付き合って、1ヶ月が経った。
ないちゃんとまろちゃんといむくんで、ご飯を食べていた昼休み。
水.
……ねぇ、みんな

白.
ん、?

水.
実はね、…、僕のクラス、虐め?が起きてるっぽいんだ。

青.
ぽいって、どういう事?

水.
僕は見たことないんだけど、オーラがそんな感じで、…

水.
女の子同士のっぽいから、どうしようって、…

桃.
これは、……事件の匂いッ!!!

白.
どしたないちゃん

桃.
名探偵ないこの出番だな!!

白.
キャラ崩壊??

青.
かもしれん。

桃.
え、ちょっと、!?ひどくない??

流石におかしすぎる。
真面目な話をしているのに、ないちゃんは暴れている。
水.
あ、えっと、……喋っていいかな?

白.
あ、おん。どーぞ、

水.
それでね、?見てないからわかんないんだけど、…

水.
助けたほうが、いいかな、…?

白.
当たり前やろ。

青.
一周回ってばか?

水.
はぁ?バカじゃないんですけど。

水.
だって、…僕は見てないし、何か言われたら、…

桃.
…そういえば明日、いむのクラスに転校生来るんだよね?

水.
あ、うん。

ないちゃんは、いむくんの目をみながらそう言った。
悲しそうな顔をしていたのは、多分名探偵にツッコまなかったからだろう。
桃.
だったら、……その転校生と一緒に助けに行ったら??

水.
なんで??

桃.
だって、転校生強い人ってきいたから。

白.
どこからきいたん、それ

桃.
お母さん!うちのお母さんこの学校の教師だから

青.
まじかよ

水.
……じゃあ、明日…試してみるよ、

白.
あ、おん。頑張れ。

桃.
てかね、初兎ちゃん!実はまろと同棲することになったの!

白.
え、えぇ、!?、いつの間に、…!?、

青.
昨日

白.
昨日かい

桃.
だから、いむと同棲したら?結構楽しいよ!

白.
えぇ、で、でも、……っ、///

水.
僕は全然構わないよ?

白.
へぇ、!?、い、いむくん、……?、//

いむくんは、そうする気だった事は知らなかった。
でも、恥ずかしいし、朝の姿見られたくないし、……どうしよう、
水.
……まぁ、無理矢理じゃないけどさ、

水.
僕は、…かわいい初兎ちゃんが、みたいな、

桃.
いや、初兎ちゃんは普通でも可愛いよ

水.
あ、たしかに

白.
……い、いい、…よ、…///

水.
…、ふぇえ、?!、ま、マジで、…!?、

付き合っていいよって言った時と、ほとんど同じ反応をした。
青.
おぉ、よかったなぁほとけ

水.
え、あ、うん。ありがと

青.
冷た

白.
………やば、あと2分で休み終わんじゃん、…!?、

桃.
えぇ、嘘!??、やばいやばい、…急ぐよ!

白.
お、お邪魔します、……

水.
あがってあがって〜♪

お互い一人暮らしという事もあり、いむくんの家に住む事になった。
ウチはマンション住みだから、広い家がよかったのだ。
水.
初兎ちゃんさ、ご飯作れたりする?

白.
あ、おん、……作れって言われたら、…

水.
申し訳ないんだけど、……作ってくれない、かな?

白.
わかった。準備してからでもええ、?

水.
うん!ありがと!

なんとなくそんな気がしていた。
いむくん、見るからに家庭科とかできなさそうだったから。←
水.
あ、着替えは空いてるところに置いていいよ。

白.
ほんま、……?、じゃあここ借りるで、

暫くして準備が終わり、台所へと向かう。
いむくんはエプロン姿だったが、別に作らなくね?とか思った。
水.
あ、初兎ちゃんエプロン持ってきたんだ!

白.
まぁ、借りるのは申し訳ないから、…

水.
兎いるー!かわいいっ!!

白.
え、そう、…、?ありがと、…//

最近、かわいいって言ってくるときが多くなったな、……
嬉しいけど、それ以外にも言ってほしいと思ってしまう。
白.
えっと、何作ればいい、?

水.
生姜焼き!ちゃんと材料あるはずだし、できるかな?

白.
できるはず、……多分、

正直、あまり作らないから自信はないが、家庭科はできる方だ。
ちょっとだけ頑張りたい。
白.
(……よし、頑張るぞ!)

水.
、すごっ、!?!?

白.
どう、かな、…味とか、

水.
そうだね、食べよう!いただきまーす!♪

白.
いただきます、……

水.
……っ、!!、美味しい、…!!✨️

白.
え、あ、ありがとう、…///

水.
無限に食べれる、……✨️✨️

水.
え、てかこんな美味しいご飯食べたことないんだけど。え??

白.
そ、そんなん言われても困る、…!、💦

水.
あ、焦ってる!かわいいー!♡

白.
やから、……かわいくないからぁ、…///

水.
えー?、僕の中では初兎ちゃんが一番かわいいよ?

次の日、いむくんと廊下を歩いていると、騒がしかった。
どうやら、転校生がいるらしくて。
白.
……なんでこんなうるさいん?

青.
あ、しょにだ。おはー

桃.
なんかね、転校生がいじめられっ子?を庇ったらしくて

白.
初日から?

桃.
うん。名探偵ないこの出番はなかったよ、

白.
本気で行こうとしてたん?

桃.
え?うん

白.
病院行こ

桃.
な、なんで、!?

人混みであまり見えないけど、声の大きさ的にそんな気がした。
先生もいるけど、全然おさまっていない。
水.
ちょっと教室行けないんですけど、……

青.
………すみませーん、ここ通るので避けてくださーい、

水.
…あざす

青.
うぃっす

白.
(……軽いな、)

そう言うと、周りの人は避けてくれて、状況も見ることができた。
転校生らしき人が、女の子の前に立っている。
それを責めるかのように、周りに陽キャっぽい女子がいた。
あまりここからは見えないが、、…チャイムが鳴ると、周りがいなくなった。
白.
えっと、……まろちゃん、教室行く?

青.
あー、……せやな、行くか。

水.
え、僕あの中に行くの!?怖すぎるんですけど!?

桃.
ちょ、こえでかい!

そんな事を話しながら、各自自分の教室に入っていく。
お昼休み、弁当を食べながらいつもの3人と会話をしている。
水.
__でさ!ほんとムカつく!ね!初兎ちゃん!

白.
え?、あぁ、うん、…、

桃.
(絶対初兎ちゃん聞いてないじゃん、……w)

すると、突然屋上のドアが開いた。
開くことは普通だが、少し静かだった。
黃.
ん?先客がおるんか。ごめんな!

水.
あ、アニキー!

白.
アニキ、……?

見たことのない姿に戸惑いつつも、いむくんの話をきく。
水.
この人は悠佑で、僕はアニキって呼んでるの!

青.
じゃあ、俺もアニキって呼んでええか!?✨️

桃.
じゃあ私もー!

黃.
まぁ、構わんけど、……w…お前は?

白.
え、あぁ……えっと、……

考え事をしていると、いつの間にか回ってきていた。
頭を回転させ、出した答えは自分でも少し恥ずかしかった。
白.
……ゆ、悠、…くん、

黃.
おぉ、初めて言われるかもしれん。

水.
初兎ちゃん恥ずかしがり屋だもんねーw

そんな事を話していると、後ろからぴょこっと人が出てきた。
その人は、今朝見た人だった。
赤.
えっと、……りうらも、ここで食べていい?

青.
え、おん。構わないで?好きなとこで食べな。

赤.
ありがと、

白.
……なぁ、りうら、…ちゃん?

赤.
りうらでいいよ、

白.
…じゃあ、りうちゃん。

赤.
なに?

白.
りうちゃんって、……悠くんの事、…好きなん、…?(小声

小声で、興味本位できいてしまった。
でも、りうちゃんの顔は赤く染まる。
赤.
………なんで、わかったの、?…///

白.
……恋する乙女には目がないので、…

桃.
え?私のことじゃんそれ。

ないちゃんがいきなり食いつく。
気づいたら、男子組と女子組で分かれていた。
桃.
私ないこ!りうらって呼んでいいー?

白.
あ、せや。ウチは初兎。よろしくな、

赤.
あ、うん、…よろしく、

桃.
それでそれで?りうらはアニキが好きなの?どんなとこ好きなの?

赤.
……助けてくれたし、…優しいから、…///

白.
……よし、このないちゃんと初兎ちゃんに任せなさい。

桃.
任せなさい!

赤.
ど、どういう事、……?//

桃.
実は、…、私たちの頼りになる人がいまして、…

白.
その人達と協力して、恋を実らせて差し上げましょう!

赤.
い、いいの、……!?

桃.
だって私たち、友達でしょ♪

赤.
二人とも、……!ありがとう!

白.
……あ、そういえば…りうちゃんって、なんで虐められてたん、?

赤.
なんか、…、嫉妬?らしい、

白.
りうちゃんがモテすぎる美人女ってワケや

桃.
うん、これはどうすることもできないね

赤.
え、

白.
……まぁでも、悠くんがいる限り大丈夫だと思うで。

赤.
でもりうら、…アニキに、本当の姿見せてないし、…

桃.
あ、今は違うんだ?

赤.
うん。いつもはもっと前髪あげてるし、もっとテンション高い。

白.
じゃあ、その気になったら声かけてや。

赤.
な、なんで?別にいいけど、…

桃.
本当の姿で告白したほうが、相手も刺さるじゃんって話♪

赤.
そ、そういうものなの、…?

白.
やから、ちゃんと準備できてから、な?

赤.
わかった、……頑張る…!

赤.
あ、りうらもう行くよ。……それとさ、初兎ちゃん

白.
ん?

赤.
ほとけくんに、「助けようとしてくれてありがとう」って、伝えて。

白.
あ、おん。

赤.
じゃあね、……ありがとう!

桃.
いいえ!気をつけてねー!

ふたり……りうちゃんと悠くんが立ち去ると、自然とみんな立ち上がった。
青.
……なぁ、二人とも。

桃.
ん?

水.
……アニキとりうちゃんの、キューピットになろう。

白.
おお、両想いか。

桃.
決定。でも、開始は少し先でいい?

水.
うん。でもなんで?

白.
りうちゃんが準備必要な期間やからさ。

青.
……まぁ、虐めから解放されて少しやしな。賛成。

桃.
じゃ、キューピットになりましょう、

白.
なる

水.
右に賛成

こうして、ウチらはキューピットになるのであった、……
白.
……キューピットじゃなくて、もっとちゃんとした名前にしない?

青.
……クピド?

桃.
え、なにそれ?

青.
ローマ神話に出てくるやつらしいで。日本では「キューピット」

水.
ふーん、…そういう知識しかないんだ、

青.
あ?俺の方が成績いいかんな?

白.
あーもう、……二人とも、どーどー、…

桃.
馬じゃん
