美穂
えー!売り切れですか!?
店員さん
はい。もうだいぶ前に...
美穂
そ、そうですか...
美穂
美穂
あー、もう!
美穂
委員会さえなければ、買えたかもなのに...
美穂
ん?
美穂
(こんな所にお店なんかあったっけ?)
美穂
(結構小さいから、きづかなかったのかな...)
美穂
こんにちわー
お婆さん
いらっしゃいませ
美穂
ここは、何を置いているんですか?
お婆さん
不思議な力のあるアクセサリーを置いています
お婆さん
良ければ見ていってください
美穂
は、はい...
美穂
(なんか、不気味な雰囲気のお婆さん...)
美穂
わ、綺麗なネックレス...
お婆さん
それは時を止めるペンダント。お気に召しましたか?
美穂
え、あ!はい
美穂
これいくらですか?
お婆さん
お代は要りません
美穂
え...
美穂
あ、あの!...あれ?
美穂
(私、いつの間にこんな道端に?)
美穂
(さっきのお店、どこにも無い...)
翌日
美穂
って、事があったの!
咲子
なるほど...
咲子
何か面白いじゃない!そのお店何処にあるの?
美穂
それが、お代は要りませんって言った後無くなっちゃったの
咲子
...なーんだ、美穂の作り話か
美穂
違うよ!本当にあったの
咲子
冗談よ、美穂は嘘つかないもんね
咲子
で、これが例のペンダント?
美穂
うん
美穂
お婆さんは時が止まるとか言ってたんだけど
咲子
止まらないわけねー
咲子
ま、そんなインチキ商品いくらでもあるわよ
美穂
うーん...
咲子
あれ、このボタンみたいなの何?
美穂
え、ホントだ
咲子
押してみよっか
美穂
...
咲子
...
咲子
何も起きない...
美穂
あはは、まあそうだよね〜
咲子
つまんなーい
美穂
美穂
ねえ、咲子...
咲子
んー?
美穂
外、見て
咲子
外?
咲子
え、、、
咲子
何これ
美穂
これって、もしかして
美穂
本当に時が止まっちゃったとか...?