空を見上げればそこには満天の星が広がっていた
綺麗だな
それが素直な感想だった。
こうして星を見ていれば自分の悩みさえ小さくなる
どのくらいの時間が経っただろうか
私はいつしかその綺麗な星に見入ってしまっていたようだ
そして戻ろうとしたその時___
雨が降ってきた
だけど空を見上げれば先程と同じような星空が広がっているだけ
そしてそこで私は気づいた
その水の正体は私の頬を伝った
あぁ...これは私の涙だ
そして私はもう一度空を見た
「星を数えよう」
そう言い私は星を数え始めた
大丈夫、数え終わる頃には涙が乾く
そしてまた一日が過ぎる
あぁ、今日も少しずつ生きていこう
コメント
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きゃみ(神)
れんら…?
あのね?一つ言わせて? 神じゃん