5人の過去は ＿ 。

人はとても忙しい。

暇な人だっているかもしれないけど 僕は決してそうじゃない。

今日もまた、考える暇もなく患者さんが沢山来る。

そして、必ずこう言われる。 「 実力のある医者なんだから、出来ますよね？」と。 それに対して僕は、「はい、手を尽くして見せます。」 そう返すしかない。だって僕は医者だから。 最善を尽くして頑張らなきゃ、人の命を救わなきゃ行けない。

重い期待を背負いながらまた今日も頑張らなきゃ。

ほら、また期待された。 いつもこうだ。期待に応えなきゃならない。 ウデマエの高い医者だから。 いつだって人の命を救わなきゃいけない。 そういう職業だから。 こんなに辛い職業だと知っていたら、きっと選んでなかったのに。

あぁ、辞めたいな。

顔などを見ても特に異変はなかった。 けど異変に気付いたのは腕を見てから。 腕には黒いモヤの様なものが付いていて、きっとこれが呪いなんだと思った。

でも、このくらいならきっと。 きっと治せる。いや、治さなきゃ。 …治療するかぁ＿＿＿＿ 。

怯えながら逃げていく人達。 中には自分の子供を置いていって逃げていく人もいた。…こりゃ酷いな。 さ、今日もぱぱっとやっちゃいますか。

刺したり斬ったりするだけ 。 俺の仕事はただそれだけだった 。 人を救ってるはずなのに何故か俺は嫌われてた。 なんでか理解できなかったけど 、別に好かれる必要も無いし 、どうでもいいよね 。w

あの陰口って俺に聞こえるように言ってんのかな？ てか、聞こえるように言ってたらそれはもう陰口じゃなくて悪口じゃね？別に、気にしてないんだけどサ。

でももうこんなこと辞めて普通に暮らしたいな。 なんでこんな家系に生まれたんだろ。 いっその事死にてー…… はぁ、疲れる。

ｶﾞﾁｬｯ

それだけ言って○○くんのお父さんは何処かに行った その後母さんが死んだことを聞いた。 いや、正確には殺されたということを。 父さんには ○○と関わるなと言われ、あの子の親にはどうしても勝てないんだ。ごめん。と泣きながら謝られ、自分は何をしたらいいのか分からなくなった。そこからはもう…何も覚えてない。

あれ…… ○○くんって誰だ …？

なんでだろう。急に大好きだった○○と関わるのを辞めろと言われた。理解が追いつかなかった。父さんが家を出てから僕は1人になった。あとから聞いた情報によると 俺の父さんが○○の母さんを殺して そのショックで○○は記憶を失ったということ 。 こんな不運にあうなんておもってなかった なぁ ○○、帰ってきてよ ……

ごめん ちょっとまってて 。とおらふくんにジェスチャーし 、依頼を受ける 。 そう 、俺はいわゆるなんでも屋だ 。 「なんでも屋」なんでもだから人を殺す依頼も受け付けてる 。 でもこんな仕事楽しくないし辞めたい 。 けど自分に出来ることはこれくらいしかない 。 おらふくんみたいになれたらどれだけ幸せか 。

ドズル 医者をやっている 重く期待され正直医者を辞めたい

ぼんじゅうる 力は十分にあり強く勇ましい。でも何故か嫌われていて、疑問を抱いている。 嫌われる原因は「黒く光る眼」と「一般人とのレベルの違い」だそう。

おんりー 小さい頃から○○と仲が良かった けどある日突然○○くんの親に母さんが殺される。原因は方向性の違い。 ○○くんと関わるのを辞めてからはショックで記憶がなくなってしまった。

おらふくん 昔からmenと○○と仲が良かった 自分の親が○○の親を殺した。父親にはもう○○と関わるなと言われ、そこからはmenと2人で生きている。でも、おらふくんは諦めずに○○を探し続けてるのだ。

おおはらmen おらふくんと昔から仲が良く、本名を教え合うくらいの仲。両親はどちらとも他界している。剣や爆弾を作るのが得意で「何でも屋」をやっているが、正直飽きてしまって辞めたい。けど自分はこれくらいしか出来ないからやるしかないと思い込んでいる。