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後編 契約
沈んでいる子がいた
その子は、前わたしを助けてくれた子だった
どうして、この子がこんな目に
名前は、確かそらちゃんだったと思う
今にも、死にそうだった
急いで、陸にあげなきゃ
陸に、あげたらちゃんと息をしていた
ほっとして優しく陸に寝かせた
わたしは、助けてもらった時からずっとそらちゃんが好きだった
こんな、ところで会えるのとは思ってなかったけど
そして、そらちゃんが起きたらずっといっしょにいられるようするんだ
さな
ねぇそらちゃん
そら
なに？
さな
わたしと、ずっといっしょにいられるようにこれ
そら
？
そら
これ、契約書？
さな
うん、契約してくれたらずっといっしょにいられるよ
そら
そうなんだ
そら
じゃあ契約するね
さな
えっいいの？
そら
うん、いいよ
さな
やったー♪
すいる
契約して、二人共幸せになると良いね
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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