TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

貴方に触れたい。

一覧ページ

「貴方に触れたい。」のメインビジュアル

貴方に触れたい。

3 - にわ

♥

1,411

2020年08月11日

シェアするシェアする
報告する

ガタッッッ!!

大きな音とともに、

桃くんがベッドから落っこちた

!?大丈夫!?

も~、何触ろうとしてんの

…だって、

やっぱり、触れたかったんだもん

目に涙が滲む

あーあー…、泣かないで…

ぎゅー、して。

……無理かな、

……ポロポロ

好きな人に触れられないなんて、

こんな辛いこと他にあるだろうか?

っも~、仕方ないなぁ…

赤、こっち向いて

ん、なに…

ボフッ

へ、なにこれ…

俺のパーカー、それ着ていいから。もう泣くな。

…ん、ありがと……ポロポロ

泣くなって〜!

桃視点

俺は今日も、

青と橙の惚気話を聞く

んでさ!大好き、って言って抱きついてきたんやで!?

黄くんなんか、自分からキスしてくるんだよ!?

あー、はいはい

いや適当に流すな!

やー、やっぱり好きな人とキスできるっていいね

ハグも最高やで?……あ、桃は…

あ、ごめん

大丈夫。気にしてない。

うそ、

めっちゃ気にしてる

正直赤に触れられないのは本当にきつい

できることなら、あの小さい体を

ギュッと、思いっきり抱きしめたい

あの綺麗な唇に、キスだってしたい。

でも、それが許されないのだ。

俺がASなんかじゃなければなぁ……

ぼんやりとつぶやくと、橙が

ASじゃなくなる薬とかないん?

と聞いてきた。

ない

あるわけねぇだら

そんなんあったらとっくに行為だって終えてるわ

……というか、

やっぱり1番は、「桃くんに触れられない」って泣いてる赤を見てるのが辛い

赤はデートに行くと、いつも手を繋いでいるカップルを羨ましそうに見ている

「て、繋ぎたいなぁ」

なんて、無茶なお願いもしてくる

俺だって繋ぎたい

普通のカップルのようになりたい

でも出来ないんだ

……このままだと、赤はずっとつらいままだ

あー、俺、決めたわ

え、なに?

赤と別れる

……は?

展開早くて草

♡500〜続き

貴方に触れたい。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,411

コメント

33

ユーザー

早くみたいなぁぁぁぁぁぁぁ

ユーザー

好きすぎて辛い 好きすぎてモアイ🗿

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚