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私は未来が見える装置を作った
これから起こることを阻止したい…
菜々香
未来を変えたい……
菜々香
はぁ……
菜々香
なんでよ…なんで…
菜々香
私の彼氏が死ぬ未来が出るのよ！
菜々香
行動をしよう
明日の2時50分15秒に車に跳ねられる
なぜ跳ねられるかは分からないが…
きっと、運転手が居眠りしていたんだろう
菜々香
この装置は自分の未来が見えないんだよね…
菜々香
はぁ……
菜々香
明日遊びに誘ってエスコートしなきゃ
菜々香
ねぇー琉仁～
琉仁
お？どした？
菜々香
明日遊べる？
琉仁
おう！
菜々香
じゃあ、山崎公園に集合ね
琉仁
おけ！
翌日
菜々香
よし！
菜々香
やほ～
琉仁
やほ！
菜々香
じゃあ行こっか！
菜々香
(2時49分……あと少しだ)
菜々香
車来ない……
菜々香
大丈夫か
琉仁
ん？
琉仁
って！おい！
菜々香
？
ｷｷｰｰｯ
琉仁
とりゃ！
菜々香
(琉仁が私を押し倒して……)
ﾄﾞﾝｯ!!
菜々香
えっ？
琉仁
あ……はは
琉仁
良かった…菜々香…が助かっ……て
菜々香
いや……
琉仁
ｸﾞﾌｯ
菜々香
琉仁！琉仁！
そして、私は気づいた
未来は…変えられないんだ
菜々香
琉仁……
菜々香
私は、1つ
菜々香
この出来事で分かったよ
菜々香
この未来が分かる『便利道具』は―
―貴方が私を愛してるかの証明道具―
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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