赤ちゃん
おぎゃあああああああああ
看護婦さん
おめでとうございます!元気な女の子ですよ!
私たち夫婦の間に、娘が生まれた
しょうた
よく頑張ったな!
みお
ふふっ、私の可愛い娘♡
みお
ななみと名付けましょ
しょうた
おお、いい名前だな
しょうた
おお、ななみ、パパだぞ〜
全てはうまくいってました
でも
ななみが1歳になった時
彼女の異変に気づいたのです
みお
ななみちゃーん、ご飯の時間ですよ〜
みお
あれ、ななみちゃん?
ななみ
ななみ
ふっふっふ
その時私が見たのは、恐ろしいものでした
みお
え、ななみ・・・
みお
何してるの・・・
ななみ
?
ななみ
ママ〜
彼女はお人形の首を折り曲げたり、
体をまげた人形の姿を見て
ニタリと笑っていました
私は赤ちゃんだから仕方ないと思い、その時は流しましたが
何度もこのようなことがありました
みお
ねぇ、あなた?
しょうた
ん?なんだい?
みお
最近、ななみがおかしいのよ
私は旦那に全て話しました
でも
しょうた
そんなの子供がすることだろ
しょうた
心配することない
しょうた
俺たちの子供だ
みお
で、でも・・・
しょうた
所詮赤ちゃんだろ??
しょうた
大丈夫だって
そう言われて流されました
そして、私がななみを捨てようと判断したことが起きました
それは3月の春のこと
みお
ななみー?
みお
まーた隠れたわね
みお
もう病院に行く時間なのに
みお
ななみ?
みお
きゃっ!
そこでみたななみの姿は
悪魔のようでした
彼女はまた、お人形の体を曲げてさらに
包丁で刺して遊んでたのです
私は赤ちゃんがすることだと思えませんでした
ななみ
ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
ななみ
ママ??ママも・・・??
みお
ななみ!辞めなさい!
ななみ
ふえっ・・・ままぁぁ
ななみ
うえーん
私は身の危険を感じました
みお
あ、あなた・・・
みお
実は・・・
旦那に全てを話しました
しょうた
それは普通じゃないな・・・
しょうた
どうだ?1回医者に連れて行ってみるのは?
みお
え、で、でも・・・
しょうた
大丈夫だ、俺も行く
絶対に思っては行けない考えが私の脳内を横切りました
もう、こんな娘、捨ててしまえと。
私と旦那と娘の3人で病院に行きました
でも、診断の結果は
医者
あー、別になんともないですね
医者
異常は見られませんでした
医者
お子さん、なんか荒れてるのかもしれないですね
医者
お母さん、今後はよくお子さんのことを見張っててくださいね
みお
は、はい
数日後