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未来
私は家に帰るなり自分の部屋に駆け込み
ベッドに顔をうずめた
未来
未来
未来
目から涙がこぼれ落ちた
未来
未来の母
母が下の階から呼んでいる
私は急いで涙を拭き取った
未来の母
未来
未来の母
未来
未来の母
未来の母
母は私の肩に手を置いた
とても暖かくて、それでいて力強い
そんな感覚だった
未来
未来
未来の母
未来
未来
未来
未来
未来の母
母は心配そうにこちらを見つめこう言った
未来の母
未来の母
未来の母
未来の母
未来の母
未来の母
未来
母の目はさっきと違い、ずっしりとした重みのある
強い母の目になっていた
未来
未来
未来
未来の母
未来の母
母はクシャッと笑った
感情がすぐに顔に出るのが母の癖だ
でも、そういうどこか抜けている、完璧でない母が好きだ
未来の母
未来の母
未来
…………
しばらくして、私は明日の洋服を選んでいた
未来
未来
未来
と、タンスの隙間に目をやった時だ
未来
未来
タンスの隙間にアルバムが挟まっていた
ずいぶん昔のもので、ホコリを被っていた
未来
私はホコリを手で払いのけながらアルバムの題名を読んだ
未来
未来
私はゆっくりとアルバムを開く
未来
未来
未来
未来
未来
未来
未来
私はその後もアルバムのページをめくっていった
まるで過去に戻ったみたいに記憶が蘇ってきた
未来
未来
未来
未来
未来の母
あまりに大きい声だったので、母が呼びかけてきた
未来
未来の母
未来
私は母の前にアルバムを突き出した
未来の母
未来の母
未来
未来
未来の母
未来
未来
未来
未来の母
未来
また嘘をついた
これで何回目だろう
ほんとは正直に言いたい
だけど目の前の事が、崩れてしまいそうで
怖くて本当のことが言えない
心の中に悪魔が住んでるみたい
次の日
未来
私は病室に流星を迎えに来た
流星
未来
流星
流星
未来
流星