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百鬼夜行Side

翌日

朝の教室

またあいつが来るのか。

あの障害者。

声が出ないからって

私、可哀想

だとか、どうせ思ってんだろ?

事故ったくらいで。

道路に飛び出るほうが悪いっつーの。

あ、来た。

和菓子

ししゃもちゃんおはよう!

なにも喋らないで

手を振るだけ。

なんであんなやつと

和菓子は仲良くしてんだか。

私の席の後ろに

ししゃもが座った。

なんでこいつが後ろなんだよ。

ムカつく。

和菓子

あれ?ししゃもちゃん、そのカバンのストラップ、前の?

和菓子

つけてくれたんだ!嬉しい!

和菓子

私、家にあるリュックにつけてるの。

キャッキャうるさいなあ。

なんで黙ってるやつに

そんなに話しかけんだよ。

こいつも障害者か(笑)

和菓子

ねえねえ百鬼夜行ちゃん、これ、かわいいよね!

私にふってくんなよ。

百鬼夜行

···まあ。

和菓子

まあって酷い!

私関係ないし。

ししゃもビクビクしてんじゃん。

それくらい気づけよ。

いじめのこと知らないのか?

んなわけないか。

私がししゃもいじめてることなんて

クラス全員知ってんだから。

ていうか

眠いわ···。

担任

···夜行さん。

担任

百鬼夜行さん。

ん?

ああ、寝てたのか。

担任

授業中に寝ないで。

百鬼夜行

んじゃ保健室行くわ。

保健室

うるさい担任。

まあ、いじめに気づかないアホだし

悪くは無いな。

保健室の岩田いないし。

もうちょい寝れるな···。

あの障害者

和菓子のこと

警戒しているような···。

ま、和菓子見たいな偽善者

信じなくて当然か。

でも、自分に優しい相手に

警戒なんて

普通するか···?

とりま、寝よ。

続きます。

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