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わぁ!やっぱりあの幽霊ブルーか!てっきり私はブルーとレッドが兄弟かなとか思ってたけどそういうんじゃなくて幽霊と人間なんやね! 「毎日ここで会ってくれないか」ってどうしたんだろう…何人もの人に会ってきたはずなのに、何でレッドにそう言ったんだろう…気になる🌟 これからのレッドとブルーの関係性が楽しみやね!続き待ってます!
最高だ〜!!!!! ブルー…やっと来たか…(←まだ2話目だよ??馬鹿なのかな?) リーブの作品っていつ見ても最高だね♪ 差がありすぎて泣きそうだよ!!←??? 続きが楽しみ♪(*‘ω‘ ≡ ‘ω‘*)♪
チャリン……
レッドはいつも財布の中に入れている五円玉を取り出し、賽銭箱に放り入れる
そこに、二礼二拍手一礼が続く
レッド
呟いて神社から出ようとした、その時だった
人
人
レッド
レッド
ひっそりと評価している彼だが、2人が言っていたことがどうも気になった
神社で「やりやすい」と言うことは中々無い。
……まるで、自分達が土地をいじるみたいな言い方だ
レッドは思い切って、2人に声をかけることにした
レッド
人
レッド
レッド
人
人
人
人
人
レッド
人
2人組が去っていくと、レッドは再び神社へと目を向けた
レッド
レッド
柱や壁は色褪せていて、なんなら傷も入っている
綺麗…とは言えないが、積み重なった歴史の重さを感じられる傷達だった
あの人も言っていた様に、無くなってしまうと思うと…少し寂しい
レッド
レッド
前方の賽銭箱や説明がある辺りをするりと抜け、社殿の横を通り過ぎる
そして、ちょっと前より影が濃い、レッドが「裏」と呼んでいる場所へと、1歩踏み出した
そこには木が並んでいる
だが…道路沿いに並んでいる木とは違うオーラがあるのだ
……「神々しさ」だろうか
レッド
レッド
だが、ジャングルになっている訳ではなくて、ちゃんと手入れされている様だった
レッド
声に悲しみが溶けだして、流れ出す。
神社に昔からずっと行っていた訳じゃないのに…感情が入り込んでしまう
それは、一部分しか見ていなくても、行き続けたからかも知れない
____風が木々の葉を静かに揺らす
温風でも、緑のエネルギーが移って涼しい。
レッド
レッド
風で荒っぽく髪が揺らされる
その時、目線がスッと動く。 刹那
レッド
自分の1番近くにあった木の下にいた……少年と目が合っていた
2人は、同時に目を丸くする
レッド
レッド
レッド
レッド
レッドが疑問に思って動揺している間に、少年がこちらに近付いてくる
正面にやって来ると、ニコッと笑った
?
レッド
脳が一瞬活動を停止する。
数十秒経ったあとのレッドは、息を呑んでいた
レッド
?
?
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
青年は少しトーンを落として自分の身体を見つめる
レッドもつられて見つめると、ある事を発見してしまう
レッド
見続けるうちに、後ろにある木が、彼で遮られているはずなのに見えてしまったのだ
つまり…「彼の体が透けている」としか言いようがない
そして、幽霊という事を示す決定的な証拠だった
幽霊と認めざるを得なくなって、驚きを隠せないレッドとは裏腹に、ケラケラと笑う青年。
「それにしても」と彼は口を開く
レッド
レッド
興味が湧いたのか彼は少し顔を近付ける
そんな中、レッドはけげんそうに言った
レッド
レッド
彼は口を噤んだ
ほんの少しの沈黙を、木々のさざめきで飾る。
すると、彼は優しげに笑いながら言った
レッド
レッドは質問した時よりも更にけげんそうな表情になる
レッド
レッド
レッド
レッドはいまいちよく分かっていないようだったが、はっきりと頷いた
だが、彼も心の奥底で感じ取っていた
レッド
初対面でこんなに……親しく話せたのは、レッドにとって彼が初めてだ。
レッド
彼は青を髪を揺らして、歯を見せてニカッと笑った
レッド
ブルーの瞳は深海のような深い青。
髪は無限に続く海のようだ。
____よく合っている。
レッド
ブルー
ブルー
レッド
ブルー
ブルーは内緒話をするみたいに声を潜めた。
レッドも身を乗り出す。
ブルー
レッド
今度はレッドが歯を見せて笑う
ちょっと嬉しそうな、その笑みをブルーに向けた
レッド
レッド