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あやや あいされ

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あやや あいされ

6 - 滝夜叉丸 × 綾部 ー言わずともー

♥

84

2025年04月06日

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三 _ "

はぁ、彼奴の感情は
何時になっても読めない 。

滝 _ "

... そうか?

タ _ "

わかりやすい時もあるけど
基本的には無だもんね ...

浜 _ "

可愛いのに勿体ねぇよな!

滝 _ "

...

三 _ "

なんだよ 。

三 _ "

お前が黙ると変な感じだ 。

滝 _ "

.. いや 、

滝 _ "

喜八郎は 、

滝 _ "

分かり易いと思うんだが 。

「 「 それはお前だけ!! 」 」

滝 _ "

... 全く 、彼奴らときたら、

滝 _ "

みんなまだまだだな 。

私は四年間 あのバカと 同室をしている

そして次第に名前を呼ばれるだけで 何をしたいかわかってしまう 。

腹が空いたとき

眠いとき

穴を掘りたいとき

1番わかりやすいのは

嬉しいとき 、照れてるとき

でもそんな愛いしい姿を 私しか知らぬのなら

それもまたいい

次第に口角が上がっているのを 抑えるため 、手を口に当てると

ふと目の前に 、大きな窪みを見つけた

綾 _ "

... ふぅ、

滝 _ "

... 喜八郎 。

綾 _ "

あ 、滝 ... どうしたの?

滝 _ "

...いや 、

滝 _ "

また穴掘りか?

綾 _ "

うん 、ターコちゃん

滝 _ "

それは何号目だ?

綾 _ "

これはねぇ 、まだ1号なの

滝 _ "

滝 _ "

もう半刻は経っているぞ 、

滝 _ "

どこか体調でも悪いのか?

綾 _ "

ううん 、これは特別なの

滝 _ "

.. 特別?

綾 _ "

うん 、これは立花先輩用 。

綾 _ "

だから 、丁寧に深く掘るんだ 。

滝 _ "

... 立花 、先輩か 。

ただひとつ 、この私でも 分からないことといえば

それは

喜八郎の恋路

わからないと言っても見当はつく

彼奴はきっと

立花仙蔵先輩を慕っている

それに伴って 、ひとつ分かりうるのは

この私の思ひも届かぬこと

この思ひは伝えることはないだろう

知られてもまずいから

綾 _ "

... ねぇ 、滝 。

滝 _ "

... 俺に結えと?

綾 _ "

うん、ほどけちゃった 。

綾 _ "

土で汚れるしタカ丸さんに
怒られちゃうもん 。

滝 _ "

仕方ない 、ほらこっちを向け

綾 _ "

わぁーい 、滝ちゃん好きぃ

滝 _ "

... っ !

滝 _ "

はぁ、貴様はまたッ ...

うなじに流れる一滴の汗

お日様の匂いがする その真っ白な首

美味しそう

綾 _ "

... ん 、滝 ありが (

綾 _ "

... んぅ " っ、♡

滝 _ "

ん っ....はぁ 、

滝 _ "

ってすまないッ .. !!

滝 _ "

... き、喜八郎 ?

綾 _ "

... っ 、

滝 _ "

すまない喜八郎ッ 、

滝 _ "

つい 、

滝 _ "

だから、泣くんじゃない 。

綾 _ "

.... 滝は 、滝はっ 、

綾 _ "

つい、好きでもない人の
首を噛むの、、?

滝 _ "

それはっ 、

綾 _ "

.. っ 、酷いよ

綾 _ "

滝なんか嫌いだから ッ!!

滝 _ "

...ッ !!

好きでもない人

否定したかった

お前が好きだとも言いたかった

でもどれと同時で

首を噛む意味 。 感じ取ってくれると思っていた

でも現実は甘くなかった 。

この優秀で 、知識とあれば 学年一位であるこの私が 喜八郎に気付かされてしまった

そうすれば 、私はヤツを追いかけた

滝 _ "

そんなに走っては
転んでしまうぞ!

大声で伝えても聞く耳を持たない

そんな彼をこの自慢の脚力で まんまと捕まえることが出来た

綾 _ "

離してよッ 、このバカ!!

滝 _ "

なっ 、バカとはなんなのだ!

綾 _ "

煩い!!!

ぶんぶんと腕を振り払おうとするも 私の握力に勝てるわけもなく 諦めたのか力を抜いた

滝 _ "

...少しは落ち着いたか

まだ少々息切れはしているが 多少の会話はできるだろう

滝 _ "

話を聞いてくれ

綾 _ "

話すことなんかないよ 。

なんど言っても喜八郎は 首を横に振るだけ

こいつの頑固な所が幼い頃から 常に苦手であった

だが 、歳が上がっていくにつれ 、 そんな幼い行動を愛おしく思うが やはり 、イラつくものはイラつくのだ

滝 _ "

いいから ....

滝 _ "

私の話を聞け!!!!

この私の発言に喜八郎は すっかり覇気を無くしてしまった

が 、私には関係の無いことだ

私にはどうしても今 伝えなきゃならんことがあるからな

滝 _ "

喜八郎 、私がいつお前を
好きじゃないといった?

綾 _ "

... ぇ 、?

滝 _ "

....そうやっていつも突っ走る 。

滝 _ "

そんなお前を私は
ほっては置けない 。

滝 _ "

それは 、私が ...
お前を好いているからだ

照れくさくもはっきりと 言ってやったのだ

すると 、小さく .. 僅かな声で

おやまぁ 、と頬を染めた 喜八郎と目が合った

その瞳には そそられるものがあった

気づけばじりじりと距離が近ずいて

ゆっくりと目を瞑る喜八郎を眺め

愛おしいとまた思う

あやや あいされ

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