公園に着いてすぐ目に止まったのは見慣れた金髪だった
風羽
遅れた、ごめん
私達、きっと神様に嫌われているんだろうね
武道
大丈夫ッスよ!
明るい笑顔を見せるタケミチの目の下には隈が出来ていた
風羽
タケミチ、駄目だった
武道
…俺も、駄目だった
私達はタイムリーパーだ
風羽
……どんな感じ?
武道
マイキー君が…
風羽
そっか…
私は正直タケミチが嫌いだ
辛いのに誤魔化して笑うのも
自分より周りを先に助けるのも
武道
風羽さんのとこは?
風羽
…ん?
風羽
まぁ…普通だよ
吐き慣れた嘘を並べ本当の私が見えないように壁を立てた
武道
…よしっ!
武道
次も頑張りましょーね!
タケミチ、私ね
1番大好きな人達に殺されたんだよ
風羽
そうだね
風羽
次、何を目標にしよっか?
武道
俺はマイキー君を助ける!!
風羽
…私は
武道
灰谷君?
風羽
…そうだね
今、2人はどうしてるだろう
武道
俺、ヒナに会いに行ってくる!
風羽
はぁい
風羽
じゃあね
武道
また!
別れを告げればもう自由だ
強張る足を地面から引き剥がして走り出した
電車に揺られ駅をいくつも見送りやっと六本木に着いた
風羽
ど、こ
この時間ここに来る事を禁止にされていると言うのに私の体は2人を探していた
辺りは既に日が落ちていた
風羽
……帰り方…分かんな
スマホは充電切れで使えない
コミュ症と言うこともあり自分から話しかけるのには抵抗があった
風羽
…会いたいよ…
本音を言ってしまえば家にまで行って抱きしめて欲しいくらいだ
蘭
誰に会いたいって〜?
突然後ろから求めていた声がした
風羽
へ、?
蘭
え、泣いてんじゃん
蘭
どしたどした
安心と不安がぶつかる
泣き顔なんて見せたくないのに
蘭
あ、そーだ♡
思いついたように目の前にしゃがみ込むと唇を奪われた
風羽
な、っえ…?
蘭
お、泣き止んだ
蘭ちゃん、私もうタイムリープしたくないよ
風羽
ありが、と
蘭
…とりあえず家おいで
そう言うと私の手を引いてくれた






