てけとー

真剣な眼差しでこちらを見てくる

少し残念そうに下を向く

正直興味無いね

うん

年上かな…年下かな…？

うちの高校は 中等部と高等部 に別れている

私はその中の高等部2年に通っている

重っ…

私は目を擦りながら体を起こす

ん？

兄弟来るって言ってたね

…

水色の髪の人が一気に飛び出してきた

私の肩にポスンと頭を乗せてきた

頬を揺すりながら私に話しかけてくる

まさかこの人が兄だとは…

青猿 論 私と同い年らしい

さっきはなかなか起きないからついつい頬を殴ってしまった((←

こいつぶん殴っていいかな👊

私は腕を必死に堪えながらも歩いた

すると後ろから聞き覚えのある声で

「よっ！」

と話しかけてきた

ん？

んんんん？？？？

私はそーっと後退りをして下がる

私は”思わず”殴ってしまった

えーとまぁ情報を整理すると…

論さんと智君は小学校が同じで中学校が別になってから最寄りのカフェで遊んでたと(？)

2―3教室

私の隣の席の黄黒 流生君

2年で副生徒会長になった優等生

流石優等生。勘がいいね〜…

流生君の言葉に私は迷いなく話を始める

後ろから論さんの声と同時に肩を掴まれた

流生君は少し驚いた顔をしている

えまって…？

ここも知り合い系？

即答

論さんは私の肩を抱き寄せてくる

私は無理矢理離れる

論さんはひどっ…と言いまた話題を出そうとする

そう言いタッタッタッと走っていった