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優愛

ねえメイド長

メイド長

何でしょう

優愛

冴宮が休暇を欲しいって

優愛

あいつ何かあるぞ

優愛

なんかメイド長に話した?

優愛

どんな小さい事でも構わない

メイド長

確か男っぽく見られたい誰かが居るって言ってたような

優愛

それね

優愛

ということは明日冴宮はデートね

メイド長

そうですねぇ〜

優愛

もう言わなくても分かるわね

メイド長

はい、お嬢様

メイド長

尾行しましょう

優愛

そうね

冴宮

とりあえず待ち合わせの30分前に到着

冴宮

今回は女装してだ

冴宮

去り際に優奈が言ってたな

冴宮

え?

冴宮

あいつもう居る

優奈

あ、ちゃんと来た

冴宮

早くないですか?

冴宮

30分前ですよ?

優奈

女の子を待たせる訳にもいかないから

冴宮

無理がありますよ

優愛

あれは、、同じクラスの優奈?

メイド長

なんで2人だけで遊園地に来てるんでしょう

優愛

さぁ、わからない

優愛

何かある

優愛

絶対何かある

優愛

人殺したりしたら私があいつ殺してやるわ

冴宮

冴宮

なんか寒気が

冴宮

気のせいか

冴宮

というかなんで私なんですか?

冴宮

他の男と行けばいいのに

優奈

うーん

優奈

笑わないで聞いてくれる?

冴宮

それは分かりません

冴宮

理由次第ですから

優奈

そこは笑わないって言いなさいよ

冴宮

や、ギャグに全振りするかも知れないじゃないですか

優奈

まぁいいわ

優奈

私男性恐怖症なの

冴宮

こりゃまた

優奈

小さい頃に誘拐されて

優奈

それで怖い思いして男性が怖くなったの

優奈

男性と目を合わせるとトリウマになり、震え上がるくらいに怖い思いするの

冴宮

でもなんで私なんかと

優奈

あんた見た時怖いって思わなかったから

冴宮

何ででしょうね

優奈

男っぽくないからじゃないかな

冴宮

これ以上言ったら私の大事な何かを失います

優奈

ふふふ

冴宮

まぁとりあえず何か乗りましょう

冴宮

何乗ります?

優奈

観覧車とか?

冴宮

それは締めに乗るものじゃないですか?

優奈

そうだよね〜

優奈

まぁ軽くジェットコースターかな

優奈

乗れる?

冴宮

大好物ですよ

冴宮

お嬢様達と乗ったことありますし

冴宮

お嬢様泣いてたけど

優奈

まぁ乗りましょうか

冴宮

はい

冴宮

(最初は不安だったけどなんだかんだで楽しかったな)

冴宮

(お嬢様、メイド長、お父様連れてまた行きたいな)

優奈

もうこんな時間ね

優奈

名残り惜しいけど次で最後ね

冴宮

そうですね〜

冴宮

ということで観覧車行きますかぁ

優奈

うん

すると背後から声をかけられてきた

男性

ねえ君等!

冴宮

はい?

男性

今ひまかい?

男性

良かったら僕と一緒に回らない?

冴宮

これがいわゆるナンパってやつか

冴宮

すみません私達これから観覧車に乗らなきゃいけないので

男性

え!じゃあじゃあ一緒に観覧車乗ろうよ!

冴宮

観覧車をビューンって飛行機みたいに飛ばすかい?

男性

いいね〜それ!

冴宮

ノリの良いナンパだな

冴宮

嫌いじゃないぞ

冴宮

優奈さん大丈夫ですか?

優奈

、、、、

冴宮

震えてる

男性

ねえ、そっちの君はどうして震えてるの?

男性

もしかして僕と一緒に行けることが嬉しいんだ

冴宮

申し訳ありませんが彼女は怖がってるみたいなので消えて頂きませんか?

男性

そんなこと言わずに行こーぜー

男性は優奈に向かって手を繋ごうとした

優奈

ヒッ

冴宮

おいやめろ

冴宮

マジで怖がってるんだ

冴宮

さっさと視界から消えてもらいたい

男性

、、、

男性

配慮が足らなかった。

男性

すまん

冴宮

よし、行ったな

冴宮

大丈夫ですか?優奈さん

優奈

、、、、

冴宮

これはやばいな

冴宮

一旦あそこのベンチで休憩しましょう

優奈は小さく頷いた

冴宮

少しは落ち着きましたか?

優奈

うん、、ありがとう

優奈

でも、なんで膝枕?

冴宮

疲れてる時に頭に硬い物があると疲れが取れません

冴宮

なので膝枕をして疲労を取ろうってことです

優奈

え、

冴宮

どうしました?

優奈

あんたに恥とかないの?

冴宮

恥?

冴宮

なんですかそれ?

冴宮

膝枕は恥ずかしいものなんですか?

優奈

普通はね

冴宮

お嬢様に膝枕をやった時はどうも思いませんでしたよ

優奈

そ、そうなの

優奈

あの、さっきはありがとう

冴宮

本当に怖いんですね

冴宮

でも、優奈さんはさっきみたいな怖さをまた体験しますよ

冴宮

きっと

優奈

意地悪言わないでくれる?

冴宮

でも、その時には私が必ず助けにいきます

冴宮

怖い思いはもうさせません

人1

にげ、、、ろ、、

人1

冴、、宮

人2

次はお前だ

人2

潔く死ね

少し過去を思い出した冴宮

優奈

冴宮?

冴宮

あ、はい

冴宮

すみません少しボーっとしてました

優奈

よし、それじゃ観覧車乗ろう

冴宮

そうですね〜

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