死人病院

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ

小島さんは、 意識の無い少年を抱えていた。

ナースに明無くんを頼み、 改めて小島さんに向き合う。

小島さんは首を振る。

遂にこちらにも被害者が…

早く、この騒動を治めなければ…！

余り人の居ない廊下を走る。

この惨状が始まってから、 おおよそ五時間。

私達の奮闘も意味がなく、 どんどん人が死んでゆく。

一度離れて様子を見にいくも、 分かった事は一つ

死んだ人は必ず1人でいた事のみ。

とある部屋の扉を開ける。

扉を開くと、 倒れた黒髪の少女が1人。

お腹を何かで貫かれて 意識が無い状態のようだ。

生きてはいる。

なら、早く目当ての物を回収して 処置室へ連れて行かないと…

_ｻﾞｼｭｯ

そんな音と同時に見えた、 胸元から出た刃。

そのまま意識は遠のいていった。

ﾊﾞﾀｯ

_ｻﾞｻﾞｯ

倒れたひとたち、広がったあかいち

_ｻﾞｻﾞｯ

目の前、たおれた紫髪と、 灰色髪のおんなのこ。

_ｻﾞｻﾞｯ

ｻﾞｻﾞｯ

目が覚める。

壁にもたれ掛かって 寝てたみたいだ。

何やってたんだっけ…

月杏とりっつんは…？

横に手を伸ばすと、 りっつんの手に触れる。

そうだ、ちょっと思い出した

何で思い出せなかったんだろ…

…

今、始まってから何時間なんだろ…

…何だか、嫌な予感がするな

終わりです〜 頑張って書いたよ褒めて！！！ え、前回からめっちゃ時間経ってるって？ …知らね（） 次は平和な番外編書きます！ バイ主〜