梨倫
なんですか?
璃羅
なんで私もなんですか〜!
晴夏
だって、結城は学級委員だし、
吉木は結城の友達だろ?
吉木は結城の友達だろ?
璃羅
はい!梨倫のゆういつの友達です!
梨倫
うん。璃羅ちゃんには中学生時代から仲良くしてもらってます。
今年もよろしく。
今年もよろしく。
璃羅
こちらこそ!
晴夏
ま、そこで、一緒に手伝ってもらおうと思ってさ。
梨倫
何をですか?
晴夏
教科書運ぶの。
璃羅
わかりました〜。
梨倫やろ。
梨倫やろ。
梨倫
うん。
職員室
晴夏
はい、これ全部よろしく。
梨倫
これ全部ですか?
⬆︎がいくつもあると思ってください。
璃羅
さすがにきつい…
晴夏
文句言うなよ。俺も手伝うからさ。
さ、行こ。
さ、行こ。
璃羅
はーい。
10分後
晴夏
ありがとな、手伝ってくれて。
梨倫
いえ、じゃあ帰ります。
璃羅ちゃん、帰ろ。
璃羅ちゃん、帰ろ。
璃羅
うん。
じゃ、先生さようなら〜
じゃ、先生さようなら〜
晴夏
ちょっと待って、
俺も帰る。
俺も帰る。
璃羅
え、いいんですか?
生徒と帰っちゃって…
生徒と帰っちゃって…
梨倫
なんか言われたら
言い返せませんよ。
言い返せませんよ。
晴夏
大丈夫。ちょっと前を歩くから。
梨倫
わかりました。
喋りかけないでくださいね。
喋りかけないでくださいね。
璃羅
訴えられたらこっちも
迷惑しますから。
迷惑しますから。
晴夏
わかってるわかってる。
早く帰ろ。
早く帰ろ。
少し飛ばして自宅
梨倫
ただいま。
って、誰もいないんだった。
って、誰もいないんだった。
梨倫
(お母さんたち、今日から海外旅行か。私も行きたかったな〜)
ピーンポーン(インターホンの音)
梨倫
はーい。
晴夏
どーも。入っていい?
梨倫
なんで先生が来るんですか!
晴夏
はーい、プライベートでは、
先生呼び禁止。幼馴染だろ。
先生呼び禁止。幼馴染だろ。
梨倫
はい。それで、晴にぃはなんでうちに来たの?
晴夏
母さんが海外行ってて、鍵忘れちゃって…1週間、泊めてくれないか?
梨倫
別にいいけど…
うちもお母さんたちいないよ。
海外行ってるから。
うちもお母さんたちいないよ。
海外行ってるから。
晴夏
あ、そうなんだ。
まぁいいや。梨倫いるし。
まぁいいや。梨倫いるし。
梨倫
じゃあお風呂入る?
晴夏
うん。
梨倫
お父さんの服借りてね。
置いておくから。
置いておくから。
晴夏
ありがとう。
ちょっと飛んで一週間後
教室
璃羅
あ、梨倫おはよう!
梨倫
おはよう。璃羅ちゃん。
晴夏
おはよう。席座れ。
出席取るぞ。
出席取るぞ。
クラスの子
先生!おはよう!
晴夏
おはよう。
じゃあ出席取るぞ。
1番〇〇、2番〇〇…
じゃあ出席取るぞ。
1番〇〇、2番〇〇…
梨倫
(ハアハア、やばいかも。)
梨倫は心臓病を持っています。 (ちなみに、このことを晴夏知っています。)
晴夏
31番〇〇、32番結城。
結城?いないのか?
結城?いないのか?
梨倫
ハアハア、助けて…
璃羅
梨倫?大丈夫?
保健室行く?
保健室行く?
晴夏
結城、大丈夫か?
晴夏
おい!誰か結城がいつも持ってきてる
大きいバック知らないか?
大きいバック知らないか?
璃羅
後ろのロッカーにあります。
晴夏
じゃあ、吉木はそれを持って
付いて来てくれ。
付いて来てくれ。
璃羅
はい。
晴夏
他のやつらはホームルーム
続きやっておいてくれ。
続きやっておいてくれ。
クラスの子
わかりました!