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酒井葉月
そう私がつぶやくと理央がふと立ち止まって言った
高峰理央
酒井葉月
高峰理央
高峰理央
酒井葉月
なんでそんな事言うの。 そう思ったのに、言葉にはならなかった
だって─────
それは昔、悠翔が言ったのと同じセリフだった
1年前、二人で歩いてた道。 あの頃と何もかもが重なって見えてしまう
酒井葉月
高峰理央
高峰理央
高峰理央
酒井葉月
高峰理央
懐かしいって言葉が胸に刺さる
本当に、"知らない人"なの? それとも私の知らないフリに付き合ってくれてるの?
分からない。でも今はまだ踏み込めない
酒井葉月
酒井葉月
高峰理央
振り返らずに歩き出した背中に 「本当は誰なの?」なんて聞けるはず無かった
だけど──胸の奥では、
確実に何かが動き出していた