誰かの“声”に救われることがある。
でも本当に自分を救えるのは、自分だけだ。
ないこは、自分の心の奥にある
全てと向き合う覚悟を決めた。
ないこ
……ここが、僕の“中心”。今度こそ全部、受け止める

冬心
よく来たね、ないこ。ここが、僕らの“始まり”であり、終わりじゃない場所

累
君が名前を得る前から、僕は君の中にいた。影でしかなかったけど、君の痛みと孤独を、全部覚えてる

ないこ
怖かったんだ。何が本当の“自分”か分からなくなるのが……でも、君たちがいたから、僕は壊れなかった

りうら
ないくんが僕を“ここ”に残してくれたこと、ずっと、感謝してる

ないこ
りうら……僕が心を閉ざしても、君はずっと“僕”を見ていてくれたんだよね

ゆうら
僕は、りうらの影であり、もうひとつの優しさ。でも、君が見せてくれた“光”が、僕たちを導いたんだ

いむ
ないちゃん、変わったね。無理して笑わなくていい。もう、強がらなくていいんだよ

ほとけ
苦しみの意味は、自分で決めるものだ。それを越えてきた君の“選択”が、何より尊い

初兎
泣いても、もがいても、全部“君らしさ”だったよ。そんな君に、僕は何度も救われた

終兎
嘘を重ねた日々も、傷つけた記憶も、君が“許したい”と思えるなら、それが“答え”だ

いふ
選べなかった痛みも、選んだ生き方も、すべてが“今”を作った。だから胸を張って

ステルラ
絶望の淵に立っても、君は前を向いた。それは、僕たちにはできなかったことだったんだよ

悠祐
全部抱えたまま、前に進めるって証明してくれた。ありがとう、ないこ

易
立ち止まっても、迷っても、それでも前を向く君は、僕たちの“希望”なんだ

ないこ
みんな……僕、ようやくわかったよ。僕が“僕自身”を信じられなきゃ、誰の声も届かないって

冬心
うん、それでいい。今、僕たちは――君の“音”になれる

それぞれの“人格”は、分かれた存在じゃなかった。
ないこの心から生まれ、ないこを守ってきた、
かけがえのない“声”だった。
累
君と出会えて、本当によかった。この世界で、君の声があることに――心から、ありがとう

ないこ
僕は、僕を生きる。人格たちとメンバーと一緒に。どんな色の声でも、どんな心でも……全部、僕達の音になるから

ひとつの体に、無数の声が響く。
それぞれ違っていて、でも確かに繋がっている。
それは、誰とも違う――いれいすという存在の旋律。