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戦闘シーンかっこえぇ…! 頭脳派と武力派でも戦える事がわかりやすく表現されてて面白かった! 投稿お疲れ様! 無理せず休んだりしてね!
一応コメしますがうちの返信らんネタバレ⚠️です
ら「我々国と同盟になりたいなぁって」
近「…はあ?なんでそれを私に言うんですか。」
近「言う相手違うでしょ、きょーさんに言ってください」
近「てか日常国とWT国はまだしも、自分から同盟を申し出るなんて珍しいですね。」
ら「…昔は、人間とも同種な人外でも亀裂がはいることがあったからね。」
ら「そりゃ1人が安泰に思うだろ。」
ら「今だって残ってるし。」
ら「まぁ俺なりの克服をしようとしてるだけ。」
ら「てかWT国と我々国なんて戦力も貿易も良いみたいだし経済的にも安定しそうじゃん♪」
ら「日常国なんて1番の貿易相手国だよ♪」
近「へぇ。」
近「私たちは?」
ら「んー戦力!!!」
近「うっわ」
ら「いや戦力さえありゃ戦争して勝って支配すりゃ簡単だろ」
近「死者出す気満々かよ」
ら「まぁ俺らが得すりゃいいの!」
近「ほっんと、ネジ1本は一体何処に落としてきたんですか?」
近「いやネジというより電池が入ってない」
ら「死んでるっていたいの?」
近「言い方変えればそうなりますね。」
ら「いつからそんな辛口になったの近海さん…?」
近「これ以上貴方に構ってられないので仕事に戻ります。」
近「馬鹿が移りそうです」
ら「俺一応総統なんだけど皆俺の事舐め過ぎじゃない?」
近「脳内御花畑な野郎は国の総統は最強とか妄想しますけど、皆が皆強いわけないじゃないですか。」
近「だってこの総統様がそうなんですもん」
ら「戦力的には近海さんより俺…」
近「精神面で言ってます。誰が戦力って言いましたか?決めつけないでください」
ら「…でも権力的には俺の方が…」
近「権力は上でも扱い方が糞だから舐められてるんですよ。」
近「そーいうのを勿体ないって言うんです。」
ら「ねぇもう近海さん怖いよもう」
ら「俺に総統の座は相応しくないってこと?」
近「…ら民のツンデレを捻り出すつもりですか?」
近「私は仮にて真実を伝えているだけなので勘違いしないで下さいね」
近「まぁらっだぁさんが総統に相応しくないって言われたら否定はできませんね。」
ら「おい」
近「でも仮に皆が相応しくないって感じてるのに、今自分がその座に立っていられる事を理解して下さい」
近「ら民のことなんて私よりらっだぁさんの方が分かってるでしょ」
近「まぁ貴方が戦力さえ強かったらなんでもおっけー、みたいな思考しているから、ら民もそれに伴って、」
近「貴方より強いから舐め腐ってるんじゃないんですか?」
近「まぁどうせできないと思いますが、自分の立場を理解し真面目に発言だけするとら民も大人しくなると思いますがね。」
近「てかできなくていいです。」
ら「えほんとに酷くない?」
ら「できるようになるからな」
近「最後は褒めてますよ」
近「てかガチで面倒臭いので今日はこれぐらいにしてくれません?」
ら「仕方ないなぁ。久々に呼んだってのに」
ら「ツンデレは困るぜ」
近「毒薬注入しましょうか?」
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ら「とゆうことで。」
ら「僕の国と同盟国になってください!!」
「……」
なんやコイツ。
愛の告白か
単刀直入すぎるやろ
一応こいつ総統なのか
この外交官、自分の総統に 手焼いてそうやなぁ
「…まずは自己紹介からしようか。」
グ「我々国の総統グルッペン・フューラーと申す」
ら「あ、俺は運営国のらっだぁと申しますぅ…」
きょ「外交官の金豚きょーと申します。」
近「医療師の近海の鯖です。」
トン「私は外交官を務めるトントンといいます。」
トン「私が仕切らせて頂きます。」
トン「本題に入る前に運営国って別名:人外国でしたよね?総統様とばどきょーさんと近海さんはどのような種族なのですか?」
ら「…そぉですね。俺は鬼神族ですよ。」
きょ「俺は堕天使です。」
近「私は自分の総統様の鬼神の血を分けて貰って居ますが。不死なだけの普通の人間のような存在です。」
トン「ああ。人間は人外の血を自分の血に馴染ませると不死になれるんでしたっけ」
近「そうです。」
近「彼此もう何十年生きてますが不死になるのは本当だったってのを実感できましたよ。」
ら「それで、そちら2人組は人間なんですか?」
グ「いいや、俺の幹部に人間は居るが、俺とトントンは人外だ。」
トン「総統は吸血鬼で、私は耳無豚(かたきらうわ)っていう妖怪です。」
トン「耳無豚は弱体化してしまったのでまぁ特別強いところはないんですけどね。」
きょ「耳無豚って…弱体化してて良かったわ…」
ら(それってみどりに通用するのかな。)
吸血鬼……ねぇ。
アイツもそろそろ 時間の問題だな
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トン「それでは本題に入りましょうから何故我々と同盟を組みたいのですか?」
ら「えぇ…そぉですね。資源や貿易、戦闘力も良いしこちらの経済が安定するかなぁと思いまして」
ら「そちらの我々国は資源には困っていない事を自覚していて戦闘力を求めているようじゃないですか。」
ら「私の国の戦闘力は自信があります。試させて貰ってもいいです。」
ら「これならメリットでしかないはずです。」
ら「両国、求めている条件を満たしています。」
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我々国について色々調べた
その国の資源というより 戦力を重視してるらしい。
いわゆる戦闘狂
俺の国は戦力が高い っていう証明をする為に
一応、戦闘系ではない 医療系の近海さんを連れて来た
近海さんはある意味 人間だからね。
近海さんは俺ら人外のように 不死になることを望んだから 俺の鬼神の血を馴染ませた
まぁ人外の血なら なんでもいいんだけどさ
まぁある意味ただの人間
戦闘力でいうと簡単に殺せる
だから近海さんは頭脳戦
戦闘狂には敵わないだろうね
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グ「…そうだな。」
グ「お言葉に甘えて試させて頂きたい」
ら「…わかりました。」
トン「…それじゃあ、模擬戦という事で。案内させていただきます。」
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トン「うちの幹部のゾムとやって頂きます。」
トン「そちらは、ばどきょーさんで良いですか?」
ら「いえ。近海さんがやります。」
トン「…外交官じゃなくて医療師さんにですか。?」
ら「はい。戦闘力を示すためですね。」
ら「だからといって、あまりにも敵わない者には出させませんよ」
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…うちんところにも 人外はおるけど
流石人外だらけの 運営国ってとこか?
もしくはらっだぁっていう 総統が特殊なだけか。
兵士ならまだしも 医療師を連れてくるなんて 戦力を示すために連れてきた という理由がなければ 喧嘩を売っているようなものだ
そもそも模擬戦に 医療師を出す時点でおかしい
まぁそんなリスクがあるから 運営国の戦力には 期待ができそうだ。
だから残念な結果を 見せることはないと信じる
それに先程の運営国の総統様の 発言には違和感を覚える
あまりにも敵わない者には 出させない。
まるで自分の幹部は ゾムには勝てない と分かっているような発言だな。
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ゾ「よろしくお願いします。」
近「あぁ、貴方がゾムさんですか?」
近「私は近海の鯖って言います。よろしくお願いします。」
この模擬戦エリアに 障害はない。
頭脳戦派にとっては 痛いところではある
だからその対策を考えるのが 頭脳戦の特権だ。
それでは始めます
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私が近距離戦ではないことから ハンデとして私だけ 武器の所有が可能だ。
もしこれがただ単に 私達の命を奪う敵なのならば 麻痺や吐血や頭痛や 一定時間の盲目 等、
様々な毒薬を問答無用に 使用して殺しに掛かっていた
だがこれは殺せない
ころしてはいけない
でも私は思った
毒薬を所有し注入するのが 私の武器なんだと。
敵わない敵と分かっていても 一度慣れた感覚は元には戻らない
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相手は頭脳戦
俺は近距離戦
一見、簡単に勝てるようで すぐには勝てない
昔からたくさん経験を 積み重ねて今もこの国の 幹部でいられるんや
相手国の戦力を示す為の試合でも 俺が手加減をする意味は無いし 逆に期待に応じよう。
頭脳戦派って弱そうに 聞こえる奴も居るやろうな。
そんな奴は弱い奴の証やねん
なんなら俺の仲間にも 頭脳戦はおるからな。
相手国の近海さん?を 弱いなんて微塵も思ってない
頭脳戦は相手の戦い方に 合わせて対策を考える
頭脳戦は 近距離と遠距離の中間 ってところ。
模擬戦といえど戦いは戦い
だから油断はせぇへんで
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既に毒薬の所有は許可を貰った。
近距離には難しいんじゃないか?
これで私に近づき難い物ができた
毒薬の所有は3本
一定時間手足の麻痺 頭痛、目眩 のこの3本だけ。
なんだろう。
今から敵を殺す気分だ
試合は既に始まっていて 私も相手も動かない
……この試合には必ずではないが 気に入らないところがある。
近「ゾムさん。早く攻撃を仕掛けてきてください」
近「貴方は戦闘狂でしょ?」
煽ることで警戒をさせ 攻撃を仕掛けさせる
意味がわからないだろう。
試合開始の合図ではなく 私の声を合図に相手は動いた
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正直いうと
ゾムさんの攻撃には 耐えられるが 攻撃ができない。
何故ならこの人は人外だ
受け止めたときの 腕にくる振動で分かった
何処か懐かしく思ったんだ
彼は鬼神族
らっだぁさんと同じ鬼神族
体術は身についてる為 耐えられるが 攻撃を仕掛けられないのだ
これではハンデの意味が無い
でも私にとって好都合なのだが 結果を残さなきゃいけない。
次にくる攻撃を片手で防ぎ もう片方の手は注射器を1本取り 攻撃をしてきた相手の手を 攻撃を防いだ片手で掴んで 相手の腕に毒薬を注入した。
その後は腹に蹴りを入れられた
転んだ体をあげて 体勢を直す。
上手く受身を取れなくて 脚を挫いた。
適当にとった毒薬だけど どうやら注入したものは…
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煽っといて全然 攻撃を仕掛けてこない 相手に少し嫌気がした
でも途中から気づく
俺の攻撃は防がられてるだけ
完全に攻撃できている訳じゃない
そんなこと思ってると 相手は何かを取り出した
攻撃し続けていた 手はまた防がられたと思ったら
注射器を取り出し、 次は俺の攻撃を防いだ相手の手が 俺の手を掴み取り注入される
俺は焦って相手の腹に 蹴りを入れてその場を離れた
相手は諸に食らったようで 後ろから転ぶ
でもその時は既に遅かった
ゾ「…………ってぇ…」
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どうやら頭痛のようだ
自然に発症する頭痛とは 何倍を強力で。数分したら 嘔吐して胃の中身が 空っぽになるだろう。
思考も身体能力も 少し衰弱するだろう
これでまた有利になった
とは言っても
この試合は私の負けだ
やはり鬼神の力は凄いな
だけどこの人のは怖くない
私が怖いと感じるのは
あの人だけ
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鬼神の圧倒的圧力で 拳を入れられる
鬼は身体強化されるから 少し目眩や思考は劣るが 身体は変わらない
素早い攻撃で終わった
耐えることは可能だけど 体と中心部と言える腹と 脚をやられたことで 振動に耐え難かったことで 試合に負けた
そもそも私は人間と同じで
それに本当の殺し合いじゃなく 試合で勝つのは あまり好きではなかった。
好都合…だが
やっぱ
悔しい
模擬戦の終了を告げる 合図と一緒に
私は眼を閉じた
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