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真司/しんじ
ヤバイヤバイヤバイ
先輩
いや、どうした
真司/しんじ
チョー怖いんですけど
真司/しんじ
俺死ぬのかな...
先輩
おいおい
先輩
そう、早まるなよ！
先輩
何があった？
先輩
言ってみろ
真司/しんじ
では遠慮無く
真司/しんじ
俺って、アパートに住んでるじゃないすか
先輩
おう
先輩
そうだな
先輩
今度行かせてくれよな
真司/しんじ
怖いんで来たら返しませんけど
真司/しんじ
まあ、今回はアパート関係ないんですけどね
先輩
いや、何でアパート言った？
真司/しんじ
それで、昨日の事なんですけど
先輩
お、おう
真司/しんじ
夜中、ベットに入ったら
真司/しんじ
何か、バイオリンの音が聞こえたんすよ
真司/しんじ
それも、めっちゃ不気味で
先輩
バイオリンの音なら良いじゃないか
真司/しんじ
何が良いんですか
真司/しんじ
あ、そっか
真司/しんじ
先輩バイオリンやってますもんね
先輩
今度聞くか？
真司/しんじ
遠慮します
真司/しんじ
真司/しんじ
どう思います？
真司/しんじ
夜中にバイオリンって...
真司/しんじ
幽霊がバイオリンって思うと俺...
真司/しんじ
死ぬのかなって...
先輩
俺、お前ん家行きたい
真司/しんじ
え？
真司/しんじ
何でですか急に
真司/しんじ
しかも、今の話聞いて！？
先輩
だって、バイオリン仲間だもん
真司/しんじ
霊でもありとか、どんだけ悲しい人なの！？
先輩
うるせー！
先輩
さっさと案内しろ！
真司/しんじ
は、はいぃ！
外
真司/しんじ
先輩ひどいっすよ〜
真司/しんじ
急に先輩に、家に連れてけ！何て言われたら
真司/しんじ
断れないじゃないですか
先輩
ははっ
先輩
すまんすまん
真司/しんじ
あっ、もうすぐですよ
先輩
先輩
(ん？)
先輩
(待てよ...)
先輩
(もしかして...)
真司/しんじ
付きました
真司/しんじ
どうぞ、入って下さい
先輩
お、おう...
真司/しんじ
先輩、やっぱ帰りません？
真司/しんじ
俺、怖くなっちゃいました
先輩
お前んちってアパートだったんだな....
真司/しんじ
さっき、言ったじゃないですか！
真司/しんじ
どうしたんですか？
先輩
あのな...
先輩
言いにくいんだけど...
先輩
俺、お前んちの上に住んでるんだわ
真司/しんじ
え！
真司/しんじ
そうなんですか！
真司/しんじ
偶然ですね〜
先輩
それで....
先輩
あの....
真司/しんじ
はい？
先輩
そのバイオリンの音ってやつな....
先輩
先輩
俺が弾いてたやつだわ...
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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