい、

遠くへ。

銀時

はぁっ、はぁっ、はぁっ、

銀時

、！

銀時

すっげぇ、

銀時

でけぇ月だな。

、、、飲み込まれてしまいそうだ。

でも、

その大きい月に飲み込まれるには、

とても遠くて。

神様は、まだこんな俺を許してくれていないのだろうか。

銀時

それならいっそ、海にでも飛び込むか？笑

銀時

飛び込んだら確実に死ぬからな、、笑

銀時

、、、"鬼"か。

銀時

俺は今も"鬼"なのかな。

銀時

松陽と出会って、少し、ほんの少しでも変われたかな。

銀時

、、、今まで愛されることなんてなかった。

銀時

屍を食らう鬼。

銀時

ずっとそうやって呼ばれ続けて、自分がなんなのか、分かんなくなってきた。

銀時

松陽と一緒に過ごしてきた間、

銀時

俺は少しでも人になれたなら、

銀時

ほんと少しでも人間になれたから。

銀時

、、、ならもう。

銀時

俺は___。

一人で生きていこう

銀時

くっ、！

ﾀﾀﾀｯ、!

ｼｭﾊﾟｯ、ｻﾞｸｯ、ｸﾞｻｯ、ｷﾝｯｯ！

銀時

はぁっ、はぁっ、

モブ

うぉぉぉっ！

銀時

っ、

ｼｭﾊﾟｯ、

モブ

あ"っ、がっはぁっ、?!ﾌﾞｼｬｧｧｧｧｯ

ﾊﾟﾀｯ

銀時

、、、行くか。

銀時

あーっ、気持ちいいなぁ。

銀時

うわっ、血まみれじゃねぇかよ。

銀時

、、、やっぱり俺は、人になれなかった。

銀時

人の剣になれなかった。

銀時

化け物は、いつまで経っても化け物の剣。

銀時

人の剣に斬られて終わりだ。

銀時

いつか高杉達が、人の剣で、あいつら自身の剣で、俺を斬るんだろうな。

銀時

その時は黙って、斬られよう。

銀時

俺の掲げた武士道は果たせねえや。

銀時

、、、まぁいい。

銀時

もうちょっと散歩すっか。

銀時

もうこんな時間か、

銀時

なら今日はここで寝るか、

銀時

今日の夜はさみぃな。

銀時

まぁいいか、

銀時

、、、

銀時

あいつら、元気かな。

銀時

、、、なに人の心配してんだって話か。

会いたい。

ほんとは思ってる。

一人はつまんないし、寂しいし。

でも自分から出ておいて、今さらただいまなんて言えない。

でも、どうしようもなく。

会いたい。

銀時

ふわぁｯｯ。

銀時

、、、寝るかぁ。

銀時

んっ、？ﾊﾟﾁｯ

銀時

、、、は、？

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ、

松陽

、！

松陽

ｷﾞｭｯ、!

銀時

、、、え、？ちょ、

松陽

銀時っ！！！

銀時

ﾋﾞｸｯ

松陽

もう勝手に出ていかないでください！！！

銀時

っ、、、

松陽

もうほんとにっ、、、！

銀時

、、、

松陽

心配、したんですよ、！ﾎﾟﾛｯ

銀時

、、、え、？

銀時

しん、ぱい、？

高杉

銀時！！！

桂

銀時っ！

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯｯ!

高杉

お前ほんとになにしてんだよ！！

桂

お前が何か危険な目に遭ってたらどうしようかと不安だったんだぞ！

銀時

、、、っ

松陽

なんでこんなことっ、！ﾎﾟﾛｯ

銀時

、、俺は、

銀時

一人が嫌だった。

松陽

、！

銀時

一人になると、昔の自分を思い出しちまう。

銀時

昔の、"屍を食らう鬼"と呼ばれていたあの頃に。

銀時

、、、それが怖かった。

銀時

いつかまた自分が、あの頃のようになっちまうかもしれねぇって思うと。

銀時

だから、必死にお前らと一緒にいようとした、

銀時

でも、次第にお前らが俺から離れていく。

銀時

どんどんあの頃の記憶が鮮明に俺の脳裏に映し出されて、

銀時

なら、もう全部。

銀時

捨てちまおうって、思った。

銀時

お前らと二度と会えねぇぐらい、遠くに。

銀時

っ、

銀時

俺は、、、

銀時

俺はお前らが大っ嫌いだよっ！！！

銀時

お前らの中には俺の存在なんて全く眼中にねぇ。

銀時

もう、疲れたんだよ、、

高杉

、、、

桂

っ、

銀時

お前らとなんて、会いたくなかったっ、、、

松陽

、、、銀時。

銀時

、、、ぁ？

松陽

"会いたくない"は、嘘ですよね、？

銀時

ぇ、

松陽

寝言では、私達に"会いたい"と言っていましたよ、？ﾆｺｯ

銀時

っ、、、！

松陽

ねぇ、？銀時。

銀時

、？

松陽

あなたはもっと、私達に甘えてください。

松陽

寂しいなら寂しい、怖いなら怖いと、

松陽

素直に言ってください、

銀時

でもっ、そんなこと言ったって、どうせっ、、、

松陽

あなたはいつも、お願いお願いとぐいぐい来ないではないですか。

松陽

一度断ってしまったらそれ以上はもう言わない。

松陽

だから銀時、

銀時

、っ？

ﾊﾞｯ（腕を広げる）

松陽

一度、甘えてみませんか？

銀時

っ、、、！

銀時

、、、ﾎﾟﾛｯ

ﾀｯﾀｯﾀｯ、ｷﾞｭｳｯｯｯ!!!

銀時

俺っ、ﾎﾟﾛｯ

銀時

俺、寂しかったぁっ、ﾎﾟﾛｯ

銀時

迷惑っ、かけたくなくて、ﾎﾟﾛｯ

銀時

甘えたいのに出来なくてっﾎﾟﾛｯ

銀時

っﾎﾟﾛｯ

銀時

松陽っ、ﾎﾟﾛｯ

松陽

ん？

銀時

俺っ、こんな俺でもっ、ﾎﾟﾛｯ

銀時

甘えていいのか、？ﾎﾟﾛｯ

松陽

、はい！もちろんっﾆｺｯ

松陽

あなたはまだ子供ですよ？

松陽

いくらたくさんの人を斬ってきたとはいえ、あなたは立派な子供です、

松陽

あなたはこどもらしく、甘えていればいいんですよっ、、、ﾆｺｯ

銀時

っ～、ﾎﾟﾛｯ

銀時

しょ～よ～、！ﾎﾟﾛｯ

松陽

、、、笑

松陽

全く、あなたは、、、

高杉

、、、ｷﾞｭｯ

桂

ｷﾞｭｯ

銀時

、！お、まえら、？

高杉

俺らにも、甘えろ。

銀時

、！

桂

だからもっと、泣いていいんだぞ。

銀時

ぅ、ぅぁぁああぁっ、！ﾎﾟﾛｯ

ﾅﾃﾞｯﾅﾃﾞｯ（3人の手）

暖かい。

安心する。

俺は甘えていいらしい。

甘えるなんて、今まで出来なかった。

でも、甘えていい。

これからは、たっくさんぎゅぅってしてもらって、

たくさん泣いて、喧嘩でもして。

こいつらとずっと一緒にいよう。

それから。

銀時

なぁ松陽～！

銀時

ちょっと一人で町にっ、、、

松陽

駄目です！！！

松陽

一人で行っては行けませんっ！

松陽

行くなら晋助か小太郎と一緒に行きなさいっ！

銀時

えー、なんでー？

松陽

またどこかに行ったらっ、、ｸﾞｽﾞｯ

銀時

あ、ははっ、、、笑

高杉

そうだぞ！！！

桂

行くなら俺らと一緒に行くぞ！！！

銀時

ぇ～、、、笑

銀時

高杉～、俺今町に行きた、、、

高杉

行くぞ～！

銀時

、、、笑

銀時

ヅラ～

桂

何をする？！

銀時

、、、まだなんも言ってねぇよ。

あの家出事件以来、

なんだかちょっぴり、過保護、というか、

松陽

銀時～、好きですよ～

銀時

はいはい、

高杉

ｷﾞｭ-ｯ、!

銀時

いでで、

桂

俺も好きだぞ～、

銀時

分かったから、、、

なんだかこいつらも俺に甘えてきてて、

溺愛されるようになりました、？

ちゃんちゃん

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れいちゃん♡

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