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雪山の中に建つ、大きな屋敷
そこには、狩人として名を知られていた父と、家柄を誇りにしている母
そして両親から溺愛されている兄が暮らしていた
その家の中で、俺だけはいつも居場所がなかった
母
母
兄と比べられることも、もう慣れていた
母
so
そう言われ、家の外へ追い出された
しばらく、その場に立ち尽くしていた
白い息が空へ消えていく
so
帰ったところで、自分を待っているのは冷たい言葉ばかり
どこへ行くのかも分からない
ただ、家から少しでも遠くへ行きたかった
so
so
白い鷲
一羽の小さな鷲がいた
so
まだ幼い
その脚には、狩猟用のくくり罠が絡みついていた
so
so
鷲は怯えたように翼を動かす
so
罠を外そうとした
けれど、子どもの力ではなかなか外れない
so
指先が痛くなっても、諦めなかった
so
何度も罠を動かしているうちに、ようやく罠が外れた
so
so
鷲はじっと見る
白い鷲
so
鷲は俺の前まで歩いてくると、ゆっくりと頭を下げた
so
俺の手に、そっと嘴を近づけた
so
淡い青白い光が、俺の手を包んだ
so
光は一瞬で消える
so
すると鷲は翼を広げた
大きく羽ばたき、雪空へ飛び立っていく
鷲は一度だけ空中で旋回すると、俺のいる場所へ向かって鳴いた
白い鷲
so
鷲の姿が雪の向こうへ消えていく
そのときの俺は知らなかった
この小さな命との出会いが
10年後、自分の人生を大きく変えることになるなんて
新連載
助けた鷲が人間になって恩返しされました
#snjn
おいちゃん
856
#生徒会
桜瑠璃(3代目)高浮上?
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