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振り返るとたっていたのは
妹のetだった
et
et
no
et
そう彼女は平然と答える
no
et
no
そう言うと彼は黙り込んだ
et
no
沈黙の間が続く
私が動けたのには理由がある
私は教室で固まってた
多分、いつも固まってる人とは違い
私は何故か考えることと聞くことはできた
いつも固まってる人達は何も無く
この時間はないということになる
et
外から声が聞こえる
彼の声が
そしてもう1人の声も聞こえた
et
どこかで聞いたことのある
懐かしい声がした
no兄だ
すぐに分かった
et
彼が苦しんでる声がする
でも体は動かない
がむしゃらに動こうとしたその時
固まっていた体がスっと軽くなった
et
びっくりして思わず声が出た
きっとyaくんだ
私は花壇に向かって走り出した
et
no
et
et
no
no
et
no
no
no
no
no
彼が幽霊?
そんなわけない
だってみんな見えてる
彼のことが見えてる
et
彼の顔は色白かった
でも脈はあり、生きていることがわかった
そっと私はその場に寝かした
et
et
no
no
et
no
兄は怒りを込めて話していた
兄は、優秀だった
でも、どこかみんなとは違い
みんなからは疎遠されていた存在だった
でも、私はそんな兄が好きだった
兄は突如として姿を消した
そこから安否不明
でもこうやって再会できた
それは嬉しく思う
でも、兄はすっかり変わっていた
優しい頃の兄ではなかった
no
et
et
et
et
et
no
no
俺はそっと妹に近づき
首元を叩いた
et
そして彼女はその場に倒れ込んだ
no
唯一、俺のことを好きでいた妹に
大嫌いって言われ
心に穴がぽっかり空いた気がした
no
no
誰にも聞かれていない
そう思い俺は過去のことを呟いた