今日は、依頼である洋館に行く日であった。
ベリアン
ハウレス
2階の執事4名、全員揃っております。
ベリアン
主
怖い話は好きだが、実際自分が体験するかもしれないと思うと自然と体が震える。
ブルブル
ボスキ
ベリアン
主
それに、万が一にも天使の仕業だったら、私が必要になるでしょ?
アモン
完全に人の仕業とは言いきれない話もでているんすよね?
ハウレス
フェネス
ベリアン
ボスキ
主
アモン
主
ハウレス
主
フェネス
主
主
そう笑う主に。
ベリアン
ボスキ
アモン
ハウレス
フェネス
と皆が話す。
ムー
ふらふら…
主
ムー
無理に笑おうとするムー。
主
そう、子供をあやすように頭を撫でる主はムーを抱っこし
主
と本当にあやすと
ムー
ボスキ
アモン
フェネス
ハウレス
忘れなければ…。)
眠り始めるムーを
主
そういい、赤子を託すようにベリアンに託す。
ベリアン
主
ハウレス
主
アモン
フェネス
ボスキ
ベリアン
主様も無理はなさらないように、お気をつけて行ってらっしゃいませ。
主
皆がベリアンに挨拶をすると屋敷を後にし馬車で例の洋館へと移動をする。
アモン
主
フェネス
主
主
アモン
アモン
フェネス
フェネス
一方、ボスキとハウレスは
ハウレス
ボスキ
ハウレス
ボスキ
ハウレス
ボスキ
下手に貴族連中のゴタゴタに主様を巻き込む必要もねぇしな。
ハウレス
ボスキ
素直に聞き入れてくれるとは思えねぇがな。
ハウレス
ん~…。
と悩むハウレスと割り切ってしまってるボスキは馬車を運転し続けた。
そして、しばらく真っ直ぐな道を進み、山を超えると例の洋館がある街へとつく。
ヒヒ~ン
ボスキ
ハウレス
そういい、馬車は街の一角に着く。
アモン
フェネス
主
そして、馬車の扉が開かれる。
ハウレス
主
ハウレス
勿体ないお言葉ありがとうございます。
主様はお優しいですね。
ハウレス
そういい、主の頭が馬車の入り口の上あたりにぶつからないように入り口辺りに手を添え、私の手をとり足元にも細心の注意を払ってくれるハウレス。
主
ハウレス
ボスキ
主様はゆっくりでいいからな。
主
ハウレス
そういい、荷物を例の洋館に運ぶボスキとハウレス。
アモン
主様の前だっていうのにお構い無しっすね。
ヤレヤレ...と言う風な手をする アモン。
フェネス
アモン
そういう庭には赤い薔薇が咲いていて綺麗だった。
主
アモン
フェネス
アモン
そうして、2人きりになると
主
アモン
そんなあからさまに避けないでくださいっす。さすがに、こんな見えるところであんなことしないっすよ。
主
ごめん。アモン。
アモン
そう、主の左の耳元で囁くアモン。
主
アモン
主
アモン
主
アモン
そうして、入れてくれたのは、
アモン
こちらは、屋敷の庭のバラを丁寧に乾燥させて芳醇な香りと爽やかさを閉じ込めた一品っす。
主
アモン
主
アモン
主
主
主
コクッ
主
アモン
主
アモン
主
アモン
主
アモン
主
アモン
そう苦笑するアモンに
主
アモンが秘密にしてくれるなら…またしたいって…思っちゃって…私、悪い子だよね…。
ごめんね…。アモン…。
アモン
むしろ、うれしいっす。
なら、秘密にするんで誰にも言わないんで、また俺としてほしいっす///
俺も男っすから、女性である〇〇さんに誘われたら抗えないっす////
主
お互いに顔が赤くなる主とアモン。
主
アモン
主
その頃、フェネスは主の部屋になる場所を綺麗にし、ベッドの準備をすませ、主とアモンのところに来ていたが、2人が何やら楽しそうに会話をしているので、会話が終わるタイミングで割って入ろうと扉の影に隠れていた。しかし、フェネスが聞いてしまったのは思わぬ事実だった。
フェネス
頭がパニックになるフェネスの後ろから
ボスキ
フェネス
ボっ、ボスキ?!////
ボスキ
大丈夫か?
フェネス
大丈夫だよ。
ハウレス
ボスキ
ハウレス
ボスキ
ハウレス
フェネス
ボスキ
ハウレス
フェネス
こうして、フェネスの胸の内だけで、隠された会話はフェネス以外は知らない。
次回につづく。