ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
武道
武道
ドッタン!バッタン!ガタガタ バッタン
武道
前を見ると桜色の髪をした春千夜がいた
武道
三途
武道
三途
武道
ショッピングセンター
武道
三途
武道
さっきまでいた春千夜君がどこにもいない
武道
三途
武道
三途
は?え?いやいなかったよね? 髪ピンクだし?目立つよね?
三途
武道
服屋
武道
三途
武道
試着室
武道
ジャッ(カーテン開ける音)
武道
武道
三途
武道
武道
三途
武道
三途
三途
病院
武道
三途
先生
武道
先生
そう言って春千夜君の方を見た
三途
武道
三途
小さなへや
武道
先生
三途
春千夜君が俺より先に言葉を発した
武道
先生
2008年4月30日のことだった
先生
ガタッ
三途
武道
先生
三途
三途
武道
武道宅
三途
武道
三途
三途
武道
それから俺たちは見えなくなる時のために決まりごとを決めた 1見えなくなったらすぐラインする 2写真をたくさんとる 見えなくなっても写真は見えるらしい 3忘れないようにする
武道
三途
武道
三途
三途
武道
最近は見えなくなる回数が少し増えた やっぱり進んでるんだなと思う
三途
武道
武道
三途
遊園地
武道
三途
武道
観覧車の中
武道
三途
武道
俺が後ろを振り返ったら
チュツ
武道
三途
武道
三途
武道
三途
武道
それは春千夜君からのプロポーズだった
俺たちはずっと仲良く過ごした クリスマスはプレゼントを渡しあったし 大晦日は一緒に神社へ行った 2月だって3月だって一緒だった だんだん春千夜君のことも見えなくなって、見えるときの方が珍しくなった でも別れは唐突だった
武道
三途
武道
三途
言葉づかいが馴れ馴れしい。本当に誰だろう
三途
武道
でも、自然と足が動いた 気がつけば東公園についていた
武道
武道
あのラインをくれた人のことを考えながら待っていた 日がくれてきたので帰ることにした
武道
風か吹いたひょうしに誰かが見えた気がした とても見覚えがある気がした、知らない人なのに この木の桜のような色をした髪の人が
武道
そう呟いて家路についた
気づかないっていうのは、薄々気がついた ラインに誰?ってうつ時点でもう忘れたのかと思った でも一縷の望みをかけてラインした そうしたらあいつきあがった 凄く嬉しかった
三途
返事はなかった
武道は帰ろうとした
三途
三途
そういうと武道は振り返った それから目を見開いた でもすぐに帰ってしまった
三途
三途
また武道が俺のことを見れたらいいのに、そんなことを考えてた
三途
俺も家路についた
2009年4月30日のことだった
おしまい
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
ゆきもち
コメント
4件
まだ見え無い方がよかったと思っちゃった…… 見えてても好きな人に忘れられるほど悲しいことはない……
病気治って感動の再会って言う物語が頭の中でめっちゃ描かれている 主さん最高の作品ありがとう
涙がとまらなくなっじゃっだ....