この作品はいかがでしたか?
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ねこもみじ
ねこもみじ
ねこもみじ
ねこもみじ
ねこもみじ
ねこもみじ
ないこくん
いふくん
ないこくん
いふくん
ねこもみじ
ガヤガヤガヤ
今日も賑やかなクラス
俺はクラスのみんなにこう言われていた
「優等生」と
でも、
優等生ではないと心から思える
ないこくん
周りを見渡してみる
いむくん
いむくん
りうらくん
あにき
しょうくん
いむくん
しょうくん
元気でよく笑っているりうら、
みんなから愛されているほとけっち、
優しくて人を想えるしょうちゃん、
みんなから頼られているあにき、
あとは、...
バッ
ないこくん
だ〜れだっ(耳元)
ないこくん
いふくん
俺が思う1番優等生のまろ、
小1のころから一緒で、
学年で1番頭がよくて、
スポーツもできて、
みんなから信頼されている
俺とは真逆だな...w
周りが完璧すぎると劣等感を持ってしまう
ガチャ
ないこくん
ないこくん
ないこくん
ないこくん
1人でいるとつい考えてしまう
なんで自分は優等生になれないのか、
なんで完璧を求められるのか、
なんで”生きているのだろうか”
そう考えると
どうしても暗くなってしまう、
でも、悲しい気持ちで心は満たされている
何もしなくても平気でいられる、
それでも、「普通の子」でいたかったから
声を殺して毎晩泣いていた
両親が「親より先に死ぬ子供は親不孝だと」
言った時があった、
それは、俺のことを否定するかの様に
何も知らないからこそ出た言葉に、
生きていた中で1番傷ついた
リスカは怖かったからしなかった、
でもこんな俺は嫌いだから、
あるとき思った
「死んじゃえばいいんだ」と、
そう思うと、なぜか元気になった、
こんな俺が生きていたって誰も悲しまない
なら早くこの完璧を求められる
残酷な世界から消えてしまおうと、
それから、空を見るのが好きになった
ゆっくり、のんびりと進んでいく雲が、
雲ひとつない綺麗な快晴の空が、
ポツポツと嫌な気持ちを流してくれる雨が
全ての人を明るく照らしてくれる太陽が、
気持ちに寄り添ってくれるような月が、
俺が消えても何も変わらないこの空が
大好きだった
ないこくん
いふくん
ないこくん
ないこくん
いふくん
いふくん
ないこくん
変っ...?俺が? バレないように隠してきたのに...? 両親ですら、気づかなかったのに...?
いふくん
いふくん
いふくん
いふくん
あぁ、そっか、
俺今苦しんでるのか、
ないこくん
ないこくん
ないこくん
気づけば涙が出ていた
ないこくん
ないこくん
いふくん
ないこくん
ないこくん
まろは何も言わず、 いや言えなかったんだろうな
でもずっとまろの瞳は 俺だけに向けられていた
いふくん
いふくん
ないこくん
いふくん
頭の中にあった霧が晴れた気分だった
あぁ、俺、生きたかったんだ
誰かに「生きて」っていって欲しかったんだ
ないこくん
ないこくん
ないこくん
ないこくん
いふくん
それから、4年が経った
俺は今も生きている
自殺しようとした俺を止めてくれた
まろには本当に感謝している、
あと盗み聞きしていたしょうちゃんにもね
あの時止めてくれなかったら
俺は自殺をしていたに違いない
これからもあの時のことは
絶対に忘れることはないだろう
生きられていることに感謝して
俺はこれからも大切な仲間と生きていく
「生きられていることに感謝して」 𝑭𝒊𝒏.
ねこもみじ
ねこもみじ
ねこもみじ
ねこもみじ
コメント
14件
大丈夫だよ。 いつでも苦しくなったら僕に言ってな。僕も苦しいこと、思い出したくないこと、とか、たっくさんあるし!その度に自分に悪口ばっかり言って今を生きてるんだから!!w でもね!僕的にはねこもみじちゃんに そんな思いはして欲しくないの!! だから辛かったりしたら教えてね!
俺さー思うんだけど、生きてるだけで偉いって良く言うけど実際そんなことは全然無いんだよね。だって何処が偉いか親も、友達も先生も教えてくれないじゃん?でもさ、偉いとは思わずに生きる希望を見出す方が100倍ましだよね。希望が少しでもあれば生きれるかもしれないじゃん?それでも辛くてタヒんじゃう人たちもいっぱいいる訳だけど、ずっと前の状態よりかはましだよね。 長文失礼しましたっ