ローゼ国立学園の入試試験は現代のものとは全く違う。
ローゼ学園のあるロシア政府の資金で作られた、ロボットを2人1組で一体倒すことである。
そのロボットは、国が作れる最大限の威力を50%搭載した、知能良し、体力良し、攻撃力良しのスーパーロボット。
ただの凡人、普通以下のものならば倒すことなんざ半径5mに入った地点で殺される。
だが、エスペランサに匹敵する能力を持つものならば、このような事準備運動に過ぎないという。
この入試試験で命を落とすのは毎年大体決まっており、半分程が星になっている。
国を、人類を救う者への道はそうそう甘くない。
副校長
それでは、同じ番号の者と一緒に戦って貰う。それぞれ指定された部屋へ移動せよ。

ディアナ
私の番号は...「226」ね。
ということは部屋はここ...
(部屋に向かって歩く)

その部屋は、さっきの運動場よりかは小さいが、自由に動き回れる程かなり広かった。
その部屋の10分の1辺りの面積で仕切られており、10分の1の場所には、一体のロボットがいる。
七琉
あ~!
ディアナちゃんじゃないですかぁ!
ディアナちゃんも「226」だったんですねぇ!
嬉しぃー💓💞

ディアナ
貴方は...?

七琉
私の名前はぁ、高成 七琉(タカナリ ナル)。「蜘蛛属性」ですよぉ。

ディアナ
そう。
(何処かで聞いた事ある名前...。けれど、TOP10には呼ばれてなかった。)
所で、何故私の名前を知っているの?

七琉
?
それはぁ、ディアナちゃんがTOP10で呼ばれてたから当たり前じゃあないですかぁ。
(つくつくと笑う)

ディアナ
それでも1回聞いただけで覚えるのは難しいと思うの。TOP3の「希求の少女」、ガブリエルやシャーロットなら分かるけど。

七琉
あぁ、
今日より前にもディアナちゃんの名前と属性、家族の事情位なら知ってましたよぉ。
「刃属性」。
地面や空中から刃を生み出せるんですよねぇ。
上手いこと使えば、あの「希求の少女」を越えるエスペランサになれるとかぁ。

ディアナ
よく知ってるのね。
上手く使いこなせるかどうかは分からないけれど、優秀なエスペランサになりたい。

七琉
家族事情はぁ...

ディアナ
それは喋らないで。

七琉
...

ディアナ
私だって自分から話したいタイミングがあるの。貴方に勝手にぺちゃくちゃ喋って貰っちゃ困る。

七琉
それはそれはぁ、大変失礼しましたぁ。
また今度、詳しく聞かせてくださいねぇ。

ディアナ
それより、もうそろそろ始まる。

七琉
そうですねぇ。
ディアナちゃんが先に攻撃してしまっては私の出番が無いので私が先に攻撃してもいいですかぁ?

ディアナ
別に私は早く合格したいだなんて思ってないの。
合格出来ればいいわ。
失敗はしないで頂戴ね。

七琉
なぁーに!
その時はディアナちゃんが助けてくれたらいいんですよぉ!
(あはは、と笑いながら言う。)

ディアナ
その時はその時よ。

副校長
(アナウンス)
これから、入試試験を始める。
開始と同時、クルィーロを発光する。
試験開始まで、
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
開始!!!!

ディアナ
ここで死ぬ訳にはいかない。七琉。貴方も全力を尽くして。

七琉
了解ですぅ

副校長
チリリン(鐘の鳴る音)

七琉
!?

ディアナ
この音は...合格者が出た時の報告音!!!!
まだ開始して1秒だったはず!?

副校長
(アナウンス)
最高記録、1.1秒、ペア814、
マリオネット・カルサーヴィナ
ライル・シャス!!!!

ディアナ
どうやらマリオネットが瞬間で倒したようね...

七琉
あ、ディアナちゃん!ロボットがこちらへきますぅ!!!!

ディアナ
!
(避ける)

七琉
危なかったですねぇ...
ではぁ、私から攻撃させて貰いますっ!!!!
蜘蛛闇っ!!!!
(手から黒いもやを大量に出す)

ディアナ
その黒煙の様な物は何?

七琉
この子達は、私の可愛い蜘蛛ちゃんですぅ。
蜘蛛ちゃん達は、害虫を食べてくれるんですよォ。

ディアナ
(この1つ1つが蜘蛛...敵を食べ尽くすのね。。。)

七琉
ちなみに、食べた分だけ食べるスピードがあがりますぅ。

ディアナ
!?
そうなの...
その食べた物の能力を得ることはある?

七琉
それわないですねぇ...とにかく食べるスピードだけがあがりますぅ。
(蜘蛛がロボットを覆い尽くす。が、ロボットは追いかけてくる。)

ディアナ
これ、食べ尽くすのにかかる時間はどれ位?
いつまでも逃げる訳には行かないのだけれど。

七琉
30分です!

ディアナ
30分!?
その間にこちらの体力が切れるわ。
私がトドメを指す。

副校長
チリリン
ペア147、4分
ガブリエル・ウルフ
ルイ・ベルナール!
チリリン
同じく、ペア528、4分!
シャーロット・ルイス
ウォン・ナリン!

ディアナ
(上位3人は既に合格したようね。)
串刺刃!!!!
(ロボットの地面から刃を生やし串刺しにする。)

副校長
チリリン
4分半!ペア226
ディアナ・ミールウィ
高成 七琉!!!!

七琉
ディアナちゃんのお陰で合格できましたぁ。やったぁ!

ディアナ
ふう。
それより、合格者は他のグループが終わるまでこの部屋で自由にしていて良いそうよ。座りましょう。

七琉
そ、その前に串刺しになってるロボットが居てはきになりますぅ...。あれしまってくださいよぉ。

ディアナ
失礼。
(地面から生やした刃をしまう。)

七琉
それにしても、ディアナちゃんのリヒト発動後の姿綺麗ですねぇ。
綺麗な銀髪。

リヒト発動後は、その属性を扱い安い姿に変身する。
その姿は自分では決めることが出来ない。
ディアナ
ありがとう。
貴方も毛先がピンクに染まってて素敵よ。

七琉
あ、これですねぇ。
可愛いですよねぇ。
自分でもきにってますぅ。!

ディアナ
...。
今更だけれど、何故日本人の貴方とロシア人の私が話せるのかしら。

七琉
あれ、知らないんですかぁ。
この地球の上には結界が張ってあって、その中に居る限りお互い言葉が通じ合えるんですよォ。

ディアナ
貴方は何でも知っているのね。
ロシア政府と関係が?

七琉
それは今にわかりますよぉ。

ディアナ
教えてくれないのね。
別に良いけれど。

七琉
だから今に分かりますってばぁ

ディアナ
(あくまでそれを通すか。)
それにしても、聞いた?先代のエスペランサの話

七琉
私が知らないとでも思いましたかぁ?
酷い話ですよねぇ。
同学年を全て排除した後、先生方も全て殺して逃げたとかぁ。

ディアナ
そいつの首はかなりの賞金がかかっているのだそうね。
この最新技術の進んだ地球を逃げ回るなんて不可能なのに。

七琉
まぁエスペランサな訳ですし、リヒトを発動したまま逃げてますからかなり手強いのでしょぅ。
現にそれから10年程経ってますしねぇ。

ディアナ
確かにそうね。
早く捕まるといいけれど。

副校長
(アナウンス)
全ての試験が終了しました。
合格者は制服、学校の資料を受け取ってから寮へ帰って下さい。

今年も受験生の半分が死んだ。
だが、本当の悲劇は
ここからだ。
人口低下計画が行われた本当の理由をまだ誰も知らない。
~あとがき~
永世のダリアを閲覧頂きありがとうございます⤵✨😌✨⤵
1話はもう既に投稿してますので是非そちらもご覧下さい。
フォロー、ハート、お待ちしております。