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注意 ご本人様には関係ありません
cnruですが腐の要素はないと思います
虐待シーンがあるので、胸糞悪い展開があるかもされません
それでも大丈夫方はどうぞ
簡単な設定
レウクラウド
コンタミ
カチッ……カチッ……
古びた壁掛け時計が、壊れかけの部屋に乾いた音を落とし続けていた その音だけが、この空間に残された“生きているもの”のようだった
ゴミが積み重なった小さな家 窓は薄く汚れ、外の光はほとんど入らない 空気は重く、湿っていて、どこか腐ったような匂いすら混じっている
その部屋の隅 レウクラウドは壁にもたれたまま、膝を抱えることもせず、ただ座っていた
虚ろな目 焦点の合わない視線 まるでそこに“自分”という存在が残っていないかのようだった
全身には無数の痣が刻まれている それは昨日のものか、今日のものかも分からない
痛みの感覚すら曖昧になっている身体は、ただ息をしているだけの器のようだった
レウクラウド
声にならない声が、喉の奥で消える 言葉にする理由も、意味も、もうどこかへ落ちてしまっている ただ時間が過ぎるのを待つ
それだけが、この部屋で生き延びる唯一の方法だった カチッ……カチッ……
時計の音だけが規則的に、残酷なほど平等に流れていく
その時だった 玄関の扉が乱暴に開く音がした
ガンッ、と壁を叩くような音とともに、空気が一気に変わる “時間が止まる前の気配”が、部屋に流れ込んでくる
父親
母親
ため息のように吐き捨てられた言葉は、感情というより“習慣”に近かった
レウクラウドは反応しない 動けば悪化する。声を出せば増える それだけは、身体が覚えていた
だが、無意味だった 次の瞬間、鈍い衝撃が頬を揺らす
視界が歪む 床が少しだけ近づいたように見える しかしそれすら、どこか他人事のようだった。
父親
怒りというより、邪魔な音を消すような動作 そこにはもう“人間”というより“処理”の感覚しかなかった
母親は近くにしゃがみ込み、レウクラウドの顔を覗き込む
母親
母親
母親
言葉と同時に、身体が乱暴に蹴られる 息が詰まる
レウクラウド
父親は苛立ったように舌打ちをして、ポケットから火を取り出した 赤い光が一瞬だけ部屋を照らす その光は妙に綺麗で、だからこそ怖かった
その火をタバコにつける
父親
タバコが近づく
熱 それはruが1番嫌いな"愛"だった
レウクラウド
母親
ジュッ
レウクラウド
レウクラウド
ジュッ
レウクラウド
ジュー
レウクラウド
逃げようとするレウクラウドを楽しそうに母親は捕まえて、父親は何度も当てる
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も
レウクラウド
レウクラウド
1時間後
やがて父親は何事もなかったように背を向けた
父親
それだけ それが“終了”の合図だった
ruは床を手で押しながら、ゆっくりと立ち上がる 足は震えているのに、痛みの感覚は薄い ただ、身体がそこにあるだけ
廊下は暗い 電気は点いていない 点ける意味もないとされていた
レウクラウドは自分の部屋と呼ばれる狭い空間に戻る 小さな床に倒れ込むように座る
レウクラウド
レウクラウド