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#オリキャラ
ロボットの王
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#ご本人様には関係ありません
楪羽*yuzuriha*
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コメント
1件
14話読了〜!📖✨ 悠真くんの冷静な判断力すごい…関東=魔境って言い切るセンス、痺れるわ😭💕 あと玲奈の能力の隠し制限、地面に足ついてないとテレポできないって…屋上戦闘のトラウマとリンクしてて胸がギュッとなった。透の過去パートも、辰三さんの一言が心に染みる展開で、この先どうなるか気になりすぎる…! 続きが待ち遠しいよ〜🌸
ミーンミンミンミンミン
8月16日 昼過ぎ
風見 悠真
ピロン♪
トットットッ
軽い足音が近づいてくる
悠真からすると、振り返らなくても誰だか分かっていた
撹乃 玲奈
日傘を差した玲奈が小走りでやってくる
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
差し出されたのは冷たいペットボトルのお茶だった
風見 悠真
受け取って、悠真は隣に座るよう促した
玲奈はベンチに腰掛けると、するりと 悠真の手に自分の手を重ねようとしてくる
悠真はすっ、と自然に手を引いて、ペットボトルを開ける動作に変える
玲奈は一瞬きょとんとした顔をしたが、すぐにいつもの笑顔に戻った
それから会話が一段落したところで、玲奈がふと真面目な顔になった
撹乃 玲奈
風見 悠真
風見 悠真
風見 悠真
風見 悠真
言われて、悠真の頭にあの光景が蘇る
視界に浮かぶ、見慣れた画面とは違う赤い点が一つ、地図上に灯っていた通知
一度目は8月8日の夕方に、観覧車から降りて、帰ろうとした時だ
10秒間、視界に割り込んできて茨城の〇〇に能力者がいることを示していた
二度目は8月15日の深夜に現れた
その時見えた点は、同じ茨城でも、前とは違う場所だった
風見 悠真
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
グイッ
玲奈が身を乗り出してくる
瞳がキラキラして、まるで旅行の相談でもしてるみたいなテンションだ
風見 悠真
撹乃 玲奈
悠真は一度、ペットボトルのお茶を半分飲んで、頭の中を整理する
風見 悠真
風見 悠真
撹乃 玲奈
風見 悠真
風見 悠真
風見 悠真
撹乃 玲奈
風見 悠真
撹乃 玲奈
風見 悠真
風見 悠真
玲奈は口を尖らせて、しばらく黙り込んだ
撹乃 玲奈
タンッ
ダッ!
悠真が空中を蹴って跳んだ
フワッ
2人が人目のつかない裏山に来たのは、能力の修行をする為だった
自分の身は自分で守れるように・・
風見 悠真
悠真は地面に足でつけた印から、跳び降りた場所の印まで歩いて、歩数を数えていた
風見 悠真
風見 悠真
撹乃 玲奈
風見 悠真
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
風見 悠真
悠真の胸の奥がざらついた
思い出したくもないのに、ふとした瞬間に蘇ってくる
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
風見 悠真
風見 悠真
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
風見 悠真
風見 悠真
ゴクリ
悠真は渡されたお茶を一口飲んで、間を置いた
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
風見 悠真
撹乃 玲奈
風見 悠真
風見 悠真
言いながら、悠真の脳裏に、あの日の光景がちらついた
落ちていく男の姿、光の粒になって消えていく様子を…
風見 悠真
風見 悠真
風見 悠真
風見 悠真
風見 悠真
撹乃 玲奈
撹乃 玲奈
風見 悠真
グシャ
右手に握られた釘バットが弧を描いて人間の左肩に叩き込まれた
鈍い打撃音の直後、釘が肉に食い込み、布地が裂ける音が倉庫に響いた
鮮血が噴き出し、地面に滴り落ちる
ガンッ!
ガンッ!
釘を肉に刺し、位置を固定すると・・・
その上からハンマーを振り下ろす
倒れた人間の腹に釘が打ち込まれた
男の仲間が遊び気分で倒れた人間たちに向かってカラースプレーを噴射した
兵庫県 〇〇町
ブロロロロッ!
夜の峠道に何台ものエンジン音が反響している
全てのバイクが赤信号も制限速度もお構い無しに走っていく
鎚水 透
鎚水(ついみず) 透(とおる)が乗ったバイクのスピードメーターがぐんぐんと上がっていく
キキーッ!
峠の頂上の見晴らしの良い駐車スペースに次々とバイクが停まっていく
煙草の煙とガソリンの臭いが混ざり、夜風は重かった
仲間1
仲間2
仲間2
鎚水 透
鎚水 透
離れた場所では、別の連中が腹を抱えて笑っていた
仲間3
鎚水 透
鎚水 透
鎚水 透
仲間1
鎚水 透
鎚水 透
鎚水 透
仲間1
仲間2
乾いた笑い声で溢れかえった
あれから月日は経過し、透が能力者になる1年前の夏の頃
コンビニの駐車場にバイクが並んでいる
自販機にもたれて、透は缶コーヒーを呷っていた
仲間たちはバイクに腰掛けたり、地べたに座り込んだりして、だらだら喋っている
ブロロロロッ…
知らない顔ぶれのバイクが6台、駐車場に入ってきた
仲間2
鎚水 透
チラっと見たが、この辺じゃ見ない連中だ
ガコン
バイクを停めた中の1人が透たちの方をチラッと見て、鼻で笑った
見知らぬ男
仲間2
鎚水 透
見知らぬ男
見知らぬ男
ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!
見知らぬ男の仲間たちも同じように笑っていた
ドスッ
見知らぬ男
ここは、透の縄張りだ
舐めた口叩かれて、黙っているわけにはいかないと透は思った
透の体は考えるよりも先に動き始め、 相手の顔面に拳を叩き込んだ
ガンッ ガンッ
倒れた男に容赦なく蹴りを入れる
仲間も便乗して、相手のグループに殴りかかった
駐車場は一気に乱闘騒ぎになった
拳を振るいながら、透はどこか冷めた目をしていた
乱闘騒ぎの末、相手のグループ全員が地面に転がっていた
誰も立ち上がろうとせず、呻き声だけが聞こえてくる
ペッ
唾を吐きかけて、透は仲間たちに向き直る
鎚水 透
鎚水 透
おう!
エンジン音を響かせて、透たちは駐車場を後にした
数日後の夜、1人で駐輪場に向かって歩いていると・・・
ヌッ…
暗がりから、黒のジャケットを着た男が2人、目の前に立ちはだかった
鎚水 透
男1
男1
男2
男2
鎚水 透
透の体中に、血の気が引く感覚が走る
鎚水 透
鎚水 透
ガシッ
男の1人が透の胸倉を掴み上げた
男2
男2
鎚水 透
もがくが、びくともしなかった
数の上でも、力の上でも完全に不利だった
男1
おいおい、こんなとこで何やってんだ?
その時、のんびりとした声が路地の入り口から響いた
鎚水 透
男たちはその声に反応して振り返った
立ってたのは、少し崩れたシャツを着た三十絡みの男だった
飄々とした雰囲気だけど、目だけは笑っていない
男1
鎚水 透
鎚水 透
辰三
辰三
男2
辰三
辰三
辰三
な?
辰三が男たちに近づいて透には聞こえない声で二言三言、何やら耳打ちをした
男2
パッ
透の胸倉を掴んでた手が離れる
男たちは辰三に軽く頭を下げると、そのまま去っていった
鎚水 透
透はその場で呆然と立ち尽くした
透には何が起きたのかよく分かっていない状況だった
辰三
鎚水 透
思わず透の口からは敬語が出た
そのくらい、目の前の男が只者じゃないことは直感で分かった
辰三
辰三
辰三はニカッと笑って、透の肩を軽く叩いた
鎚水 透
鎚水 透
辰三
辰三
その言葉に、透の中で何かがじんわりと温かくなった
親も、頼りになる大人も、まともにいた経験がない透にとって、その一言は思っていた以上に深く刺さった