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夢小説注意 監督生を自分の寮に入れたい!! 「初めて」

マレウス

人の子よ

ハルカ(監督生)

あ!ツノ太郎!
どうしたの?

マレウス

それはこっちのセリフだ、
授業は終わったのになぜ部屋に残って勉強している?

ハルカ(監督生)

そりゃあ、僕は魔法が使えないからねー
実践がダメなら、魔法を使わない物で勝たなきゃじゃん?

マレウス

負けず嫌いなんだな

ハルカ(監督生)

まぁねー

ハルカ(監督生)

負けてばかりじゃつまんねぇもん

ハルカ(監督生)

ツノ太郎も他の人にビビられてばっかじゃん、
なんか酷いことして嫌われてるの?

マレウス

僕は何もしていない

ハルカ(監督生)

じゃあどうして?

マレウス

強さゆえ、と言うべきだろうな…

ハルカ(監督生)

ふーん
へんなの

マレウス

そうか?
僕にはそれが普通だ

ハルカ(監督生)

うん

ハルカ(監督生)

変だよ
強いから近づかないはツノ太郎のことを何も知らない

ハルカ(監督生)

失礼だよ
「近づかないから無礼じゃない」って
勝手に勘違いしてツノ太郎が傷ついていることにも気づいてない

マレウス

僕が傷つく?
何を言っているんだ?

ハルカ(監督生)

ツノ太郎には自覚がないだけだよ

ハルカ(監督生)

だってパーティに招待されて嫌だとツノ太郎は思うの?

マレウス

いや、思わない
むしろ喜ばしく思うぞ

ハルカ(監督生)

でしょ?
「知らない」って結構ひどいものだよ

マレウス

はは、人の子よ
お前も随分と変わっているぞ

マレウス

この僕をツノ太郎呼びするのは人の子だけだ

ハルカ(監督生)

前から思ってたけど
その「人の子」って言うのやめてくれる?

ハルカ(監督生)

僕にはハルカっていう名前があるんだ!

ハルカ(監督生)

ハルカって呼んでよ

マレウス

おっと、それは失礼なことをしたな
ハルカ

ハルカ(監督生)

これで友達でしょ?

マレウス

友達?

マレウス

僕がハルカの友人に?

ハルカ(監督生)

当たり前だろ?

マレウス

ふはははは

マレウス

ふはははは
本当に恐れを知らないんだな

マレウス

気に入ったぞ

マレウス

ハルカ
僕の寮に入るといい

ハルカ(監督生)

え?

ハルカ(監督生)

僕が?

マレウス

ああ
君ならリリア達も歓迎するだろう

ハルカ(監督生)

悪いけどそれは出来ないよ

マレウス

!?

マレウス

なぜだ?
僕の誘いをなぜ断る?

ハルカ(監督生)

僕は魔法が使えないし

マレウス

そんなもの気にしなくていい

ハルカ(監督生)

それに僕はいつ元の世界に戻るかわからないからね

ハルカ(監督生)

いつでも帰れる準備をするならオンボロ寮が1番楽なんだ

マレウス

マレウス

ハルカは元の世界に帰るつもりなのか?

ハルカ(監督生)

ハルカ(監督生)

もちろんだよ
当たり前だろ?

マレウス

帰る必要があるんだ?

マレウス

話を聞いている限りハルカの世界よりこのツイステッドワンダーランドのほうが楽しいだろう?

ハルカ(監督生)

そりゃあ、まぁ

マレウス

元の世界に帰ったところで苦労するだけだろう?

ハルカ(監督生)

でも

マレウス

もし身寄りがなくて困っているなら僕の所に来るといい

マレウス

これで全て解決だ

ハルカ(監督生)

確かに僕の世界にはこの世界みたいに便利なものはないかもしれない

ハルカ(監督生)

便利な魔法も
歌う絵画も
踊るゴーストも

ハルカ(監督生)

喋る魔獣も
妖精さえもね

マレウス

そうだろう

マレウス

ならばやはりこっちに

ハルカ(監督生)

でもね

ハルカ(監督生)

僕の世界にしかいない大切な家族や友人

ハルカ(監督生)

大切な人たちが僕を待っているんだ

マレウス

なぜ待っているとわかるんだ?

マレウス

探してすらいないかも
しれないんだぞ?

ハルカ(監督生)

そんなことないよ

マレウス

なぜわかる?

ハルカ(監督生)

皆は僕をさがしてくれている

ハルカ(監督生)

わかるんだ
なんとなくだけど

ハルカ(監督生)

絆ってやつかな

マレウス

だが、

ハルカ(監督生)

それに向こうにしかないものもあるよ

マレウス

…っ!

ハルカ(監督生)

だからごめんね

ハルカ(監督生)

ツノ太郎
気持ちだけ受け取っておくよ

ハルカよ

ハルカ(監督生)

それじゃ、僕そろそろ行くね!

マレウス

あぁ、

お前は何一つわかっていないんだな

この世界でお前を返そうと思っているやつは一人もいないだろう

私も含めて…な

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