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響
あぁ、逃げたし出した猫の
響
後を追いかけて
響
飛び込んでしまったのは
響
赤に変わった信号機
響
バッと通ったトラックが君を轢きずって鳴き叫ぶ
響
血飛沫の色、君の香りと混ざり合ってむせ返った
美幸(みゆき)
嘘みたいな陽炎が
…
『嘘じゃないぞ』
美幸(みゆき)
って嗤ってる
美幸(みゆき)
夏の水色
美幸(みゆき)
かき回すような
美幸(みゆき)
蝉の音
美幸(みゆき)
に全て眩んだ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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