TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

そう、始まりは中学2年生の頃だ

最初はそんな事するつもりはなかった

?????

あのさ、俺....きんときのこと好きなんだ....

最初聞いたときはびっくりした。 でも、君は女子が苦手だし 男を好きになってしまうのも 仕方がないと思う

しかもきんときは、 爽やかイケメンでスポーツ万能、 それにもって頭脳明晰で学年トップ 性格もとても紳士で優しく 同性でも惚れてしまうのも無理はない

????

いいんじゃね?応援するよ

?????

っ!本当?!
ありがとう!スマイル!♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

そういい、愛らしい笑顔を俺に向けてくる

????

.....

俺はもう保育園からの仲だから この笑顔に特にドキっとしたりしないが、 初対面の人や普通の人なら 一発で落ちるだろう

ガラガラガラ

????

スマイル!シャークん!
帰るぞー!

と、少し荒めにドアを開け 大声で俺たちの名前を呼ぶ

きんときにそう言われたので 急いで俺は帰る準備をする

シャークん

っ!きんとき....

きんとき

.....?どうした?

シャークん

え、えと....話してたこと聞こえてた....?

そう言いシャークんは 少しもじもじしながら 顔をほんのり赤くしている

きんとき

?聞こえてなかったけど....
あ、帰る準備手伝うよ

シャークん

ッ!うん!

スマイル

.....

そう言っているきんときの瞳は シャークんをとても愛らしい目で 見ている

スマイル

やっぱり....

スマイル

両思いじゃんボソッ

シャークん

.....?スマイル何か言った?

スマイル

ん....?何でもないよ

俺は知ってるよ きんときがシャークんの事を好きなのを

良かったじゃん 二人とも両思いで

スマイル

.....

でも、 何処かモヤモヤする

モヤモヤじゃなくて 何か恨めしい感情....

○月○日

先生

おい、須磨
この歴史人物は誰か言ってみろ

突然先生に 自分の名前を呼ばれる

スマイル

えっ....

しかも、運悪く ここの勉強はしてきてなく 全然分からなかった

スマイル

え、えと....分かりません....

先生

そうか....

先生

なら鮫島!
お前は分かるか?

シャークん

え、えと....💦

シャークんも俺と同じ理系で歴史はいつもかなり点数が悪いから 解けないだろう

スマイル

先生意地悪すぎ....

モブ1

コソコソ

そう思っていると何かひそひそと話し声が 聞こえくる

モブ1

この人は....コソコソ

モブ2

確か______だったはず!コソコソ

そう、皆シャークんに 小さな声で答えを教えていた

スマイル

俺の時はそんな事してくれなかったくせに....

シャークん

あ、その人は_______です!

先生

正解だ

先生

次は______

シャークん

皆ありがとうニコッ(コソコソ

モブ1

どういたしまして!

モブ2

俺が分からないところあったら
教えろよ〜

シャークん

勿論!コソコソ

スマイル

.....

どうしてシャークんばっかなの?

スマイル

俺はダメなの?

俺とシャークんの何が違うの? 俺は、ずば抜けて出来ることはなく、 いつも普通。 でも、シャークんだって.... 君も俺と同じだろ? なのになんで....

何で、いつも君だけ愛されるの?

何で、いつも君の周りには人が集まるの?

俺の何が駄目だって言うの?

何で誰も俺を見てくれないの?

スマイル

ッ....何考えてるんだ、俺....

〜放課後〜

スマイル

ヤバいかなり待たせてる....

俺は、部活が長引き いつもの待ち合わせしてる時間の 20分程遅れていた

優しい二人のことだから 教室で待ってくれていると考えると 申し訳なくなる

ダッダッタッ

先生に気付かれてしまってはまずいので 足音をあまり立てずに走る

スマイル

はぁはぁ....

スマイル

着いた....

俺は、いつもの教室に着き、 入ろうとする

そこにはいつもの見覚えのある 二人がいた

でも今日は何かが違った

そう、二人とも抱き合いながら

まるで映画のワンシーンのような キスをしていた

スマイル

は....

長く熱いキスを....

シャークん

んぅッ///

微かに彼らから漏れる吐息や声が聞こえて来る

シャークん

....?チラッ(スマイルと目が合う

視線を感じたのか シャークんの瞳が俺の方を向き、 彼と目が合う

スマイル

あ....

その瞳には少し涙が溜まっており、 顔は赤くなっていた

きんとき

んッ、シャケちゃんとこっち見て?

シャークん

んぅッ!?////

そう言ってきんときはまた 熱いキスをシャークんと交わす

スマイル

ッ!

あぁ.... やっぱり....

羨ましい

皆んなから愛される君が 羨ましくて、憎らしくてたまらない

俺と同じ何の取り柄のないはずなのに

どうして君ばっかり....

スマイル

ッ....

あぁ....俺はただ

君が妬ましくて恨ましくて 仕方がないんだ

君と同じ事をしただけ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,010

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;