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私の名前は華
私には好きな人がいる
彼は寛人くん見つめる先の席だ
華
寛人くんイケメンだなー
渚
また言ってる
彩
今日で5回目
華
だって話したことないし
渚
またジョギバトやってるね
華
カッコイイ！
寛人
どうかした？
華
何も！
彩
話せたじゃん
華
ほんとだ…
彩
告れば
渚
あや分かってないねー
華
告るって大変！
渚
私のセリフ
華
あ…ごめん
渚
謝らなくていいよ
先生
今日は席替えです
華
やだなー
先生
華さんは寛人くんの隣ね
華
…嘘…
寛人
よろしくな
華
は…はい
渚
おめでとう
彩
おめでとう
華
静かに
寛人
華ってさ
華
…はい
寛人
好きな人誰？
華
寛人くんは？…
寛人
華…
華
えーーーーー！
渚
どうかした？
華
何でも
華
ほんとに
寛人
お前は？
華
寛人くん…
寛人
付き合お
華
はい
それからは見つめる先には必ず寛人くんがいる
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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