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ちょこましゅまろ
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…なんか昨日、おかしかったよな
朝、アルは自分の席で頬杖をついていた。
避けられたと思ったら、最後は一緒に帰るし
アルフレッド
ぽつりと呟く
アルフレッド
アーサー
…あれ
普通だ
昨日みたいに避けない
でも…近くも、来ないな
アルはそれ以上距離を詰めなかった
アルフレッド
アーサー
アルフレッド
軽い会話をして席に戻る
あえて、これぐらいかな
…なんだ
今日は来ないのか
昨日までならもっと距離を詰めてきたはずだ
…いや、それでいいだろ
うるさくないし、落ち着く
なのに、
ちら、と視線がアルの方に行く
楽しそうに誰かと話している
…なんで
少しだけ、胸がざわつく
アルフレッド
アーサー
自然と隣に来るアル
でも距離は普通
アルフレッド
アーサー
アルフレッド
アーサー
アルフレッド
…それだけかよ
何期待してんだ俺は
アルフレッド
アーサー
アルフレッド
いつも通りのトーン
アルフレッド
…引いてる
アーサー
アルフレッド
楽しそうに笑う
けど距離はそのまま
…なんだよ、それ
帰り道
並んで歩く2人
でも昨日より少しだけ隙間がある
アルフレッド
アーサー
アルフレッド
アーサー
…なんか、たりねぇ
昨日みたいなあの近さ
あの距離感
…いや、何考えてんだ
でも、
もうちょっと来てもいいだろ
そう思ってしまう自分がいた
ふと、アルが立ち止まる。
アルフレッド
アーサー
いつもより少し早い別れ。
アルフレッド
…
少しだけ言葉が出そうになる。
でも
アーサー
それだけしか言えなかった。
…なんだこれ
家に帰ってからも落ち着かない。
静かなはずなのに。
昨日までより楽なはずなのに。
…なんでこんな
物足りない。
アーサー
アーサー
自分でも気づかないくらい、小さな声だった。