夏歌
あづい
夏歌
あづすぎる
夏歌
あつがなついよお
夏歌
はあ…疲れたっぴい…
ブロロロ………
夏歌
えっ
あついあつい…そう思っているとバスが行ってしまいそうになった
夏歌
ちょっ!ちょっと!
??
ちょっとすみません!
私に気づいた彼はドアを止めてくれた
??
はい、どうぞ
夏歌
あっ…ありがとうございます!
とてもかっこよくて、優しい人だった
??
良かったです。間に合って
夏歌
ほんと…良かったです。ありがとうございます
??
おっと…
バスが急停止し、とてもゆれた
私は倒れそうになってしまった
??
大丈夫ですか…?
彼は私の腕を引っ張り支えてくれた
夏歌
はい…ありがとうございますほんとに…w
??
いえ、、これくらい大丈夫ですよ
夏歌
…
優しい彼が私を引き寄せた
一瞬で私は彼のことが好きになった
夏歌
あの…!
夏歌
名前っ…なんですか?!
色々あって私たちは付き合うことになった
彼は涼斗という名前らしい
優しくて、かっこよくて、スポーツ万能、でも、頭は少し悪い
大好きだ
でも、彼には大きな欠点がある
涼斗
ねえ…今日だれとLINEした?
夏歌
友達だよ…
涼斗
スマホ見せて
夏歌
…はい
涼斗
ん、はい。ありがとう
涼斗
男とはLINE交換してないよな?
夏歌
してないって…
涼斗
これは夏歌を、思ってだから、ね?
涼斗
わかった?
夏歌
わかってるよ…
涼斗
えらいえらい…
彼は私に依存している
男の子と喋ったらとても怒る
そして殴る
これも愛だ
そう、彼は言う
涼斗
ねえ
涼斗
今日男の人と喋ってなかった?
夏歌
え…?あ、ノート拾ってもらった時だよ。大丈夫
涼斗
大丈夫じゃないよね。わざと落としたの?
夏歌
大丈夫だって
涼斗
ねえ!聞いてる?
夏歌
聞いてるよ…
涼斗
なんでそんなウザそうなんだよ
夏歌
ウザそうじゃない…
涼斗
なあ…俺のこと愛してないの?
夏歌
愛してるよ
涼斗
ほんと?
夏歌
うん
涼斗
じゃあ
永遠に一緒にいようか
バス停の彼は多分
私をずっと、待ってい…
……そこからの私の記憶はない